5月14日(土)と15日(日)、幕張メッセでは『KCON 2022 Premiere in Tokyo』が開催され、2日間で約4万人が来場。アイドルとのコミュニケーションを久々に”体感”した。またオンラインでも、世界中のK-POPファンがリアルタイムでKCONを一緒に楽しみ、オンラインとデジタルを合わせたハイブリッドフェスティバルとして新たな歩みを見せた。今回はそんな雰囲気を伝えるべく、実際に現地へ足を運びライブレポートをお伝えする。
「エモすぎます。『PRODUCE 101 JAPAN』の1と2のメンバーが一斉に、それも初めて揃ったなんて。すぐにデビューできたメンバー、そうではないメンバーがこの場で再会したんですから。コロナで声を出すことはできなかったけど‥ずっと踊ってました」

(ⓒ CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved)
会場内にせり出したサブステージ近くで観覧したファンは、そう語っていた。
5月14日(土)と15日(日)、千葉市幕張にて開催された『KCON 2022 Premiere』。『KCON』はサムスン系のCJ ENMが2012年からスタートさせた”世界最大級のK-Cultureコンベンション”だ。
日本では2015年に始まったが、2020年、21年はコロナ禍のためにオンラインイベントのみの開催に。
2022年からオフライン開催が復活。8月にLA、10月に日本でKCONを開催予定だ。それに先立ち、この5月には”Premiere”として幕張のほか、ソウル、シカゴ、ロサンゼルスの計4都市で行われる。
そのうち、今回の日本会場での本公演は、独自のカラーのあるものになった。史上初にして最後になる可能性もあるのではないか。
“日本人メンバーだけでのKCON”
5グループが集まり、全28曲を披露したのだ。それは尖っていながらも、とても優しいものだった。

コンベンション会場内でのステージでは”Dugeun Dugeun Quest”のSHOWに本公演出演者が登場。15日の17時45分からはINIがよりファンと近い距離でトークを展開した。
2日目、15日夜の公演のオープニングではINI(アイエヌアイ)が『Rocketeer』、OCTPATH(オクトパス)が『IT’S A BOP』をサビのみ歌うと、続いてのグループは会場中央のステージから登場した。
円神(エンジン)が『ENJIN』、OWV(オウブ)が『UBAUBA』、JO1が『無限大(INFINITY)』をサビのみ歌う。会場全体を使ってのウォーミングアップ。そんな演出だった。
続いてのオープニングMCでは、古家正亨氏からこんな呼びかけが。
「声は出せませんが、皆さんにはペンライトという武器がありますから」
そして、2日目のみMCを務めた元IZ*ONE(彼女もオーディション番組出身)の本田仁美が韓国語で挨拶した。
「韓国でご覧の皆さん、楽しい時間をお過ごしください」
このコロナ時代、KCONはオンラインとオフラインのハイブリッド開催への新たな取組を打ち出している。遠くから配信で見ている人たちへの配慮だった。
さらに、J01のリーダー與那城奨が意気込みを語り、オープニングを締めくくった。
「気合い入れていきますんで、よろしくお願いいたします」

(ⓒ CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved)
ステージの前半では、OCTPATH、円神、OWVそして韓国からTO1(ティーオーワン)が映像で登場。
パフォーマンスのみならず、オフライン開催ならではのトークでも雰囲気を盛り上げた。客席からのリアクションがあってこそのものだ。
ファンがオンライン上(公式YouTubeのコメント欄)に寄せた質問が大きくモニターに映し出され、それにメンバーが答える。
OWVに対しては「今年やっていきたいことは何ですか?」という質問がステージ上で紹介された。
メンバーから「コロナ禍で来たグループ。仲が良いから、全員で今年は旅行に行きたい」と答えが出た。そして「どこに行きたい?」という話に。
「温泉」
「遊園地」
「海でサーフィンもいいね」
全員がバラバラ。
さらに最後には「水族館」。旅行で水族館に行きます?
さらに『KCON 2022 Premiere』の共通テーマ「ドゥグンドゥグン(두근두근/どきどき)」に関するゲーム”ミートアンドグリート”も行われた。
MCから「カメラを向けるから、ファンがドキドキすることを言って」というお題が出される。
INIの他のメンバーが「愛してるよ」などとささやく中、松田迅はチョイスは秀逸だった。
「俺か、焼肉か選べ」

K-POPグループも多く参加する釜山ワンアジアフェスティバルの告知ブースなどに今回参加のグループへの応援メッセージが寄せられた。
その後、PRODUCE 101 JAPAN SEASON1からデビューした、この日の出演者の中では一番の先輩格、JO1が登場。
そこにゲストとしてPENTAGON(ペンタゴン)のユウトが姿を表すと、ステージ進行はぐっと「練習生時代からの成長」を印象付けるものとなっていった。
韓国系オーディション番組での合格者の”先輩格”でもあるユウト。J01のメンバーの中でも、かつて(PRODUCE 101 JAPAN参加前に)PENTAGONのバックダンサーだった連との再会を喜んだ。
「日本で公演する時に、ダンサーを務めてくれた蓮くんと同じ舞台に立っているという漫画のような世界」(ユウト)
その後、ユウトとJO1は、ともにPENTAGONの『SHINE』を披露。
続いて、各グループが韓国語楽曲をカバーした。
・EXO『Growl』INI
・Kep1er『WA DA DA』OCTPATH
・IZ*ONE『Airplane』円神
・BTS『IDOL』OWV
・Stray Kids『Back Door』JO1
・BTOB『Missing you』INI
さらにJO1が『僕らの季節』と公開直前の新曲『With Us』をサプライズ披露して盛り上がりを見せると、エンディングではPRODUCE 101 JAPAN SEASON1、SEASON2のメンバー総出演で2曲が披露された。
まさに、この場でしか見られない風景だった。そして各自が成長したからこそ可能なこと。
『ツカメ ~It’s Coming~』全員
『Let Me Fly ~その未来へ~』全員
エンディングに向けてぐっと盛り上がりを見せたステージ。
幕張での公演は「日本人だけのK-POPコンサート」という「尖った個性」を刻み、幕を閉じた。

Dugeun Dugeun CAFÉで販売されていた“JO1ドリンク”
実のところ、現場を見て感じた雰囲気は「とてもよくコロナ対策のマナーが守られている」といったところだった。他のスポーツなどのイベントで起きている「思わず大声が出てしまう」といった一幕もなかった。
多くの女性ファンがペンライトを振る姿を風景。逆にもう少し進行役から(あるいは構成台本で)「会場の拍手を煽る」あるいは「ペンライトを会場内のブロックごとに振ってみて、全体で綺麗に見せる余興」といった”演出”があっても良かったのではないか。そんなことも思ったくらいだ。
しかしそれは記者(40代男)のかなり余計なおせっかいだった。サブステージ近くで観覧したINIファンの男女グループは「かなり盛り上がって、良かった」という。
「ペンライトをずっと振っていました。メンバーはもちろん客席の方に目を配ってくれていたんだけど、そこにコミュニケーションがあったと思うんです。”声はまだ出せないんだよね、分かってるんだよ”という」
『KCON 2022 Premiere』。2022年の今しかない形で楽しめるイベントだった。いつかきっと「あれもまた、楽しかったね」と振り返る時が来るはずだ。
(撮影・文 吉崎エイジーニョ)
PRODUCE 101 JAPAN
2019年9月25日から日本で放送開始したオーディション番組で、Mnetの「PRODUCE(プロデュース)」シリーズの日本版である。愛称はプデュジャパン、プエクジャパンなど。
国民プロデューサー代表は、お笑い芸人・ナインティナインが務める。
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