インスタントラーメンの”ブルダック”で有名な三養食品の副会長が、BTSのジミンに感謝の気持ちを伝えたと話題になっている。どうやらジミンがブルダック麺をおいしそうに頬張る姿が海外ファンの間で大きな注目を集めたため、商品の売上に爆発的な影響を及ぼしたようだ。

韓国で有名な食品メーカー、三養食品のキム・ジョンス副会長が、BTS(防弾少年団)のジミンに感謝の気持ちを伝えたと話題になっている。

世界的な人気を誇る、BTSのジミン

世界的な人気を誇る、BTSのジミン (写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

“ジミン”という強大なブランドパワーが、韓国グルメを世界中に広めるという大きな役割を担ったようだ。

三養食品とは、激辛インスタントラーメンの”ブルダック”シリーズを展開している有名な食品メーカーで、韓国初のインスタントラーメン「三養ラーメン」を発売した会社でもある。

“ブルダック”商品は、最近は日本でもよく見かけるようになったため、パッケージに描かれた独特なニワトリのキャラクターを見れば、すぐにわかるだろう。

三養食品が販売している人気のプルダックシリーズや三養ラーメン

三養食品が販売している人気のプルダックシリーズや三養ラーメン (画像出典:三養食品 公式Instagram)

この三養食品のキム副会長が、8月16日に放送されたSBS『食者会談』に出演し、ジミン効果による売り上げ増加を明かした。

この日の放送では、韓国料理のKカルチャーマーケティングについて話が交わされたが、キム副会長は、ブルダック麺の海外人気について言及している。

近年ブルダック麺は、海外で熱い反響を受けており、2017年に輸出1億ドルを達成後、2022年にはなんと4億ドルという記録的な売り上げを目前に控えているそうだ。

キム副会長は、「今まで海外で30億個以上販売された。全世界の人口のうち40%は召し上がった」と、ブルダック麺がグローバルな人気があることを伝えた。

続けてキム副会長は「私はBTSが好きだ」と告白し、ジミンが普段からプルダック麺を好んで食べる姿を公開していることから、「ジミンによる広告効果を十分に受けている」と明かした。

ブルダック麺を食べるジミン

ブルダック麺を食べるジミン (画像出典:V LIVE)

過去にジミンは、宿泊先のホテルで、ルームサービスの食事と一緒にプルダック麺をおいしそうに食べる様子を、V LIVE(動画配信サービス)で公開している。

ジミンがその時に食べていたのは、黒いパッケージのブルダックポックンミョン。商品名が映らないよう気を配って食べていたジミンだが、すぐに商品が特定され注目を集めた。

この他にも、度々ブルダック麺を食べる姿をジミンが披露したことで、特に海外ファンの間で大きな話題を集め、売上上昇に爆発的な影響を及ぼしたようだ。

また、YouTube(ユーチューブ)では、ジミンを真似して、辛さを我慢しながら食べる”辛さチャレンジ”ブームまで巻き起こす事態となった。

Kカルチャーと韓国料理のグローバル化は、もはや切り離せない関係だ。

ジミンを見ると、食べたくなりませんか?

ジミンを見ると、食べたくなりませんか? (画像出典:V LIVE)

番組の中でキム副会長は、プルダック麺の人気について、ジミンによる売上効果に感謝を伝えつつ、「それでも基本的な味と製品力が良かったために起きた現象だと思う」と商品への自負心を披露する場面があった。

しかし、ジミンがブルダック麺の世界的な人気を後押ししたのは明白だ。

ジミンは意図して見せてはいないものの、ジミンが身に着けたもの、食べたものなどはたちまち”完売”となるほど、爆発的な人気と影響力を持っているからだ。

今回、三養食品の副会長がジミンについて言及した、というニュースが世界中に広がれば、またさらに商品が人気となる可能性がある。

きっと今、ジミンがおいしそうに食べている写真を見て、「私もブルダック食べたい!」と思った人も多いはず。

(関連記事)ジミン (BTS)のおかげで韓国のB級グルメが世界で売れている!?

(構成:酒井知亜)





BTS

BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。

HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。

デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。

ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。

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