アジアの歌姫と呼ばれ、世界的なアーティストとなった韓国人シンガーのBoA。優れた才能と華麗なキャリアを持ちながらも、その人生は波乱万丈だったよう。
アジアの歌姫と呼ばれ、世界的なアーティストとなった韓国人シンガーのBoA。日本でも数々のヒット曲を放ち、キュートなビジュアルと抜群の歌唱力で多くのファンを掴んだ。
実はBoAの実兄もエンターテインメント業界に身を置く人物。兄のクォン・スヌク氏は、広告やミュージックビデオを手掛ける監督として活躍しており、兄妹が揃って才能を発揮し韓国芸能界を盛り上げている。
華やかな活躍を見せるクォン・スヌク氏だが、先ごろ自身のインスタグラムを通して、末期がんの闘病中であることを公表した。
この投稿に対し、妹のBoAをはじめ、日韓のBoAファンからも多くの応援コメントが寄せられており、多くの人々が彼の回復を祈っている。
家族の病に心を痛めているBoAは、心休まる日々を過ごせていないように映る。
昨年末には、韓国に帰国の際、処方薬の通関手続きがされてなかったことから、ネガティブな話題でマスコミを賑わせてしまい、何かと心労を負っているかのようだ。
輝かしいキャリアと栄光を掴み、後輩アイドルたちのロールモデルとして尊敬されるBoAであるが、その人生は波瀾万丈であった。
厳しい経済状況ながらも豊かな音楽性を育んだ幼少時代
母ソン・ヨンジャと放送局に勤めていた父クォン・ジェチョルのもとに生まれ、2人の兄とともに幸せな日々を送っていたBoA。
しかし、放送局を辞め、流通業を始めた父親の事業が失敗。その後、父親が選挙(地方選)に出馬するも2度に渡り落選するなどし、家庭の経済状況は厳しさを増していった。
その結果、都心から地方への引っ越しを余儀なくされたものの、豊かな音楽性を育むには最適の場所だったようだ。
努力を重ね、掴んだのはチャンスと成功
そのようななか、転機が訪れたのは小学生の時。
次兄に連れられてショッピングモールのダンスコンテストに参加したBoAは、そこで抜群のセンスを発揮し、派手なダンスを披露。これを見た多くの有名芸能事務所から、数々のラブコールを受ける事になる。
晴れて、韓国の3大事務所の1つである”SMエンターテインメント”の練習生となったBoA。
夢に向かって努力し続けていたが、その一方で家庭の経済状況は回復せず、自宅が競売にかけられることになってしまう。その後、倉庫のような家で生活を送りながらも貧しさに負けることなく、2時間もの時間をかけてレッスンに通っていた。
韓国、日本、そしてアメリカへ。念願の歌手デビューの結果は
このような生活を3年ほど送ったBoAは、遂に念願の歌手デビューを果たす。
2000年に韓国で発表した1stアルバムには錚々たる作曲家が名を連ね、初のアルバムであるにもかかわらず、30億ウォンをかけた一大プロジェクトを背負う大型新人として注目を浴びる。
韓国芸能界に華々しく登場したBoAは、その1年後に日本でのデビューを叶えた。
だが、その時に行われたショーケースで思わしくない結果を招いてしまい、そのトラウマから舞台恐怖症になってしまう。しかし、それに屈することなく、山積みとなった課題を前にトレーニングに打ち込んでいたそうだ。
その努力が実り、4thシングル『LISTEN TO MY HEART』が空前の大ヒットを記録。これによりBoAは、韓国だけでなく日本でも人気歌手としてその名を広めることになる。
日韓で数々の成功を収めた彼女は、アメリカでのデビューも予定されていたものの、所属事務所内に起きたトラブルによりその夢は泡と消えてしまった。
以後、韓国にて、精力的に新譜のリリースやコンサートを行い、その一方でオーディション番組の審査員を務めるなどし、あらゆる分野にて才能を開花。常に全盛期をキープし続けるアーティストへと成長した。
持っている才能を存分に発揮し、国民から多くの愛を受けたBoAだが、1つだけ得られなかったものがあるそうだ。
それは、学歴だという。中学校を首席で卒業したBoAだったが、殺人的な多忙スケジュールにより高校への進学を諦めることになった。
しかし、デビューしてからもコツコツと勉強を重ね、韓国の高校卒業認定試験に合格。このほか、3カ国語を操るなど才女の一面を見せ、勉強に関しても相当の努力家であることを証明している。
1人の幼い女の子からアジアの歌姫となったBoA。
彼女の夢は「これからも好きな仕事をして、いつも楽しく暮らしていきたい」ことだという。世界中にいるBoAのファンも同じ思いを抱えていることだろう。
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