ウォーターパークやリゾート、海などどこでもOK! 今夏、ふらりと旅立つことを願ってリサーチした、2022S/Sのスイムウェアトレンドレポートをお届けします。
Cutout Monokini
モノキニの流行はいつまで続くのでしょうか。今季は露出競争に火がついたように、大胆なカットアウトデザインがあふれ出ています。
予測できない生地の結びつきと解体のプロセスが溶け込んでいるスプリヤレレのモノキニは、見ているだけでも目が楽しいデザイン。
セルフポートレートとマグダブトリムは、胸の谷間とウエストラインを果敢に現わすデザインを選んでいます。
ビキニに匹敵する露出を押し切ったグッチと、シアー素材を添えたノーマカマリのモノキニも官能的です。
Metallic Scene
眩しくてしびれるほど私たちを誘惑する、メタリックな素材も話題に。
インドネシア・バリを基盤に活動する新鋭デザイナーのイサ・ボールダーは今季、細く編んだ独特な質感のメタリック水着として注目されています。
ミッソーニはなめらかなシルバーワンピース水着をショーに大挙登場させ、ランウェイを盛り上げました。
戦士のようなオーラが感じられるドドバーオアのホルターネックビキニと、シャーリング装飾で光沢を最大化したジマーマンのビキニもあります。
Tie up Bikini
ビキニは着たいけど、ぽっこりお腹が心配な女性たちに朗報。ウエストに傾く視線を分散させる、ストラップ装飾のビキニが今シーズンのトレンドに浮上しています。
ビキニトップの紐をウエストダンス(腰の内側)から“X字”にねじって縛った後、何気なく落としてこそクールに見えるデザインです。
細いシルバーストラップ装飾のハイレグビキニを披露したイザベル・マランと、フラワーパターンを添えたアグワバイアグアベンディータ、マグダブトリムなどが流行に加わりました。
All about Crochet
今夏のファッションキーワードを一つだけ選ぶとしたら、断然クロシェです。一つ一つ職人の手で流されたようなクロシェ素材が、スイムウェアでも頭角を現しています。
形とカラー、素材は異なりますが、ブルマリン・ジマーマン・ガニーなどがまるで編み物でもしたかのようにクロシェ水着を次々と披露。
アナスイは色とりどりのクロシェビキニに華やかなパターンのパジャマシャツとパンツを加えてゆるくスタイリングし、エトロはボヘミアンテイストのクロシェトップスにダボダボのデニムパンツと大きめのドロップイヤリングをマッチさせ、スタイルを強調させました。
Swimwear_CheatKey.zip
スイムウェアをリゾートウェアへと一気に変えるチートキー(秘密のキー)コレクション。
Street Mood
ビキニにストリートムードを混ぜてみましょう。
トラックパンツ一つで十分なので、どうせならパンツを骨盤の下に下げて、ローライズトレンドの法則に従いましょう。
カーゴスタイルのトラックショーツにハワイアンシャツを着てぶらぶら街を歩く余裕は、この季節でないと満喫できません!
Bohemian Look
スイムウェアのクロシェブームを巻き起こした主役は、まさにエトロです。
透徹した職人精神が感じられる精巧なクロシェアートピースは、財布を果てしなく開かせるほどの魅力があります。
ボヘミアンを象徴する抽象的なパターンアイテムとマッチさせれば、1970年代式のロマンと遊戯が溢れ出るレトロルックを演出できます。
Blooming Day
水着に巻くのが公式のようになっているラップスカートの代わりに、ワイドパンツを合わせてみましょう。
スカートより長くてゆったりとしたボリューム感をもつ、MSGMのパンツが模範解答。
イザベル・マランはドレッシーなジャンプスーツをレイヤードして、ユニークなイブニングルックを完成させています。
Dress up
今季は水着とスーツの組み合わせが目立ちます。
はつらつとしたビキニトップに、端正なスーツを混ぜて演出するスタイル。 圧巻なのはステラマッカートニーです。
原色のカットアウトモノキニにきっちりしたスーツをマッチし、サイファイサングラスとサンダルでスマートに仕上げる機転が利いていました。
(女性東亜 アン・ミウン記者 / 翻訳:松田かえ)
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