今年3月にBIGBANG(ビッグバン)脱退と芸能界引退を表明したV.I(スンリ / 本名 イ・スンヒョン)。自身が経営していたクラブでの様々な疑惑と容疑に対して拘束令状が請求されたが、14日ソウル中央地方法院はV.Iに対する拘束令状を棄却した。

自身が経営するクラブでの売春斡旋(あっせん)、クラブの食品衛生法違反、クラブからの5億ウォン(約5000万円)の横領容疑がかけられていた元BIGBANG(ビッグバン)のV.I(スンリ/ 本名 イ・スンヒョン / ハングル 이승현)と、ユ・インソク(ユリ・ホールディングス元代表)。

ソウル中央地方法院は14日、V.Iに対する拘束令状を棄却した。

疑惑の渦中にいるV.I(スンリ)

疑惑の渦中にいるV.I(スンリ)(写真提供:©スポーツ韓国)

この日、V.Iなどに対する拘束前被疑者審問(令状質実審査)を引き受けた令状専門シン・ジョンヨル部長判事は「主な容疑である法人資金の横領の部分は、ユリ・ホールディングス及びクラブバーニングサンの法的性格、株主構成、資金の引き出しの経緯、資金の使用先などを照らし合わせ、刑事責任の有無および範囲に関する議論の余地がある」と棄却理由を明らかにした。

さらに「その他の容疑についても、被疑者(V.I)が関与した範囲、被疑者尋問を含むこれまでの捜査の経過と今までに集められた証拠資料などを照らし合わせ、証拠隠滅などによる拘束事由を認めがたい」とし「現段階で被疑者(V.I)に対する身柄拘束の必要性、相当性を認めることができず、本件に関し拘束令状請求を棄却する」と判断した。

これに先立ち韓国警察は、V.Iとユ・インソクに対して「売春斡旋(あっせん)などの行為の処罰に関する法律違反」「食品衛生法違反」などの容疑で拘束令状を申請し、検察が9日にこれを裁判所に請求した。

V.Iの令状棄却の便りを聞いた韓国のある報道関係者は「罪が釈明されたり、逃亡を図る恐れが無くて棄却となればそれなりに理解するが、警察が16チーム152人体制の精鋭捜査チームを設けて今までV.Iに18回もの取り調べ調査をしておいて「議論の余地がある」という判断で棄却したのならば、一体今まで何の捜査をしていたのか」と批判的な声も聞こえた。

V.Iはこの日、裁判所に向かう際に待機していたマスコミからの「売春斡旋の事実を認めるのか」「横領の容疑は認めるのか」といった質問には答えなかった。

ソウル中央地裁に姿を現わした際のV.I(スンリ)

ソウル中央地裁に姿を現わした際のV.I(スンリ)(写真提供:©スポーツ韓国)

韓国メディアによると、V.Iは2015年に投資会社の共同設立者(ユリ・ホールディングス元代表のユ・インソク)と共に、訪韓した日本人事業家たちに対してクラブで性的な接待を行い、自らも買春した疑惑がかけられている。

V.Iは、この疑惑を受けて今年3月にBIGBANG脱退と芸能界引退を表明した。

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