20年以上経った今見ても、相変わらずオシャレそのもの!
その時代、韓国人の私たちも熱狂した1990年代のビューティーアイコンについて振り返ってみましょう。
#ヒッピー・シック、リサ・ボネット
最近ハリウッドで最も“ホット”な俳優に浮上し、話題になっているゾーイ・クラヴィッツ。衝撃的ですごい雰囲気を見せつけハリウッドを魅了した彼女の魅力は、母親のリサ・ボネットから受け継いだといっても過言ではありません。
リサ・ボネットは1980年代、シチュエーションコメディ「コスビー・ショー」に出演し、国民俳優と呼ばれるほど大きな愛を受けました。
ぼさっとしたブレードヘアスタイルと、少し広がったようなアイメイクがシグネチャールック。
ヒッピーな服装と反抗的なムードを漂わせるのがポイントで、シックな表情と自由奔放なアティテュードは必須です。
#ミニマリズムの標本、キャロリン・ベセット
高い身長にスリムなボディーライン、シンプルな衣装で洗練され、ミニマリズムのサンプルになったキャロリン・ベセット。
今までも伝説的なスタイルアイコンとして知られている彼女から優雅な気品が感じられるのは、まさにメイクのおかげです。
ベセット公認の美容方法は「何もしないこと」。色調のメイクを最大限排除し、何も塗っていないように自然な素顔に肌のツヤだけを強調させたメイクは、最近の「ナチュラル」ビューティートレンドど真ん中です。
#レイヤーカットの創始者、ジェニファー・アニストン
シチュエーションコメディ「フレンズ」が生んだ最高のスター!
レイチェル役のジェニファー・アニストンは、劇中のヘアスタイルからファッションまで全てが話題を集めた、その時代の“アメリカン・スウィートハート”です。
特に彼女の洗練されたレイヤーカットは、シチュエーションコメディ番組の放映当時「私たちの時代の最も影響力のあるヘアスタイル」に選ばれるほど旋風的な人気を集めました!
レイヤーを多く入れてボリューム感を加えたナチュラルな雰囲気のボブヘアスタイルは、「フレンズ」初期シーズンで確認できます。
#スモーキーアイメイクの元祖、ケイト・モス
官能的なスーパーモデルが全盛期だった1990年代、痩せた体つきのケイト・モスはモデルに対する決まり文句を容赦なく破り、彗星のごとく登場しました。
そばかすが見えるほど化粧っ気のない顔、寝起きのようにボサっとした髪は当時の女性たちにとって新しい憧れの対象に。
独特の反抗的かつ退廃的な目つきをしたスモーキーアイメイクとヌーディーなリップで完成したルックは、今もなお多くの人にインスピレーションを与えています。
「クールだ」という表現が、ケイト・モスよりよく似合う人が他にいるでしょうか。
#野性的な魅力、シンディ・クロフォード
シンディ・クロフォードは、時代を通じて“最高のモデル3人”を挙げると必ず名を連ねるほどのレジェンドです。
現在最も人気のあるモデル、カイア・ガーバーの母親でもある彼女は、1990年代に高い身長とグラマラスな体つき、唇の横にあるホクロでファッション界を魅了しました。
鮮やかなアイメイクと、本来の形より厚く塗ったリップが調和したグラマラスビューティールックが彼女のトレードマーク。
ここに太いウェーブを加えて豊かに膨らませたヘアスタイルで、特有の野性的でありながら強烈な魅力を倍増させました。
#魅力的なくせ毛、サラ・ジェシカ・パーカー
ドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」で一躍スターになったサラ・ジェシカ・パーカー。
158cmのこじんまりとした身長と個性的な外見を持つ彼女は、デビュー当時、実はそれほど人気のあるスタイルではありませんでした。
しかし「セックス・アンド・ザ・シティ」では徹底した自己管理の上で完成した健康かつしっかりした体つきと、洗練されたスタイルを披露し、多くの人々に愛されました。
特に彼女のセクシーさを際立たせたのはボリュームたっぷりのパーマ。四季を通して素敵なスタイルなので、夏を迎えて新たに挑戦してみるのもおすすめです。
#ショートカットの定番、ヴィクトリア・ベッカム
1990年代、イギリスの国民的ガールズグループ「スパイスガールズ」のメンバーであり、サッカー選手デビッド・ベッカムのガールフレンドとして大きな人気を得たヴィクトリア・ベッカムは、人並み外れたファッション感覚の持ち主として有名でした。
鋭いアーチ型の眉毛とブラックアイライン、ヌーディーピンクトーンのリップは当代最高のスーパースターを象徴するレジェンドスタイル。
シャープに整えたショートカットヘアスタイルは今見てもダサさゼロで、すぐ真似したいほどスタイリッシュなムードを誇っています。
#グランジの女王、コートニー・ラブ
1990年代を熱く盛り上げた人物のうち、コートニー・ラブとカート・コバーンは欠かせません。
このカップルを美しく飾る単語は、彼らの音楽ジャンルである「グランジ」。
ダメージジーンズとチェックシャツがカート・コバーンのシグネチャースタイルなら、コートニー・ラブのルックはベビードールドレスにティアラ、ヒッピースタイルジュエリーなどで完成。
彼女はここに少し広がったようなアイライン、くらくらするほど魅力的で豊かなまつげ、赤い口紅を加え、自由奔放で退廃美が感じられる“コートニー・ラブ”だけのグランジを誕生させました。
(女性東亜 オ・ハンビョル記者 / 翻訳:松田かえ)
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