BTS(防弾少年団)のジョングクが、新ヘアスタイルで注目を浴びた。彼のヘアスタイルは、1970~80年代にかけて世界の有名人が、こぞってこのスタイルにしたほど大流行したもので、最近、韓国のアーティストたちも再びオシャレヘアとしてチョイスしている。

BTS(防弾少年団)が広告モデルを務める空気清浄機『Coway(コーウェイ)』が、7人の新ビジュアルと動画を公開し、耳目を集めた。

BTSの新ビジュアルを公開したCoway

CowayがBTSの新ビジュアルを公開した。(画像出典:Coway Global Twitter)

5月16日にお披露目された新たな広告写真で、7人は真っ白なスーツに身を包み、清涼感と初夏の始まりを感じさせる。

併せて公開された30秒ほどの動画では、ジンとジョングクの2人がソファーに座っているシーンから始まり、カメラが徐々にズームアウト。

RM、SUGA、J-HOPE、ジミン、V(ブイ)が様々な場所から登場し、7人が揃うと”COMING SOON”と表示される。

https://twitter.com/Coway_Global/status/1526067922300715009?s=20&t=piGUM5aAFtfNPlJksS8gFA

この動画が公開されると、ジョングクの新たなヘアスタイル”マレットヘア”に、世界の音楽ファンが反応した。

まず、米音楽マガジンのビルボード(Billboard)が「ジョングクがマレットヘアを披露し、ARMY(アーミー:BTSファン名称)たちはツイッターで心から喜んだ」と報告し、米芸能マガジンのKoreabooは「BTSジョングクが新ヘアスタイルを披露し、インターネットを爆破させた」と、ファンの熱い反応を伝えた。

さらに、グローバルビューティーマガジンのAllueも「ジョングクがマレットヘアの時代を再び開き、ファンを熱狂させた」と記載し、世界中のARMYの視線を捉えていることを報じている。

“マレットヘア”とは、1970年代から80年代にかけて大流行したヘアスタイルで、日本では”ウルフカット”として知られている。

このヘアスタイルの代表的アーティストとして、多くの人々が思い浮かぶのは、デヴィッド・ボウイではないだろうか。

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また韓国では、1985年からアメリカで放送されていたドラマシリーズ『冒険野郎マクガイバー(邦題)』が大流行し、”マレットヘア=マクガイバー”というイメージを持つ世代も多いという。

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そんな”マレットヘア”だが、近年の韓国アーティストがこのスタイルをして見せ、さらにはジョングクが披露したことで、再び流行の兆しかとささやかれている。

2017年、BIGBANG(ビッグバン)のG-DRAGONが、自身のインスタグラムに投稿した写真で、彼のピンクカラー&マレットヘアーが話題となった。

"G-DRAGON"だからこそ違和感なく似合ってしまう

“G-DRAGON”だからこそ違和感なく似合ってしまうヘアスタイル。(画像出典:G-DRAGON 公式Instagram)

同年にEXO(エクソ)のベッキョンも『Ko Ko Bop』カムバック時にこのヘアスタイルを披露、新たな魅力を見せつけた。

ベッキョンのマレットヘアは、妖艶さが漂っていた

ベッキョンのマレットヘアは、デヴィッド・ボウイを彷彿とさせる妖艶さが漂っていた。(画像出典:ベッキョン 公式Instagram)

また若手俳優のファン・イニョプが、tvN『女神降臨(2020)』の劇中マレットヘアで登場、2021年はSEVENTEEN(セブンティーン)メンバーのウジが襟足を伸ばすなど、”懐かしいヘアスタイル”ではなく、すでに現代のオシャレヘアスタイルとして、定着しつつあるようだ。






BTS

BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。

HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。

デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。

ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。

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