• 韓国映画界には、“この人が主演なら絶対にハズレない”と思わせる役者がいます。
  • ストーリーの厚みは保証されているも同然、観る者に安心を与え物語に集中させてくれます。
  • 今週末BS・CSで放送される予定の、信頼と実力を兼ね備えた名優たちが出演する韓国映画をご紹介します。

韓国映画界には、“この人が主演なら絶対にハズレない”と思わせる役者がいます。

緻密な演技で物語を牽引するだけでなく、圧倒的な存在感を放って観る者の心に深い余韻を残す名優といわれる人たちです。

キャストに名を連ねているだけで、ストーリーの厚みは保証されているも同然。たとえ見慣れた展開を辿る作品であっても、見違えるほど魅力的な仕上がりになることも少なくありません。彼ら彼女らは、観る者に安心を与え物語に集中させてくれます。

本記事で紹介するのは、そんな信頼と実力を兼ね備えた名優たちが出演する韓国映画です。今週末にCS・BSで放送される予定のものからピックアップしました。

韓国映画が日本で脚光を浴びるようになった2000年代序盤から現在まで、長い間第一線で活躍しつづけているイ・ビョンホン主演作もあります。

パラサイト 半地下の家族 (2019)

『パラサイト 半地下の家族』は、銀幕のスターソン・ガンホ主演作。カンヌ国際映画祭で、韓国人俳優として初の最優秀男優賞を受賞したことのある彼が物語を牽引します。

韓国映画界の巨匠ポン・ジュノ監督作品としても知られる世界的大ヒット作。社会的格差を鋭い視点で風刺しながら家族愛を描き、コミカルかつスリル満点の展開で観る者を楽しませてくれます。

●日本放送情報:WOWOW シネマ/2025年11月23日(日) 午前8:20
●番組ページ:https://www.wowow.co.jp/detail/170547
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。

画像出典:CJエンターテインメント
パラサイト 半地下の家族
ヒューマン/ブラックコメディ
2019/132分

あらすじ

半地下で暮らす貧しいキム一家。ある日、長男のギウ(チェ・ウシク扮)はIT企業でCEOを務めるパク氏の豪邸へ家庭教師の面接を受けに行くことに‥。

キャスト

ソン・ガンホ、イ・ソンギュン、チョ・ヨジョン、チェ・ウシク、パク・ソダム 他

韓国観客動員数

1031万人

口コミ

「ラストが衝撃的だった」
「最後まで飽きずに観られた」
「すごく新鮮で面白かった」

予告映像


動画出典:映画会社ビターズ・エンド

ベテラン 凶悪犯罪捜査班 (2024)

『ベテラン 凶悪犯罪捜査班』は、善人にも悪人にも変身することができ、深い人間描写を得意とするファン・ジョンミン主演作。韓国芸能界における名優中の名優である彼が、シーズン1から人気を牽引してきた犯罪アクション映画の続編です。

悪人と主人公の複雑な心理戦や、スリリングなアクションシーン、韓国映画お得意の人間ドラマまで含まれており、見どころ盛りだくさん。法で裁くことのできない者たちをどのように成敗していくのか、爽快感溢れる展開が待っています。

●日本放送情報:WOWOW シネマ/2025年11月23日(日)午後6:50
●番組ページ:https://www.wowow.co.jp/detail/205137
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。

画像出典:CJ ENM MOVIE
ベテラン 凶悪犯罪捜査班
犯罪/アクション
2024/118分

あらすじ

ベテラン刑事ソ・ドチョルが若手刑事パク・ソヌと組み、連続殺人犯に立ち向かう犯罪アクション。

キャスト

ファン・ジョンミン、チョン・ヘイン、オ・ダルス、チャン・ユンジュ、オ・デファン 他

韓国観客動員数

752万人

口コミ

 -

予告映像


動画出典:シネマトゥデイ

殺人の疑惑 (2013)

『殺人の疑惑』は、清純なイメージを活かした役や、冷静沈着でプロフェッショナルなキャラクターを演じるなど、幅広い演技力を持つことで知られるソン・イェジン主演作。本作では、父親が殺人犯なのではないかとの疑念に苦しむ女性を演じています。

かつて韓国全土を震撼させた未解決の誘拐殺人事件をモチーフに、事件の真相を探る過程で親子の複雑な関係や真実が明るみになっていく展開が視聴者の好奇心を刺激する作品となっており、観客の度肝を抜いた衝撃のラストにご注目。

●日本放送情報:アジアドラマチックTV/2025年11月22日(土)24:45
●番組ページ:https://www.asiadramatictv.com/lineup/SO0000011222/
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。

