「パワポで作ったの？」BTSジョングクの韓国ファンが新曲のカバーデザインに憤り

BTS(防弾少年団)のジョングクが、2曲目のソロシングルを発売することを発表した。
嬉しい知らせにファンは大喜びだが、一部の韓国ファンは、所属事務所に対して怒りを噴出させた。
理由は新曲のカバーデザイン、韓国ファンは「パワーポイントで作った？」「クリエイティブとは程遠い」と皮肉っている。

9月29日に2ndソロシングルを発売する、BTSのジョングク (画像出典：BTS 公式X ※Twitter)

BTS(防弾少年団)のジョングクが、ソロとして2曲目のデジタルシングルをリリースすることを発表した。

9月23日(現地時間)、米ニューヨークのセントラルパークで開催された『Global Citizen Festival 2023』に出演した彼は、K-POPソロアーティスト初のヘッドライナーとして登場。

ステージの最後、舞台上の大型スクリーンに、“JUNG KOOK”と“3D”の文字が映し出されると、会場に集まったARMY(アーミー：BTSファン名称)からは大きな歓声が上がった。

新曲のタイトルは『3D (feat. Jack Harlow)』。手の届かない相手への気持ちを1、2、3次元の視線でウィットに表現したR&Bポップジャンルの曲になっているという。

7月に『Seven (feat. Latto)』でソロデビューを飾ったジョングクは、米ビルボード“HOT100”での1位をはじめ、数々の偉業を達成した。

その記録がまだ新しいため、ファンの間では、新曲リリースはもう少し先になると予想されていたが、『3D (feat. Jack Harlow)』の発売は9月29日午後1時と、すでに目前に迫っている。

次から次へと押し寄せてくるメンバーの新しい活動情報に、ファンは嬉しい悲鳴を上げているが、ジョングクの新曲のカバーデザインが公開されると、韓国ARMYが怒りをぶちまけ始めた。

ジョングクの新曲『3D (feat. Jack Harlow)』のカバーデザイン (画像出典：BIGHIT MUSIC)

怒りの矛先は、BTSの所属事務所であるBIGHIT MUSICに向けられている。理由は、カバーデザインがあまりにもシンプルすぎたからのよう。

韓国のオンラインコミュニティーには、「パワーポイントで作った？」「大学生が作ったみたい」「小学生の時、フォトショップを独学した時でもこうはしなかった」とデザインを皮肉るコメントが目立つ。

また「これが試案でなく、完成作だって!?」「クリエイティブとは程遠い」「正直、デザインチームを全部変えないといけないと思う」「BTSが稼いでくれたお金を全部どうした？どこに投資した？」など、事務所に対する厳しい意見が飛び交っている。

さらには「本当に適当すぎる‥」「誠意というものが見えないんですけど‥」「もう本当にいい加減にして。一度や二度じゃないし‥」「最近はアルバムやフェスタの時のタイムテーブルのデザインなどもダサくなったよね」と、「今回だけではないよ！」といった指摘も上がり始めた。

BTSのデビュー10周年を記念した楽曲『Take Two』のカバーデザイン (画像出典：BIGHIT MUSIC)

一部の韓国ARMYの投稿を見ると、最近では、去る6月のBTSデビュー10周年を記念したデジタルシングル『Take Two』のデザインも評判が良くないようだ。

「『Take Two』は本当に微妙。あの幼稚なデザインは何‥」「初めて見た時の衝撃はすごかった」「私も『Take Two』からひどいと思う‥。いくら実物CDのないデジタルシングルだからといって適当すぎる」などの反応が見られる。

また、BTSのコンサート会場で映し出されたスクリーンの演出にも話題が及び、「スクリーンの効果、ふざけてるのかな？ムカつく」「お願いだから担当を替えて」と否定的なコメントが上がり、それを見たファンからは「そうそう！スクリーンの効果がメンバーの姿を全部隠しちゃうという歴代級におかしいことも起きたね」と指摘した。

一方で、「メンバーの好みだったらどうするの？」「アーティスト本人の意見を反映したのか知りたい」「もしメンバーとも協議していたり、メンバーの好みを反映したものだと情報が出たら、すぐに態度を反転させそうだから私は黙ってる‥」と心配するファンも。

事務所の仕事に対して、日々目を光らしている韓国ARMYの怒りは、オンラインコミュニティーを中心に広がっている。

ジョングク『3D』Hero Film 01

酒井知亜

韓国のデパ地下が大好き、酒井知亜です。韓ドラファン歴が長いですが、主にK-POP関連の記事を発信しております。韓国SNSで話題の最新イシューやスターの気になる素顔などを、読者のみなさんにわかりやすく伝えることをモットーに奮闘中です。

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