JYJのパク・ ユチョン(박유천 32)が、自身初となる日本でのソロツアー「SLOW DANCE」を完走し「爽やかでドキドキして春らしいライブです」と清々しい笑顔で語った。

唯一無二の歌声を持ち、歌唱力に定評のあるJYJのパク・ ユチョン(박유천 32歳)が、3月21日東京・武蔵野の森総合スポーツプラザメインアリーナにてソロツアー「2019 PARK YUCHUN TOUR CONCERT ‘SLOW DANCE in JAPAN’」の最終公演を開催した。

JYJ パク・ ユチョン (박유천)

JYJ パク・ ユチョン (박유천) 
(出典:cjesエンターテインメントInstagram)

パク・ ユチョンは「最終公演なので緊張しているんですよ。今感じている気分は100%ピュアな気持ちで幸せ。毎日この気分を感じていたいな」というMCからスタートさせ、観客たちを一気にユチョンワールドへ惹き込ませた。

この日の公演ではパク・ユチョンを驚かせようと、バラード曲「いばらの藪」の際に“携帯のライトを照らす”という観客によるサプライズ演出が行われ、これを目にしたユチョンは感動で目頭をおさえる姿を見せた。

この時の心境を「皆さんの演出、とても感動しました。ステージから見ているととても綺麗で、どういう景色なのか皆さんにもおみせしたいな…でもちょっと眩しかったけれど(笑)」とユーモアを交えて流暢な日本語で語った。

また「今度ジュンスのライブに行きますよ。次はジェジュンですね。今は皆バラバラで活動していますが、いつか3人で…JYJとしてまた活動したいですね」と語ると、観客からは惜しみない拍手が送られた。

公演の中では、パク・ユチョンらしいしっとりと聞かせる日本語のバラード曲「ひまわりの約束」「レイニーブルー」なども準備され、情感あふれる歌声で観客を魅了した。

また最新アルバムのリード曲であり、パク・ユチョンの新境地となったラテン調の新曲「Slow Dance」では、一層アップグレードしたダンスを披露し、会場をダンスフロアに一変させ観客から熱を帯びた歓声を得た。

今回の公演でパク・ ユチョンは、バンドによる生演奏をバックに華やかなステージを作り上げ「Strong」「Magic」などの最新曲から「あなたのお財布にはいくらの愛がありますか」「ふりかえればすべての道が思い出だから」の定番バラードなど、豊かな見どころで約2時間で16曲を披露した。

さらにパク・ ユチョンは、アンコール曲でドラマ『トキメキ☆成均館スキャンダル』のOST「チャジャッタ(찾았다)」を熱唱しながらアリーナ席を巡り、観客たちと近くで疎通し温かさを加えた。

パク・ ユチョンは最後に「アルバムの準備から今まで本当にありがとうございました。みんな愛しています。また会いに来るからね」とし「最近、皆さんに申し訳ない気持ちと有難い気持ち、いろいろで涙もろくて。これからも皆さんの横にいますからね、今後も一緒に行きましょうね」と、彼特有のソフトな声で優しく語り掛け、ほんの少し涙を浮かべながらファンと次回また会うことを誓った。

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