意地悪な春風のせいで暖かくなりそうなのに寒かったり、寒そうなのに暑い日ってありますよね。そんな不安定な気候の日は、コーデも天気に合わせると素敵。今回は2022S/Sランウェイで発見した今季必須なスプリングアウターの中から、韓国ファッションにもおすすめな、春に着やすい2種類のジャケットを紹介します。
気温が上がって暖かくなると、軽い服装に欲が出てしまうもの。
前日までフリースジャケットや軽量ダウンで身を包んでいたのに、週末には薄着して外出してしまうミスを繰り返すことも少なくありません。
すでに頭の中は新しく買ったスウェットシャツとブラウス、プリントシャツをアクセサリーとレイヤードして着るつもりでいっぱいですが、落とし穴なのはどんなアウターを合わせても気に入らないということ。
こんな時は、スプリングシーズンの目玉アイテムであるジャケットほど頼れるアイテムはありません。
ミニマル・ワンマイルウェア・デニムなど、どんなコンセプトの雰囲気にも勝手に似合ってしまいますから!
BIKER JACKET
街角で”革ジャケット”を着た人たちを見ると春が来たと実感できるほど、”ライダースジャケット”とも呼ばれるバイカージャケットは、この季節に最も多く着られるクラシックアイテムです。
しばらく人気が落ち着いていましたが、2022S/Sシーズンのファッションハウスがビンテージテイストを盛り込んだ”Y2K(世紀末ファッション)”スタイルのレザージャケットを披露し、話題になっています。
イタリアのプレミアムデニムブランド”ディーゼル”の牛革ショートジャケットは、両側のファスナーを逆に開くのが本来のテイスト。
上下少しずつオープンして、クールな感じを強調して着るのがポイントです。
デニムにレザー生地を重ね合わせたスカートとマッチさせ、ファンキーな感じに仕上げました。
“クリスチャン・ディオール”もショートジャケットに注目。シンプルな、ボマーデザインのレザージャケット(フライトジャケット)です。
首の部分を中心にシャーリングが施されており、ミニスカートと可愛く合わせやすいのが特徴。薄く輝く素材を使っています。
ロマン主義の最高峰である英国デザイナーブランド”シモーネ・ロシャ”の愛らしいバイカージャケットも見逃せません。
これまで”革ジャケット=シック”であった公式イメージを打ち破るフリルパフスリーブにクロップドデザインがポイントで、パンツにもスカートにもよく似合いそうです。
そして環境問題について当たり前に考え、エコ・ビーガンレザーは選択ではなく必須になってきた今、英国デザイナーブランドの”アレキサンダ・マックイーン”は、サステナブルなクロムフリーレザーを使用し、話題に。
母親のクローゼットから取り出したようにレトロなビジュアルですが、両脇のウエスト部分にジッパーディテールを加え、シックなムードを漂わせています。
COMFY JACKET
腰や肩のラインがぴったりで、腕を上げるのも不便なジャケットを着るのはもうおしまい!
オーバーフィットを超え、ゆったりとしたシルエットのコンフィジャケットが流行しています。
おかげでブラトップとマッチするなど、スーツスタイリングの幅が広がりました。
ジャケットで有名なブランド”ジルサンダー”ではクリーム・イエロー・グリーンなど色とりどりのカラージャケットを披露。ベーシックなジャケットの形が嫌なら、艶のある素材でクリーム色のノーカラージャケットに注目しましょう。
白いTシャツやデニムとシンプルにマッチしたり、ランウェイルックのようにカサカサするコットンパンツ、スラックスと合わせればトーン・オン・トーンコーデとマッチしやすいです。
この時、ボールドなイヤリングをポイントにするのを忘れないこと。
そしてミニマルの強者である”THE ROW”のジャケットも欠かせない。ボクシーな感じの、フォーマルな襟・ノーカラージャケットです。
コンフィジャケットの長所といえば、活動性。おしゃれなのに着心地が良いため、しきりに手が伸びてしまいます。
薄手の服のウエストラインを強調したい時は、”THE ROW”のようにベルトやベルトバッグを着用して上下の感じをハズすのも方法の一つです。
今シーズンは特に、カラーに力を入れたジャケットが多く見られます。
英国デザイナーブランドの”ステラ・マッカートニー”の強烈なレッドジャケットと、フランスデザイナーブランドの”AMI”のスカイブルー・ブラック配色のカラージャケットもその一例です。
そんな中”ステラ・マッカートニー”は、ワントーンで洗練されたスーツルックを紹介。
トップス・ボトムスが体にフィットするスーツの代用として、公式な席でも楽できれいに着られます。
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