IVEのチャン・ウォニョンの「トゥイーティーバング」からNewJeansの「触覚前髪」まで、韓国アイドルの一押しで人気を集めている前髪だけを集めました。
清純美爆発、触覚前髪
BLACKPINKのロゼ、NewJeansのミンジ、少女時代のヒョヨン、ITZYのイェジ（左から）。
(写真提供：©女性東亜)
Fin.K.L.、Baby V.O.X、S.E.S.など韓国女性アイドル第一世代の間で流行した「触覚前髪」が帰ってきました。
センターに分けた前髪を一本ずつ下ろしたこのスタイルは、顔を小さく細長く見せる効果が期待できます。
特にポニーテールやストレートヘアなど、大体のスタイルによく似合うのもポイント。
NewJeansのミンジや少女時代のヒョヨンのようにナチュラルに1束ずつ抜いてあげるのもいいですが、このようなスタイリングが地味に感じるなら、BLACKPINKのロゼのバーンスタイルを参考にしてみてください。
TWICEのジヒョやITZYのイェジのように、ツインテールではつらつとした魅力を強調してみるのもいいでしょう。
触覚前髪はプロの手を借りなくても、誰でも簡単に真似できます。
韓国ヘアスタイリスト、チャン・ヘインさんに聞いた「触角前髪の作り方のヒント」は次の通り。
「額と産毛のラインに沿ってくしで少量の前髪を下ろします。産毛がまっすぐ落ちないようにマジックカーラーで丸いウェーブを作ると自然なスタイルが出来上がります。この時、髪を丸くしすぎないように気をつけてください」。
ヒップそのもの、ベビーブレード
IVEのアン・ユジン、OH MY GIRLのミミ、BLACKPINKのジス、BLACKPINKのジェニー（左から）。
(写真提供：©女性東亜)
「ベビーブレード」とは、前髪だけ少量に編んだスタイルのこと。
大きくは目立たないけど、確実なポイントになります。
鏡を見て一人でできるほどの難易度なので、ヘアスタイリングに自信のない不器用さんでも十分試してみる価値あり。
「ベビーブレードはそれぞれ好む分け目から小さな三角形になるようセクションを分け、緩まないようにテンションを与えながら編むのがカギです。この時ワックスなどの製品を塗ると、より硬く編むことができます。編み込む方向は頭皮に付けた状態で下向きになるのが良いです」。以上が韓国のヘアスタイリスト、イム・ヒソンさんの解説です。
本格的に真似してみたいなら、BLACKPINKのメンバーたちのスタイルを参考にしてみましょう。
ジスは前髪を長く編んで神秘的な雰囲気を加え、ジェニーはポニーテールで涼しげにすっきりとしたスタイルを披露しました。
IVEメンバーのアン・ユジンは前髪を薄くしっかり編み、後ろ髪は柔らかくほどいて清純なイメージを演出。
OH MY GIRLのミミのように前髪はもちろん、後ろ髪まで数カ所細かく編めばクールなスタイルが完成します。
可愛さが2倍！ トゥイーティーバング
NewJeansのダニエル、Red Velvetのアイリーン、STAYCのシウン、IVEのチャン・ウォニョン（左から）。
(写真提供：©女性東亜)
産毛が今、新しい前髪トレンドを主導しています。
特に産毛を意図的に強調した「トゥイーティーバング」は、IVEメンバーのチャン・ウォニョンが披露したことで、大勢が真似をする前髪スタイルになりました。
チャン・ウォニョンのトゥイーティーバングを誕生させた韓国のヘアデザイナー、ユン・ソハさんは「ヘアラインと最も近い少量の産毛を斜めに軽く切るのがポイント」とし「チャン・ウォニョンのようにひよこの形になるよう尖って演出すれば一番可愛い。トゥイーティーバングを長く保ちたいなら長さを維持し、髪を乾かす時は産毛のキメを活かしてよく整えることが重要」と話しています。
手先が器用でなければ、ダウンパーマで産毛を整えるのも一つの方法。
チャン・ウォニョンと一緒にトゥイーティーバングの波に乗ったRed VelvetのアイリーンとSTAYCのシウンは、ヘアバンドやリボンのようなヘアアクセサリーで愛らしさを加えました。
ツインテールにくせ毛の産毛と触覚前髪を一緒に出して、小顔をより小さく立体的に見せるように演出したNewJeansダニエルのヘアルックにも注目してみましょう。
シックなフルバング
LE SSERAFIMのキム・チェウォン、BLACKPINKのリサ、チェ・イェナ、aespaのニンニン、(G)I-DLEのミンニ（左から）。
(写真提供：©女性東亜)
ややもすれば、ダサくて息苦しく感じられた“フル”バングが、最近多くのアイドルに推されながら再びトレンドの最前線に浮上しています。
デビュー以来、一様にフルバングを固守してきたBLACKPINKのリサは、カールを加えて前髪の間を少し広げ、フルバングの重みを中和させる変化を加えました。
額をすっきり出していたaespaのニンニンも、デビュー後初めて挑戦的なフルバングを披露しています。
チェ・イェナは軽いフルバングで洗練された雰囲気を醸し出し、(G)I-DLEのミンニは長い髪をポニーテールで結んでシックに演出。
はつらつとした魅力を加えたければ、LE SSERAFIMのキム・チェウォンのようにショートにするのも一つの方法です。
フルバングを成功させるために、韓国ヘアスタイリストのイム・アンナさんの助言に耳を傾けてみましょう。
「シースルーバングではなくフルバングをしたいなら、ある程度毛量が必要。頭頂部の近くで縦にだいたい3cm程度セクションを作って、毛量を調節するのがいいです。フルバングを手入れする時に薄いヘアローラーを使うと、カールができて横に曲がりやすいので、自然なボリュームを与えられる太いヘアローラーをおすすめします。」
(女性東亜 オ・ハンビョル記者 / 翻訳：松田かえ)
本記事は韓国メディア Donga.com Co., Ltd.が運営する女性東亜の記事内容の一部あるいは全部 及び写真や編集物の提供により作成されております。