元BIGBANG(ビックバン)のメンバーV.I(スンリ 本名イ・スンヒョン 이승현)と関連した疑惑が次々と浮上し、再び世間を騒がせている。今後警察の調査結果の成り行きが注目されている。

元BIGBANG(ビックバン)のメンバーであるV.I(スンリ 本名イ・スンヒョン 이승현)を取り囲んだ疑惑が時間が経つにつれて深まっている。

疑惑がどんどん浮き彫りになる元BIGBANGのV.I

疑惑がどんどん浮き彫りになる元BIGBANGのV.I(写真提供:©スポーツ韓国)

7日午後、チャンネルA『ニュースA』側は、2年前の2017年12月、V.Iがフィリピン・パラワン島で開催した誕生日パーティーに韓国国内の風俗店女性従業員8人が参加し、警察は調査過程でこれらが売春斡旋(あっせん)に関連した陳述をしたと明らかにした。

報道によるとV.Iは当時、女性従業員8人全ての旅行費を負担した。

警察はV.Iが負担したこの旅行費が売春と関連した代価だと疑っている。

海外投資家から新しい投資を受けるために女性従業員を紹介したとのことだが、これに対しV.I側は売春を斡旋した事実はないと否認している。

V.Iの売春あっせん疑惑を報じるチャンネルA

V.Iの売春あっせん疑惑を報じるチャンネルA(写真提供:©スポーツ韓国 画像出典:チャンネルA キャプチャー)

一方この日SBS『8ニュース』はV.Iとユリホールディングスの元代表ユ・インソク氏と、韓国国内のあるコンサルティング会社代表のリュ某氏が約1万5000ウォン(約1,500円)ずつ初期投資をして香港に設立したBCホールディングスがペーパーカンパニー(架空会社)ではないかという疑惑も提起した。

『8ニュース』側は法人登記に出ているBCホールディングスの住所地を直接訪ねたが、該当場所にBCホールディングスではなく、会社の設立作業を代行した韓国系の税務業者だけがいた。

またBCホールディングスは、ホームページを通じて会社設立の翌年である2017年に、約300億ウォン(約30億円)を越える資金を運用していると広報してきたが、リュ某代表に確認した結果、300億ウォンは目標であり実際には100億ウォン(約10億円)を誘致しただけだったという。

V.IをはじめとするBCホールディングス設立者と、主な理事が国税庁の税務調査の時期に突然辞任した点や、投資金の規模に比べて設立資本金が顕著に少ない点などがBCホールディングスがペーパーカンパニーだという疑惑を強めた。

BCホールディングスが架空会社だった可能性が高いと報じた『8ニュース』

BCホールディングスが架空会社だった可能性が高いと報じた『8ニュース』(写真提供:©スポーツ韓国 画像出典:SBS ニュース キャプチャー)

これと関連して国税庁では脱税があった点に関しても調査していると伝えた。

売春斡旋疑惑から香港のペーパーカンパニー疑惑まで、V.Iと関連した疑惑が次々と浮き彫りになっている中で、今後明らかになる警察調査の成り行きが注目されている。


V.Iの売春斡旋疑惑を報じる『ニュースA』(動画出典:チャンネルAニュースYouTube)

BCホールディングスのペーパーカンパニー疑惑を報じた『8ニュース』(動画出典:SBSニュース YouTube)
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