IU、イ・ミンホ‥2023 S/Sファッションウィークに参加した韓国セレブたち

9月7日にオープンしたニューヨークを皮切りにミラノ、パリまで約1ヶ月間続いた2023S/Sファッションウィークの代表的なショーでうれしい顔を見ることができました。グローバルファッションブランドの広報大使として活躍している、韓国セレブたちがお出かけしたファッションウィークをチェックしましょう。

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グッチとヴォーグコレクションに参加したIU(左)とイ・ミンホ。
(写真提供:©女性東亜)

COVID-19パンデミック以後、ほぼ3年ぶりに通常開催された今回のファッションウィークは、多くのセレブと観客が集まり、祭りの雰囲気がまともによみがえりました。

そして国内スターたちもさまざまなブランドの招待を受け、その場を輝かせていました。

特に、K-POPガールズグループの高まった地位を確認することができたのが印象的です。

フェラガモショーで唯一のアジアセレブだったTWICEチェヨンとジバンシィのブランドアンバサダーであるグループaespaをはじめ、フレッドとミュウミュウの2つのブランドのアンバサダーでパリに2回も足を運んだIVEのチャン・ウォニョン、メンバー全員が異なるブランドのアンバサダーであるBLACKPINKなど、彼女たちが出席したいたるところに大勢の観衆が詰めかけました。

コンサートを彷彿とさせた熱烈な歓呼に、セレブたちは素敵な姿で応じていました。

ほとんど招待されたブランドアイテムを活用し個性的なスタイリングで登場していましたが、その中でも招待ブランドとスペシャルな化学反応を起こした選ばれし韓国スターたちを紹介します。

真面目なアンバサダー“グッチウン”IU

ラグジュアリーブランド、グッチの正式アンバサダーになる前から出勤途中にグッチホールズビット1955ラインのミニショルダーバッグをよく着用し、別名「IUバック」を流行らせたIUは、2020年グッチのコリアアンバサダーに抜擢されました。

今年に入ってグローバルアンバサダーに昇格したIUは、広報大使としての役割を発揮。

自分の歌でカバー映像を作った制作スタッフのシン・ボンソンや、先日のコンサートでゲストとして立った後輩アイドルグループ「ITZY」に自費でグッチアイテムを買ってプレゼントしたエピソードだけを見ても分かります。

今回のミラノ・ファッションウィークでもIUは2023S/S「グッチツインズバーグ」コレクションコンセプトを正確に理解したスタイルを披露し、話題になりました。

グッチのクリエイティブディレクター、アレッサンドロ・ミケーレは幼年時代に母親と双子の叔母を通じて感じた感情を土台とし、今回のコレクションに「同じように他の双子のようにファッションも着る人によって異なる特性が発現する」という意味を込めています。

これが、68組の双子をランウェイに乗せた理由。

ショーに参加したIUは、マニッシュなスーツセットアップをシックながらも愛らしく着こなしました。

エクスクィジットグッチコレクションのオールオーバーGGグレースーツとホワイトシルクシャツ、ブラックレザータイを着用し、ここにポイントとなるグッチホルスビット1955GGのスプリームキャンバスミニトップハンドルバッグと先端が尖ったスティレットパンプスを履いてフェミニンな感じを加えました。

ニューヨークを撮影してミラノまで“ジャックポット”を放ったイ・ミンホ

世界的に大ヒットしたアップルTV+のドラマ「パチンコ」以後の人気を後押しするかのように、俳優イ・ミンホはグローバルアンバサダーとして活動中であるボスのミラノファッションウィークはもちろん、先立ってニューヨークで開かれたフェンディのバゲットバッグ生誕25周年記念スペシャルファッションショーでも韓国アンバサダーとしてフロントロー(一番前の席)に座り、ショーを観覧していました。

両ショーでイ・ミンホは、187センチの高身長を十分活用したファッションを披露。

特にミラノではボスのシグネチャーストライプパターンとブラック、キャメルのコードカラーが目立つスーツにフードTシャツとクロスバッグ、サングラスをマッチさせ、自分だけのボスを表現しました。

実際にソーシャルメディア分析企業のトークウォーカーによると、ボスコレクションに登場したイ・ミンホは、世界的なモデルのアレッサンドラ·アンブロジオやヒップホップスターのカニエ・ウェストを抜いてミラノファッションウィークの話題トレンド1位に浮上しています。

