クリスマスや大晦日、忘年会など年末の約束を控えて何を着るか悩みが大きくなる時期です。そんな時はショールスカーフ、スカート、チューブトップで多彩に演出できる万能マフラーがあれば心配ありません。フリンジマフラーひとつあればできる着回し術を紹介します。
(写真提供：©女性東亜)
冬の初めを控えて、毎年すっきり解決できず残念なファッションアイテムをあげるなら？ 断然「マフラー」です。
マフラーはタートルネックやアウターの襟に代替でき、常にショッピングウィッシュリストの優先順位から押し出される存在。
昨年は首と頭、耳を覆う防寒アイテム「バラクラバ」がトレンドを席巻したため、購入時期をまた逃してしまったのです。
今年はどんなに素敵な製品が目の前にちらついても、質の良いマフラーを必ず購入するという誓いでアイテムディギング（好みのアイテムを深く掘り下げる行為）に乗り出しました。
そんな中、運命のように、マフラー系トランスフォーマーとも言えるデザイナーブランドのイコンマイのフリンジマフラーを発見したのです。
活用度の高いマフラーを探しているなら
フリース素材を使用し肌触りが柔らかく保温性も良く、首に巻くとマフラー、肩に巻くとショールのように自由自在に活用できます。
ここまでは普通のマフラーと変わらないように見えますが、私の目を虜にした一つの特徴があります。それはまさに「服」に変身できるということ。
半楕円形のマフラーをスカートとチューブトップにして着られるなんて驚かずにはいられません。
マフラーひとつで一石二鳥の効果を享受できるのです。
マフラー以上の用途を期待したことがないのに、運良く「ゲット」してしまったアイテム。
マフラーの一端にフリンジが付いており、オシャレ用にも最適です。
イコンマイは2012年、イ・ウンヒデザイナーがローンチした婦人服ブランド。
イデザイナーは韓国の国民大学校衣装デザイン学科出身で、2014年2月ソチ冬季五輪閉幕式で「平昌冬季五輪パフォーマンス」の衣装を担当しました。
弟のイ・ウンジンと一緒にブランドを運営しています。
フリンジマフラーはイコンマイ10周年エッセンシャルコレクションで、イデザイナーは「ブランド10年のヒストリーを盛り込み、温かくて優雅なムードのエッセンシャルコレクションを完成させました。特に多くの愛を受けた製品をデベロップして含めています」と明らかにしました。
クラシックなニュートラルトーンをベースにトーンダウンしたピンクとブルーラインナップが目立っています。
How to wear fringe muffler
(写真提供：©女性東亜)
これからはフリンジマフラーで年末パーティールックを完成させる番。
ソウル龍山区漢南洞（ヨンサング・ハンナムドン）にあるイコンマイのショールームを訪れ、5種類の冬の衣装をコーディネートしてみました。
イコンマイはミニマルですが、ウィットのあるディテールで女性のシルエットを美しく見せるブランドとしてよく知られています。
服の下に屈曲があったり、ネックラインがU字で深く掘られたりするように、いずれかの部分に力を入れたデザインが特徴です。
そのため直接着てみる前は「果たして私が着こなせるのか?」と疑問に思いがち。
しかし、実際に着てみると、ディテールの力が何なのか分かったのです。
涼しく伸びた大胆なディテールが冬服特有の息苦しさを解消してくれました。
この中で最も印象深いフリンジマフラー3種類を色（ブラック、ピンク、グレー）別に着用してみました。
MUFFLER & SHAWL
(写真提供：©女性東亜)
基本的なマフラーの演出法。 完成したルックの上にポン！と何も考えずに巻くだけです。
LOOK 1
エレガントなシャンパンの集いにふさわしいルック。
落ち着いて見えるチャコールカラーに、ボディーラインがスリムに見えるシャーリングロングワンピースをマッチさせました。
伸縮性のある生地で着心地が楽であり、両袖部分にスリットディテールがあり、腕が長く見えるのが特徴。
