過ぎた11月5日に新曲「FLOWER SHOWER」で久々のカムバックを果たし注目を集めていたヒョナ。彼女は昨日11月28日に自身のインスタグラムに長文を投稿し、文章中で彼女自身が抱えている病を告白した。勇気を出して自身の病を公表したヒョナに対しネット上からは多くの応援の声が届けられている。

歌手のヒョナが自身が抱える病を告白した。

先日11月5日に新曲「FLOWER SHOWER」とともにカムバックを果たしたヒョナ(ハングル 현아)。
ファン達への感謝を忘れず、活発に音楽活動を行う彼女には多くの関心が集まっていた。

そのような中、昨日28日に空を写したような写真と共に長文の文章を自身のインスタグラムに投稿した彼女。
当文章内でヒョナは自身が抱えている病を告白した。

うつ病、パニック障害、迷走神経性失神を抱えていることを公表したヒョナ

今回SNSを通じて自身が抱える病を告白下ヒョナ(出典:ヒョナ公式INSTAGRAM)

未成年でデビューして間もなくスターの地位を手にしたヒョナ。
成人になってからは自身に伴う責任感を抱えつつも、舞台に対する意欲を原動力に活動を続けていた彼女は、自身の身に起こっている異変にすら気付かなかったとのこと。
しかし、今から3年前の2016年に病院を受診した際に彼女は“うつ病”と“パニック障害”を患っていることを意思から告げられた、ということを文章中で明らかにした。

続けて上記の病に加え、“迷走神経性失神”という一時的に脳全体に必要な血液が十分に行き届かなくなり意識を失ってしまう状態に陥るという病を抱えているということも告白した。
“迷走神経性失神”の症状が現れた当初彼女はパニック障害の症状の一つだと思っていたとのこと。
しかし、病院で検査を受けた結果、医師からは上記の病が診断されたそうだ。

文中では“舞台に立ちたいけれども、自身が頻繁に倒れたり苦しんでいる事を知れば誰も自分のことを求めてくれなくなるのではないか”という不安からこの事実を誰にも知らせたくなかったという思いを抱いていたことも正直に明らかにしたヒョナ。
だが、自身が倒れる度に罪悪感を感じていたという彼女は、今回勇気をだして自身の闘病の事実を告白するに至った、と語った。

うつ病、パニック障害、迷走神経性失神を抱えていることを公表したヒョナ

長文に渡って慎重に自身の病を告白したヒョナ…(出典:ヒョナ公式INSTAGRAM)

今回のヒョナの告白を受け、韓国ネット上からは

「ヒョナ、勇気を出して教えてくれてありがとう、心も体も良くなるといいな」
「病を抱えながらもいつもステージに最善を尽くしていたヒョナを応援する。頑張ってヒョナ」
「同僚達が次々と去っていく状況の中で、どうか悪質コメントは止めて欲しい、助けて欲しいといっている様に感じられて心が痛い…」
「いつもヒョナのことを愛している人がいると言うことを忘れずに悪い考えをしないようにこれからも頑張ってほしい」
「大変なら大変って言ったって良い。いつも強くいようと無理をしないで、笑っているのも泣いているヒョナも全部応援するよ」

という彼女の告白に対する感謝の声や、彼女を励まし、応援する声が非常に多く届けられた。

今回ヒョナが告白したうつ病やパニック障害等といった、心の病に苦しんでいる人が多い現代。
しかしその一方で病が目に見えない分、病に対する理解を得ることは困難であり、ヒョナも語ったような“見放されてしまう不安”から自身の苦しみを隠し、一人で辛さを抱えている人も多いであろう。
そのような人々にとって今回のヒョナの告白、そして彼女の病に理解を示す世間からの多くの声は、彼らの希望になったことが推測される。

今回の投稿の中で“自分自身を愛し、大切にしたい”、“今のように勇気を出して正直でいたい”という言葉を残したヒョナ。
今後の彼女の抱負の様にも感じられる当言葉は多くの人の胸に残ったであろう。

当投稿を行った彼女の勇気に応え、心無い言葉が溢れる世の中も少しずつでも変わっていくことを願わずにはいられない。

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