若い顧客層をターゲットに多様なプラットフォームでショーを生中継すると同時に、ヨーロッパ13か国でライブストリーミングを通じて製品購買につながるよう努力したブランドの立場からすると、この上なくうれしいニュースだったに違いありません。

万能アイテム「リトルブラックドレス」の定石 BLACKPINKジス&ロゼ

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ブラックミニドレスの定石を見せたジス(左)とサンローランをシックに着こなしたロゼ。
(写真提供:©女性東亜)

9月に発売した2ndアルバム「ボーンピンク(BORNPINK)」でアジアガールグループ初の米国のビルボードメインアルバムチャート「ビルボード200」と英国オフィシャルアルバムチャートトップを同時席巻したBLACKPINKが、今回は「リトルブラックドレス」でパリを魅了しました。

別名「LBD(LittleBlackDress)」と呼ばれるシンプルなデザインのブラックミニドレスは、ドレスに他のアイテムをどのようにマッチさせるかによってデイリー服からパーティールックまで可能なため、クローゼットの中の必須アイテムでもあります。

ディオールのアンバサダーであるジスとサンローランのアンバサダーであるロゼは、それぞれブランド特有のムードを活かしたブラックミニドレスを選択しました。

パリ・ファッションウィーク2日目の9月27日、チュイルリー庭園で開かれたディオール2023S/Sファッションショーでは、16世紀カトリーヌ・ドメディシス・フランス女王をミューズにし、黒いレースやクロシェ、花など新しいモチーフなどを活用したアンティークながらも洗練されたルックを公開。

この日、ウエストリボンの飾りでシルエットを強調したストラップレスブラックドレスに可愛らしいレディーディオールバッグを持った全身ディオールのジスは、ディオールの会長兼CEOピエトロ・ベッカーリの隣に座ってショーを観覧しました。

同日、エッフェル塔をバックに披露したサンローラン2023S/Sショーで、ロゼはシックなVネックドレスを着用し、ブラックスーツを肩にかけて登場。

「スーツシルエットを大胆に再解釈したパリジャングラマールック」が今回のサンローランコレクションのコンセプトであるだけに、ロゼのSNSに載っていたパリでの日常写真では、ラムスキンレザー素材のスーツジャケットにホーボーバッグをコーディネートしたセンスが垣間見えました。

カリスマ性あふれるランウェイ チョン・ホヨンとイ・ジェシ

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ブルータンバリンの舞台に立ったイ・ジェシ(左)。ルイ・ヴィトンのショーでオープニングを飾ったチョン・ホヨン。
(写真提供:©女性東亜)

パリ・ファッションウィーク最終日の10月5日に開かれたルイ・ヴィトンファッションショーでも当然、ブランドグローバルアンバサダーであるチョン・ホヨンを見ることができました。ただ、観客席ではなくランウェイの上での話です。

ネットフリックスオリジナル「イカゲーム」で一躍グローバルスターになったチョン・ホヨンは3月、2022F/Wショーに続き今回の2023S/Sコレクションでもオープニングを飾りました。

モデル出身で過去ルイ・ヴィトンの舞台にも立ったチョン・ホヨンは、クロップドトップベストと巨大なジッパーがついたミニスカートを着用し、堂々としたウォーキングを披露。

今回のコレクションは「誇張されて奇抜なアイデアで女らしさの規範を破ろうと思う」といったデザイナー、ニコラ・ジェスキエールの説明のように特大型ジッパーやバックル、ポケットなどを活用したユニークなルックが見るものを楽しまてくれました。

元サッカー韓国代表の李東国(イ・ドングク)の娘ジェシーさん(15)は、ファッションブランド「ブルータンバリン」のファッションウィークステージに相次いで立ち、夢に一歩近づきました。

あまりにも特例な抜擢なので“パパチャンス”ではないかと特別待遇をめぐる論争まで起きましたが、オーディションを経て、何より韓国国内デザイナーの中で初めて世界4大ファッションウィークに参加したキム・ボミンデザイナーの勘は間違っていなかったようです。

3月のパリ・ファッションウィークで童話「赤ずきん」を再解釈した衣装で純粋さを見せていましたが、今回のミラノでは韓服生地で作ったロングドレスを着用し、神秘的な雰囲気の少女に変身しました。

(女性東亜 ユン・ヘジン記者 / 翻訳:松田かえ)

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本記事は韓国メディア Donga.com Co., Ltd.が運営する女性東亜の記事内容の一部あるいは全部 及び写真や編集物の提供により作成されております。

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