- 新海誠監督のアニメ映画『すずめの戸締まり』が、韓国で大ヒット中!
- 韓国では、2017年公開の『君の名は。』も大人気となったが、あいにく韓国語吹き替え版は不評に終わった。
- そして今、監督の訪韓をきっかけに、主人公の声を務めた俳優チ・チャンウクが巻き込まれた、過去の騒動が再注目されている。
韓国で3月8日に公開された日本のアニメ映画『すずめの戸締まり』が、4月28日、観客動員数500万人を突破した。
この500万人という数字は、日本映画及び日本アニメ映画における最高成績であり、さらには2023年に韓国で封切りされた作品の中でも初の快挙。
近年、韓国映画が苦戦する中、1月に公開された『THE FIRST SLAM DUNK』に続き、日本のアニメ映画が強さを見せている。
『すずめの戸締まり』が新たな記録を打ち立てた日、新海誠監督は、ちょうど映画のプロモーションで訪韓中。
「観客動員300万人を突破したら、韓国を再び訪問する」と約束していた監督が、その公約を守るために韓国を訪れたタイミングでの朗報となった。
韓国では、2017年1月に公開されたアニメ映画『君の名は。』も大ヒットしたため、新海監督の知名度は抜群。韓国での大ヒット御礼舞台挨拶も人気となっている。
しかし、話題の監督の訪韓の影響で、韓国ネットでは、6年前に起きた、ある出来事が蒸し返され、注目が集まっている。
それは、映画『君の名は。』吹き替え版での騒動。韓国語吹き替え版では、男性主人公を人気俳優のチ・チャンウクが担当している。
ところが、彼の配役に日本アニメや新海監督ファンが反発。ネット上では、公開前から「なぜ、彼が?」「どうして声優ではないの?」「彼には無理なのでは?」との声が上がったという。
そんな中で公開された吹き替え版は、あいにくの不評‥。チ・チャンウクは、アニメファンからさらに叩かれてしまった。
日本でもアニメの声を俳優やアイドルが務めることがあるが、もともと韓国では、芸能人がキャスティングされたアニメ作品はあまり評判が良くないのだという。
特に、韓国の日本アニメファンは高いクオリティーを求めるだけに、「スケジュールが忙しい俳優に声優を任せるのは無理だ」という意見もあり、度々議論が巻き起こっている。
そのため結果的に、キャスティングした映画会社をはじめ、声優を務めた俳優が非難を浴びることに。
当時、チ・チャンウクは、声優の出演料を全額寄付したことが伝えられたが、その善行にはスポットライトは当てられず、「そもそもなぜ引き受けた?」「やっぱり俳優ではダメだった」などの辛辣な意見が向けられてしまった。
そして今、この当時の騒動が、新海監督の訪韓をきっかけに再注目。
さらに韓国では、5月10日に『君の名は。』の新たな吹き替え版が公開予定となっており、皮肉にも、チ・チャンウクら俳優が務めたキャラクターは、今度は声優が担当するという。
韓国のオンラインコミュニティーには、「衝撃と恐怖そのものだった『君の名は。』吹き替え版」というタイトルのスレッドも登場。それだけ過去の吹き替え版は、アニメファンに強い印象を残した作品のようだ。
しかしコメント欄を見てみると、現在は、チ・チャンウクを擁護する意見も多数見られる。
韓国人にとって、日本アニメに登場する人物たちの感情表現は、多少オーバーに感じる部分があるようで、それが日本アニメ特有のものだと認識されている。
だからこそ、アニメファンは「その特徴をうまく再現できるのは、専門家である声優でないと!」と考える人が多いよう。
ところが、いち観客の中には「俳優の吹き替えいいね。声もよく似合っていてぎこちなくないけど」「高校生の声みたいで自然でいい。日本の声優と差があって反応が悪かったのかな?」という反応も。
他にも「私には、声優版の方が少しぎこちなく聞こえるんだけど」「俳優版は日常的な演技の感じ、声優版はアニメ特有の誇張された感じ?」「むしろ俳優の表現の方が、韓国人は親しみを感じるのでは?」といったチ・チャンウク賛成派のコメントも多い。
『すずめの戸締まり』の大ヒットの余波が思わぬ形で広がり、過去の吹き替え版騒動を再注目させている。
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