マフラーをショールのように羽織って雰囲気を盛り上げましょう。
DRESS チャコールシャーリングドレス。
ACC ブラックフリンジマフラー。
LOOK 2
コンセプチュアルなパーティーにふさわしいヒッピールック。
テリー素材のホワイトリボンチューブトップスとローライズで着やすいカーキブラウンフレアスカートをコーディネートしました。
露出した肩が寒そうに見えないようにピンク色のマフラーをショールとして活用すること。
テリーはタオルに主に活用される素材で、暖かくて季節に関係なく着用できるシーズンレスアイテムです。
自然に広がるフレアデザインのロングスカートは、リボンの紐を使って体型に合わせてウエストラインを調節することができ、ビーズの飾りがついており、ビンテージなムードを醸し出しています。
TOP アイボリー テリー リボン チューブトップ。
BOTTOM カーキ ブラウン テリー フレアスカート。
ACC ピンクブラウンフリンジマフラー。
SKIRT
(写真提供：©女性東亜)
マフラーアレンジの一つ目、スカート作り。
マフラーの片端を腰の片端に当てて一周してから、一番最後に来る反対側の端をウエストにすっぽり入れると完成！
フリース素材でお互いによくくっつくので、固定力はいい方です。
しかし、もしずり落ちるのではないかと心配なら、安全ピンでしっかり仕上げましょう。
LOOK 3
会場が話題のスポットだった時、大胆に着てみてください。
好みの友達に会ったらもっと目立つように、真面目で控えめな“ユギョゴル”スタイルから抜け出してみましょう。
私はボートネックスウェットシャツを着ていますが、演出によってはオープンショルダー、ワンショルダー、肩を出さない姿も可能です。
肩が狭く首が短い私には、長所と短所を完璧に補完できるワンショルダーがベスト。
上着はさりげなく、ボトムはフリンジマフラースカートで華やかに演出しました。5つ星をあげたいルックです。
TOP ベージュボートネックスウェットシャツ。
ACC ブラックフリンジマフラー。
LOOK 4
楽でカジュアルに！アクティブな集まりに適したルックです。
スカートフリンジが見えそうで見えないような、ボクシーなフリーストップスとマッチさせました。
楽なシルエットと保温性まで兼ね備えた衣装で、無難そうだがレースアップネックラインにビーズスクラップポイントがあり、退屈しないデイリーアイテムです。
色味のあるブルートーン展開で遊園地のクリスマスパレードを見に行く時に着ればぴったりだと思う。
TOP ブルー レースアップ フリース トップ。
ACC グレーフリンジマフラー。
TOP
(写真提供：©女性東亜)
マフラーでトップス作り。
スカートのような方式で胸に巻く方法と、マフラーの中央部分を胸に当てて背中の後ろからマフラーの両端を掴んで結ぶ方法があります。
LOOK 5
ワインと音楽を楽しむホームパーティールック。
テリー素材のワイドパンツにエココットントップスをマッチし、その上にポイントとしてマフラートップスを加えました。
クアンクファッションの定番である、上下ともオールブラックでコーディネートすればジャンプスーツのようにも見えます。
パンツルックなのでどこにでも楽に座れておしゃれなので、家で知人と忘年会をする時に着やすいです。
ちょっと家の前のコンビニに行くようなことがあれば、トップスで着たマフラーを外してショールとして活用できるセンスまでチェックしてみてください！
TOP ベージュ リボン スカーフ Tシャツ。
BOTTOM ブラック テリー パンツ。
ACC ブラックフリンジマフラー。
(動画出典：YouTube WomanDongA)
(女性東亜 イ・ジンス記者 / 翻訳：松田かえ)
本記事は韓国メディア Donga.com Co., Ltd.が運営する女性東亜の記事内容の一部あるいは全部 及び写真や編集物の提供により作成されております。