• BTS(防弾少年団) ジョングクの路上喫煙疑惑を巡り、ネットでバトルが勃発している。
  • ネットユーザーが、「不法」や「ポイ捨て」など事実確認が取れていない内容で彼を非難し始めると、ファンが強く反発。
  • するとネットユーザーの標的が、ジョングクから彼を擁護するファンへと変わり、一部のファンを挑発するように‥。

BTSのジョングク (画像出典:BTS 公式X ※Twitter)

韓国のオンラインコミュニティーやSNSで、BTS(防弾少年団)ジョングクの“ある映像”が話題になっている。

それは、米国でパパラッチが撮影した、ジョングクと思われる人物がレストランの店先で喫煙している映像だ。

ジョングクは、1997年生まれの26歳。若く見えるが、彼はもう立派な成人。SNSでは「ジョングクの喫煙、一体何の問題があるの?」といった反応も上がっている。

しかし、「ジョングクが禁煙区域で喫煙し、吸い殻を路上にポイ捨てした」といった内容の投稿が拡散され、ネットユーザーが「禁煙区域での喫煙は不法行為だ」などジョングクを非難し始めた。

すると、事実確認がされていないデマを広めたと、国内外のARMY(アーミー:BTSファン名称)が激怒。

一部のファンは、ジョングクが居たとされる場所のキャプチャー画像を上げ、「路上にタバコの吸い殻はない」と主張し、「吸い殻ではなく、火種を捨てただけだ」などと釈明している。

さらに「禁煙区域での喫煙」という指摘には、あるファンが直接、映像に登場した現地のレストランに電話で確認。実際の通話内容を公開するなどして反論する事態まで起きている。

レストランに問い合わせたファンによると、お店の外や出口は喫煙可能区域であり、多くの人がその場で喫煙しているという。

またファンは、撮影されたカリフォルニア州のビバリーヒルズの法律を確認し、指定されたエリアでの喫煙は法に触れないことを伝えた。

しかし、ネットユーザーの批判は相次ぎ、オンラインでは、依然として白熱したバトルが繰り広げられている。

この状況について、エクスポーツニュースなど韓国メディアは「ジョングク本人への批判というより、彼を擁護するファンをからかう行為に近い」と分析している。

ネットユーザーは、ファンが熱心に反発や反論をすればするほど、さらにファンを挑発して面白がっているというのだ。

ファンは「ジョングクを非難するため、全ての行動にケチをつけている」「禁煙区域だと議論を作り上げ、喫煙行為をからかうなんて」「路上の映像をアップするのはプライバシー侵害」と該当映像を見ている人や嘲笑に対し、不快感を訴えている。

また一方では、「映像はジョングクではない」と否定し、「悪質な合成」だと主張するファンもいる。

これに対し、ネットユーザーからは「自分が持っているスターのイメージが壊れることを恐れている?」「アーティストをありのまま受け入れるのがファン」「必要以上にジョングクを擁護しすぎでは?」といった苦言も聞こえている。

そしてネットユーザーの攻撃の矛先は、「路上喫煙」や「タバコのポイ捨て」疑惑が上がったジョングクではなく、彼を擁護するファンへと変わった。

「本人じゃない」と強く否定するファンに向けて、ネットユーザーの挑発はさらに悪化。ネットバトルは、ますますエスカレートしている。

酒井知亜

韓国のデパ地下が大好き、酒井知亜です。韓ドラファン歴が長いですが、主にK-POP関連の記事を発信しております。韓国SNSで話題の最新イシューやスターの気になる素顔などを、読者のみなさんにわかりやすく伝えることをモットーに奮闘中です。

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