9月4日(金)、都内で韓国アニメーション映画『縁の手紙』の完成披露上映会が開催され、主人公ソリ役の声優を務めた矢吹奈子と、小野賢章、梅田修一朗が登壇した。(©Danmee/2026年9月4日撮影)

9月4日(金)、都内で韓国アニメーション映画『縁の手紙』の完成披露上映会が開催され、主人公ソリ役の声優を務めた矢吹奈子と、小野賢章、梅田修一朗が登壇した。

本作は、心を閉ざした転校生の少女ソリが、差出人不明の謎の手紙に導かれながら、新たな出会いを通して成長していく姿を描いた韓国アニメーション映画。

転校をきっかけに心を閉ざしてしまった少女ソリが、机の中で見つけた差出人不明の手紙を手がかりに、新たな一歩を踏み出していく物語。手紙に記された「続きを探してみて」という言葉を頼りに、同級生のドンスンとともに謎を追うソリ。やがて、時を超えて届けられた手紙に隠された思いが明らかになり、少女の心にも少しずつ変化が訪れていく。

今回、主人公ソリの日本語吹替を担当した矢吹奈子は、本作で声優に初挑戦。さらに、韓国の人気デュオAKMUのイ・スヒョンが歌唱した主題歌『Your Letter』日本語版も担当し、主演・歌唱・訳詞という三役に挑戦した。

また、ソリの手紙探しに協力する同級生ドンスン役を小野賢章、ソリの前に現れる謎の少年ホヨン役を梅田修一朗が務めた。

完成披露上映会では、3人が作品や役柄についてトークを繰り広げた。

矢吹奈子は声優初挑戦となった本作について「緊張しました」と振り返り「もともと声優に挑戦してみたいという気持ち」と、ファンから声を褒めてもらうことが多かったことを明かした。そのうえで、韓国での活動経験もある自身にとって、もともと縁のある韓国アニメ映画でソリの声を務めることができたことに「すごく驚きました」とコメント。

完成した作品を観た感想については「うれしかったです」と笑顔を見せ「初めて声優に挑戦したので、自分の顔ではないキャラクターの声で自分の声が聞こえてくるのは最初違和感だった」と率直な心境を語った。

さらに、「ちゃんとソリの声になれているかなという気持ちで観ていたのですが、観ていくうちにだんだんと一致してきて、最終的にエンドロールで自分の名前が出てきて感動しました」と振り返った。

また、主題歌『Your Letter』日本語版の歌唱や訳詞にも挑戦したことについては「お話を聞いた時すごい驚きました。自分が主題歌を歌えるのかって」とコメント。韓国版ではイ・スヒョンがソリの声と主題歌を担当していることに触れ「日本語版になった時にまた新しくソリで歌もうたえるんだと思い、うれしくて訳詞も頑張りました」と明かした。

韓国での活動経験を生かして日本語訳に取り組んだという矢吹だが「韓国語って日本語にするとすごい長くなってしまう」と苦労も告白。「ただ直訳して一旦出してみるとすんごい長さになってしまう。歌に当てはまらない。ラップになってしまう」と笑いを誘った。

さらに「『縁の手紙』を最後まで観たかのような歌詞だったので、そこの空気感を絶対壊したくないと思って、切り抜いて日本語らしい、日本の方に伝わりやすい表現とかも交えながら書かせてもらいました」と、訳詞に込めたこだわりを語った。

イベントでは、矢吹が小野に「僕にラップを教えて下さい」の韓国語「랩을 가르쳐 주세요」を、梅田には「いいラップがあるんだ」の韓国語「좋은 랩이 있어」をレクチャーする一幕も。2人が韓国語を披露すると会場は爆笑に包まれ、3人の仲の良さがうかがえるひとときとなった。

映画にちなみ「手紙」にまつわるエピソードを聞かれると、矢吹は「私はファンの方々からファンレターをいただくことが多いのですが、ファイリングして保管しています」と回答。「SNSのテキストの時代に、直筆で書かれている文章ってより感情が伝わってくるので、それがうれしくていつも私の力になっています」と、ファンから届いた手紙への感謝を伝えた。

最後に矢吹から作品への期待が高まるメッセージが寄せられ、完成披露上映会は終始和やかな雰囲気のうちに幕を閉じた。

韓国で第26回プチョン国際アニメーション映画祭3冠を達成した『縁の手紙』は、9月25日より日本公開を迎える。

(写真=Danmee編集部)

韓国アニメーション映画『縁の手紙』2026年9月25日(金)新宿バルト9ほか全国ロードショー

9月25日(金)に新宿バルト9ほかにて全国公開される韓国アニメーション映画『縁の手紙』(© 2025 LOTTE ENTERTAINMENT & STUDIO LICO & STUDIO N All Rights Reserved.)

〈あらすじ〉
「私」に届いたのは、差出人不明の「君」からの手紙。それは、時を超えた奇跡の始まりだった。

友人をかばったことでいじめの標的となり、田舎の学校へ転校することになった少女・ソリ。新しい環境になじめず、心を閉ざしていた彼女は、ある日、机の中に隠された不思議な手紙を見つける。

そこには、新しい学校で過ごすためのヒントと、「続きを探してみて」という謎めいた言葉が書かれていた。

その言葉に導かれて出会ったのは、ぶっきらぼうな同級生のドンスン。差出人を知っているという彼とともに手紙の続きを探していくうちに、手紙に込められた「本当のメッセージ」が明らかになっていく――。

〈映画祭〉
【受賞】
・第26回プチョン国際アニメーション映画祭(韓国) 審査員特別賞・技術賞・音楽賞の3部門を受賞

【出品】
・オタワ国際アニメーションフェスティバル (カナダ)
・国際アニメーション映画祭「ANIMATOR」(ポーランド)
・MOViE MOViE anifest 動画藝術祭 (香港)
・シャルジャ国際子ども青少年映画祭 (アラブ首長国連邦)
・あいち・なごやインターナショナル・アニメーション・フィルム・フェスティバル
・グアダラハラ国際映画祭 (メキシコ)

監督:キム・ヨンファン
原作:チョ・ヒョナ『縁の手紙』(LINEマンガ)
声の出演:ソリ/矢吹奈子、ドンスン/小野賢章、ホヨン/梅田修一朗
制作:STUDIO LICO, STUDIO N
配給:コミックス・ウェーブ・フィルム
配給協力:KeyHolder Pictures
協力:CWF CINEMAS
2025 | 韓国 | 97 分 | ビスタ | カラー | 5.1ch
© 2025 LOTTE ENTERTAINMENT & STUDIO LICO & STUDIO N All Rights Reserved.

〈公式サイト〉
https://en-no-tegami.com

〈公式SNS〉
公式X ( @en_no_tegami )




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