- 今から8年前の2015年5月、BTSはデビュー3年目にして、初めて音楽番組で1位を獲得した。
- 当時、K-POP担当だった記者が、彼らからサイン入りCDをもらったというエピソードを紹介している。
- そこには「僕たちがどこまで行くのか見守ってほしい」という直筆のメッセージが書かれていた。

BTSは6月13日でデビュー10周年。10年前の初々しいデビュー当時。 (写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
グローバルグループ、BTS(防弾少年団)がデビュー10周年を迎えた。
今から10年前の2013年6月13日、彼らは大手事務所から華々しくデビューを飾った、訳ではなかった。
今でこそ大きな社屋ビルを構える所属事務所HYBEも、当時は小さな芸能事務所の一つに過ぎず、売れるまでの道のりは平坦ではなかった。
10代の気持ちを代弁するヒップホップアイドルとして芸能界入りしたBTSは、“学校三部作”の第1弾となるデビューアルバム『2 COOL 4 SKOOL』を発売し、歌と刀群舞で目を引く。
しかし、新人グループが続々と誕生する中で、中小事務所のBTSはデビュー後の約2年間、目立った成果を出せずにいた。
そして2015年4月、“学校三部作”に続く、“青春三部作”の第1弾『花様年華 pt.1』を発売。彼らは、“青春”について歌い始め、“花様年華”シリーズが幕を開ける。
『花様年華 pt.1』のタイトル曲は『I NEED U』。これまでヒップホップ色が強かったサウンドから、大衆的な爽やかなメロディーにシフトチェンジ。そしてこの曲が、BTSにとって大きなターニングポイントとなる。
この時BTSはデビュー3年目。『I NEED U』で、韓国の音楽番組で初めて1位を獲得。そしてここから、BTSは輝かしい歴史を刻み始める。

2015年5月、音楽番組『THE SHOW』で初めての1位を獲得 (画像出典:THE SHOW 公式Twitter)
当時のBTSについて、映画コンテンツを主に紹介する韓国メディア、マックスムービーの記者(A氏)が、興味深いエピソードを伝えている。
それはちょうど8年前、BTSが『I NEED U』の活動で、音楽番組に出演する日のこと。A氏は歌謡担当記者として、KBS2『ミュージックバンク』やSBS『人気歌謡』などの音楽番組の控室を訪問しながら取材していた。
控室は出演グループが多い時は、他のグループと一緒に使用しており、その日、別の新人グループと話をしていたところ、一緒にいたBTSにも会うことができたのだという。
年齢的に、10代の感性の“学校三部作”(『2 COOL 4 SKOOL』『O! RUL8,2?』『Skool Luv Affair』)よりは、『花様年華 pt.1』に共感したA氏は「個人的に今回のアルバムの方がさらに良い」といった内容の話を交わしたそう。
すると彼らは、自分たちの音楽をよく見てくれたことに対する御礼と共に、直筆のサイン入りCDをくれたという。

2015年4月発売『花様年華 pt.1』Concept Photo (画像出典:BTS 公式Facebook)
残念ながら、その後A氏は、歌謡担当記者を外れたため、BTSときちんと挨拶を交わしたのはこの時が最初で最後。映画担当となってからは、BTSがK-POPの歴史を新しく描いていく姿を、楽な気持ちで見守っていたそうだ。
しかし、2~3年くらい前、家の整理をした際、収納棚に置いていたBTSのサイン入りCDを手に取りビックリ!
アルバムのジャケットカバーに、彼らからのメッセージが書かれていたのだという。
「감사합니다! 저희 어디까지 가는지 앞으로도 더 지켜봐주세요! (ありがとうございます! 僕たちがどこまで行くのか、これからももっと見守ってください!)」
A氏は「“どこまで行くのか見守ってほしい”という言葉が意味深長じゃないか」と、まるで予言していたかのようなメッセージに驚く。
そして「あの時、BTSは想像できただろうか。自分たちが、K-POPグローバルブームの主役になるということを」と、感慨深そうに当時の出来事を振り返った。
2015年、念願だった音楽番組での1位を獲得したBTSは、2020年にリリースした楽曲『Dynamite』が、ビルボードメインシングルチャート“Hot 100″で韓国アーティスト作品初の1位を記録。
続けて『Life Goes On』では、ビルボードチャートの歴史上、韓国語の歌で初めて1位となり、今では世界で活躍するアーティストにまでのぼりつめた。
そしてA氏は、10周年を迎えた日、BTSの第2幕について「きっと何でもできそうな気分」と心境を伝えたリーダーRMの言葉を紹介し、「第2幕を開けた彼らがどこまで行くのか、これからももっと見守りたい」と伝えている。
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