デビュー1年目と思えぬ活躍を見せているIVE(アイブ)。しかし、彼女たちの活躍が話題に上がるのと同時に、韓国オンラインコミュニティーでは議論につながる投稿が上がる頻度も増えた。最近は、過去に配信された動画で見せたメンバー同士のやりとりが議論になっている。

韓国のオンラインコミュニティーに、「現在、議論中のIVE(アイブ)の動画どう思う?」というスレッドが上がった。

デビュー1年目と思えぬ活躍を見せているIVE

デビュー1年目と思えぬ活躍を見せているIVE (写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

どうやら最近、第4世代ガールズグループを代表する活躍を見せる彼女たちの周囲が騒がしくなっているようだ。

IVEは、デビュー曲『ELEVEN』で、地上波3社のトリプルクラウンを含む13冠、『LOVE DIVE』10冠、『After LIKE』10冠に加え、デビュー10カ月にして音楽番組で33冠を達成。

韓国国内チャートでも、BLACKPINK(ブラックピンク)やTWICE(トゥワイス)にも負けない成績と人気を誇っており、世代交代のシンボルとも称されている。

しかし、彼女たちの活躍がメディアに取り上げられると同時に、”議論ネタ”がオンラインコミュニティーに上がる頻度も増えている。

今回、オンラインコミュニティーに上がったスレッドも、今年(2022年)1月に動画配信サービスV LIVEで配信された映像がきっかけのようだ。

議論となっているシーン。イソが着ている服のタグを確認している

議論となっているシーン。イソが着ている服のタグを確認している (画像出典:V LIVE)

この日のV LIVEは、ユジン、ウォニョン、イソの3人が登場。議論となっているのは、ウォニョンの言動だ。

まず、ファンのコメントに目を留めたユジンが、「これ気になる。そうなの? イソの服」と質問。

するとウォニョンが、「そう。私がレコーディング室の時に着てたと思う」とイソが着ているボーダーの服を指さし、「これ自分で買ったの?」と聞いた。

「レイさんの服だけど」とイソが答えると、「本当? 待って、タグを見せて」と襟についているブランドタグを確認しようとする。

直接タグを見たユジンが「違う、違う」と笑顔で教えると、ウォニョンは「すごく似てる。私も勘違いした」と伝え、最後は「どっちもかわいいね」と言い合い、この話題は終わった。

このやりとりだけだと何が議論になるのか想像しがたいが、どうやら「タグを見せて」と言ったことに引っかかった人がいたようだ。

そして、その一連のやりとりを伝える投稿がSNSに上がると、「ウォニョンの態度は、相手が気分を悪くするかもしれないので無礼だ vs 無礼ではない」の議論が浮上した。

韓国のネットユーザーの反応は、「タグを見るのはちょっと失礼」「まさかブランド物か、偽物かを調べたってこと?」「違う人のだって言ってるのに・・、イソは寂しかったかも」と、ウォニョンの行動を残念に思うコメントも。

しかし一方では、「そもそも何を確認したくて、タグを見たの?」「ブランドを確認? それともメンバーの名前が書いてあるとか?」など、「ウォニョンの意図がわからないから、何とも言えない」という反応も上がっている。

また、「宿舎が同じだから、服や洗濯物が混ざることだってある」「誰の服なのかを確認したかっただけでは?」など、「タグを確認することに特に大きな意味があった訳ではない」と考える声も上がった。

中には、「急に昔の動画を持ってきて、議論に上げるのは止めてほしい(泣)」「議論を巻き起こして、メンバーを攻撃するのは本当にやめて!」など、議論につながるような投稿自体をする人に訴える、ファンの声も見られた。

このような議論が浮上するのは「それだけ人気となった証拠」と考えることもできるが、アンチファンがアイドルの過去の言動や行動を掘り起こし、議論に持ちかけることもあるようだ。

今回の議論も、まだデビューから1年も経っていない彼女たちの活躍ぶりを、快く思っていないアンチファンが起こしたのだろうか。

IVEの快進撃を阻もうとする議論ネタが、彼女たちとファンの心を傷つけているのが残念だ。

(構成:酒井知亜)




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