現在、タイの絶滅危惧種であるオオシャコガイを採取してしまったという問題に加えいくつかの疑惑が浮上している韓国の自給自足系サバイバルバラエティ番組「ジャングルの法則」。そんなジャングルの法則に対し視聴者達からは番組の廃止を求める声も上がり始めている…。
K-POPアイドル達も出演し、日本でもCS放送等で放送されたということもあり、K-POPファン達の中には知っている人も多いであろう韓国の自給自足系サバイバルバラエティ番組「ジャングルの法則(ハングル 정글의 법칙)」。
そんな「ジャングルの法則」に現在、問題並びに様々な疑惑が浮上し、韓国ネット上で話題となっている。

現在議論の声や、疑惑が浮上している韓国のバラエティ番組「ジャングルの法則」(出典:ジャングルの法則公式ホームページ)
まず、最初に「ジャングルの法則」に持ち上がった問題というのが番組に出演していた韓国の女優、イ・ヨルム(ハングル 이열음)が撮影地であったタイの絶滅危惧種“オオシャコガイ”を採取してしまったというもの。

今回オオシャコガイを採取してしまった女優 イ・ヨルム(出典:イ・ヨルム公式INSTAGRAM)
タイではオオシャコガイを採取した場合、2万バーツ(日本円にして約7万6千円)の罰金、5年以下の懲役に処されるとのこと。
このような法的保護を受けているオオシャコガイを6月29日に放送された番組の中で採取しただけでなく、食べてしまったという出演者達。
タイ側は当事態に対し、撮影が行われる事前に国立公園の規則を制作陣達に伝えた、とし公文書を公開した。
同時に「ジャングルの法則」制作陣側が意図的に規定を違反したと言う主張を行い、厳罰を要求したタイ側。
これに対し「ジャングルの法則」側は内部調査の結果に応じて強力な措置を取る、との立場を明らかにした。
このような事態が起こっている一方で「ジャングルの法則」には“既に採取されていたオオシャコガイをイ・ヨルムが採取したように演出した”ヤラセ疑惑も浮上することに。
イ・ヨルムがオオシャコガイを採取するシーンをみた一部視聴者達から、「フリーダイビングでオオシャコガイを採取することは不可能だ」との指摘が多数寄せられたのだ。
更にはヤラセ疑惑のみならず、現地コーディネーターが気象の悪化を理由に帰ることを要請したにも関わらず、密かに現場に残って撮影を行ったという不法撮影強行説も浮上した「ジャングルの法則」。
当疑惑に対し「ジャングルの法則」側は「確認手続きも得ずに報道された内容」であるとし、「正確な内容でない」と否定した。
このように様々な問題や疑惑に包まれることとなった「ジャングルの法則」には現在世間から番組の廃止を求める声も上がっているとのことでネット上からも
「もっと責任を持って欲しい」
「韓国人として恥ずかしい」
等という辛辣な声が聞かれ、視聴者達が番組に対する大きな失望を感じていることが伺えた。
「ジャングルの法則」オオシャコガイが採取されたシーン(動画出典:SBS Entertainment YouTube)
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