画像出典:CJ ENM MOVIE
殺人の疑惑
サスペンス/ミステリー
2013/96分

あらすじ

最愛の父親が重大事件の犯人ではないかという疑念に揺れる女性が、真実を求めて動き出すサスペンス・ミステリー。

キャスト

ソン・イェジン、キム・ガプス、イム・ヒョンジュン、キム・グァンギュ、ハ・ギョンミン 他

韓国観客動員数

176万人

口コミ

 「あまり重く感じなかった」
「ゾクゾクする」
「色々怖かった」

予告映像


動画出典:パラマウント・エンターテインメント Japan

ジェントルマン (2022)

『ジェントルマン』は、秀でた演技力で映画界に進出して以降全作品で主演を務め、お茶の間でも長年に渡って韓ドラ人気を支えているチュ・ジフン主演作。今年『トラウマコード』(Netflix/2025)を夢中になってご覧になった人なら、彼が描き出したカリスマ溢れるキャラクターの虜になること間違いなしの1作です。

また、適度なコミカルさで悪を懲らしめる構成と、観る者の予想を幾度となく裏切る好奇心を刺激する展開、スリリングでカタルシス抜群のストーリーも魅力。個性溢れる脇役も、物語をより一層盛り上げています。

●日本放送情報:KBS World/2025年11月21日(金) 23時10分~深夜1時40分
●番組ページ:https://www.kbsworld.ne.jp/program/detail?prSn=1777
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。

画像出典:Wavve
ジェントルマン
クライム
2022/123分

あらすじ

誘拐犯の濡れ衣を着せられた探偵チ・ヒョンスが、ひょんなことから検事と間違われたことを機に、なりすましたまま事件の捜査に挑むクライムドラマ。

キャスト

チュ・ジフン、パク・ソンウン、チェ・ソンウン、ウィング、カン・ホンソク 他

韓国観客動員数

17万人

口コミ

 「かなり面白かった」
「どんでん返しが楽しい」
「設定が面白い」

予告映像


動画出典:moviecollectionjp

時間離脱者 (2016)

『時間離脱者』は、日本では『ごめん、愛してる』(KBS/2004)での活躍で、その名が知られるイム・スジョン主演作。繊細な感情の演技で視聴者の共感を誘うと高く評価されている彼女が1人2役を演じ、秀でた演技力を改めて誇示したSFファンタジーです。

タイムリープを素材にしていますが、よくあるそれとは一線を画す設定で、時間の流れと人間関係が複雑に絡まったストーリーが魅力。サスペンス要素に切ないラブストーリーまで盛り込みながら、伏線まできれいにしっかりと回収しています。

●日本放送情報:KNTV/2025年11月22日(土) 後2:20~4:30、2025年11月23日(日) 前4:00~6:00
●番組ページ:https://kntv.jp/program/kn250909/
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。

画像出典:CJ ENM MOVIE
時間離脱者
ファンタジー/アクション/スリラー
2016/107分

あらすじ

32年の間隔を置いて過去と現在の同時刻、同じ病院に運ばれたジファンとゴヌが夢でつながり、愛する人を救うために奮闘するファンタジー・アクションスリラー。

キャスト

イム・スジョン、チョ・ジョンソク、イ・ジヌク、チョン・ウンイン、キム・ボラ 他

韓国観客動員数

120万人

口コミ

 「結構面白かった」
「温かみがある作品」
「脚本がすごい」

予告映像


動画出典:株式会社ビデックス

それだけが、僕の世界 (2018)

『それだけが、僕の世界』は、卓越した演技力とスター性の両方を併せ持った、俳優が憧れる俳優イ・ビョンホン主演作。どの作品でも常にプロフェッショナルな仕事ぶりを感じさせる彼が、本作ではサヴァン症候群の弟の兄を熱演しています。

彼の描き出した人情深さと無骨さが共存するキャラクターは、物語により深みをプラスし、とびきりのハートフルストーリーに。ユーモアをふんだんに交えながら、兄弟愛や出会いの大切さを描いています。

映画『ミナリ』(2020)でアカデミー賞助演女優賞を手にしたユン・ヨジョンも出演しています。

●日本放送情報:アジアドラマチックTV/2025年11月22日(土)22:30
●番組ページ:https://www.asiadramatictv.com/lineup/SO0000011250/
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。

画像出典:CJ ENM MOVIE
それだけが、僕の世界
ヒューマン
2018/120分

あらすじ

落ちぶれた元プロボクサーの兄ジョハと、天才的なピアノの腕を持つ左伴症候群の弟ジンテが織りなすヒューマン作品。

キャスト

イ・ビョンホン、ユン・ヨジョン、パク・ジョンミン、ファン・ソクジョン、ペク・ヒョンジン 他

韓国観客動員数

342万人

口コミ

 「いい映画だった」
「家族の大切さが身にしみる」
「とても素敵な作品」

予告映像


動画出典:シネマトゥデイ

西谷瀬里

韓国ドラマが大好きな西谷です。現在はK-POP関連の記事を主に投稿しておりますが、韓ドラの魅力や、俳優&女優さんの活躍も随時紹介していきたいと思います。あらゆる年代の読者の方に、楽しんでいただける記事が届けられたらなという思いです。

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