- 10月はチョン・ソミンやリュ・スンリョンら豪華俳優陣の主演作が続々登場し、韓国ドラマ界が熱気を帯びている。
- カン・テオ×キム・セジョンのロマンス時代劇、キム・ウビン×スジの9年ぶり共演作など注目作が目白押し。
- 本記事では、Netflix・Disney+・韓国のテレビで放送・配信開始予定の話題作を一挙にご紹介。(2025年9月19日現在)
10月、韓国ドラマ界には実力派俳優と話題のカップリングが揃い踏みし、豊作のシーズンを迎えようとしている。
中でも、昨年『となりのMr.パーフェクト』(tvN)でチョン・ヘインと共演した、“ラブコメクイーン”チョン・ソミンが主演を務める新作は大きな関心を集めている。また、Disney+オリジナル『パイン ならず者たち』に続き、今年2本目の主演作でカムバックするリュ・スンリョンが、映画・ドラマ界を代表する存在感を改めて示す予定である。
さらに、カン・テオとキム・セジョンが共演するロマンス時代劇や、キム・ウビンとスジが『むやみに切なく』(KBS)以来、約9年ぶりに再タッグを組むNetflix新作も放送前から高い注目を浴びている。
そして、約2年ぶりに主演として帰ってくるイ・ジュノ(2PM)の復帰作まで控えており、この秋はまさに話題作の宝庫と言えるのではないだろうか。
そこで本記事では、10月本国で放送・配信開始の注目韓国ドラマ6選を徹底的にご紹介する。(2025年9月19日現在)
『ウジュ・メリー・ミー』(SBS/2025/全12話)
1作目は、来たる10月10日よりSBS金土ドラマ枠で放送がスタートする『ウジュ・メリー・ミー』(原題:우주메리미)をご紹介。

チェ・ウシク×チョン・ソミン主演『ウジュ・メリー・ミー』(原題:우주메리미) (画像出典:SBS)
今年苦戦を強いられてきた同枠を立て直す一手として期待が寄せられている注目のラブコメディ。
主演は『その年、私たちは』(SBS/2021~2022)で繊細な演技を披露したチェ・ウシクと、“ラブコメクイーン”の異名を持つチョン・ソミン。安定感抜群の実力を誇る二人が織りなすケミストリーに、早くも視聴者の関心が集まっている。
物語は、最高級新婚住宅の景品を手に入れるため、90日間の“偽装新婚生活”を送ることになった男女が主人公。始まりは打算的な取引であったはずが、次第に本物以上に本物らしい恋愛模様へと変化していく。甘くスリリングな同居生活、時に笑いを誘い、時に胸を締めつけるロマンスが視聴者を魅了するだろう。
さらに「偽装夫婦」というコメディタッチの設定の裏側では、出口の見えないトンネルから抜け出そうともがく一人の男性の成長や、“本当のパートナーとは誰なのか”という普遍的な問いが描かれる。ラブコメとしての軽快さに加え、ヒューマンドラマとしての深みを兼ね備えた作品に仕上がっている点も見逃せない。
SBSが満を持して送り出す『ウジュ・メリー・ミー』は、この秋の韓国ドラマ市場で話題をさらう存在となるのでは。
●キャスト:チェ・ウシク、チョン・ソミン、ペ・ナラ、ソ・ボムジュン、シン・スルギ 他
●韓国放送期間:2025年10月10日~2025年11月15日予定
『テプン商事』(tvN/2025/全16話)
2作目にご紹介する作品は、2PMのイ・ジュノが約2年ぶりに主演を務めるドラマ『テプン商事』。10月11日より韓国tvNで放送が始まる。

イ・ジュノ主演『テプン商事』(原題:tvN)
前作『キング・ザ・ランド』(JTBC/2023)で見せた甘く情熱的な演技で視聴者を魅了した彼が、今度は全く異なる舞台で新たな挑戦に挑む。
早くも韓国での放送と同日にNetflixでの世界配信が決定しており、日本を含む海外のファンにとっても待望の作品となっている。
物語の背景は、韓国経済が大きな打撃を受けた1997年のIMF危機。主人公カン・テプンは、社員も資金も商品もない「貿易会社」の社長という立場を突然背負うことになり、ゼロからの再起を図る羽目になる。何も持たない若き“商社マン”が、数々の逆境を乗り越えながら奮闘する姿を描く成長ストーリーは、視聴者の共感と応援を呼び起こすだろう。
また、本作は高視聴率を記録した、現在放送中のtvN『暴君のシェフ』の後番組として編成された点でも注目を集めている。『キング・ザ・ランド』でイ・ジュノと息の合った演技を見せたイム・ユナが『暴君のシェフ』のヒロインを務めていることから、まるで“主演リレー”のようにバトンが受け継がれるという形に。そうした話題性も、放送前からファンの期待を高めている要因である。
“ラブコメ王子”としての顔に加え、困難を前に成長していく人間ドラマの主人公として新境地を切り拓くイ・ジュノ。
『テプン商事』は、彼のキャリアにおいて新たな代表作となる可能性を秘めた一作と言えるだろう。
●キャスト:イ・ジュノ(2PM)、キム・ミナ、キム・ジヨン、キム・ミンソク、ム・ジンソン 他
●韓国放送期間:2025年10月11日~2025年11月30日予定
●日本配信情報:Netflix/2025年10月11日(土)
『マリと変わったパパたち』(KBS/2025~2026/全120話予定)
3作目は、10月13日からKBS1で放送が始まる『マリと変わったパパたち』(原題:마리와 별난 아빠들)をご紹介。

ハ・スンリ×ヒョヌ主演『マリと変わったパパたち』(原題:마리와 별난 아빠들) (画像出典:KBS)
平日に毎日放送されるイルイルドラマとして、幅広い世代に親しまれることが期待されている。
主演は子役時代から確かな演技力で知られるハ・スンリと、多彩な役柄をこなしてきたヒョヌ。長期間にわたり放送される枠だけに、視聴者の日常に寄り添う物語がどのように展開されるか注目されている。
ドラマの主人公マリは、自分の父親を探すために奔走する少女。ストーリーは「マリのドタバタお父さん探し三万里!」というキャッチコピーが示すように、笑いあり涙ありの騒がしい旅を中心に描かれる。血縁を超えた出会いや絆を通して、血よりも濃く、遺伝子よりもしぶとい“変わった家族”が誕生していく過程が描写されるのが大きな見どころだ。
重厚な時代劇やスリリングなサスペンスが続く秋ドラマの中で、本作は家族愛とコミカルさを前面に押し出した温かな作品として、視聴者に癒やしと共感を与える存在となるだろう。
●キャスト:ハ・スンリ、ヒョヌ、パク・ウネ、リュ・ジン、ファン・ドンジュ 他
●韓国放送期間:2025年10月13日~2026年3月27日予定
『ソウルの自宅から大企業に通うキム部長の物語』(JTBC/2025/全12話)
4作目は『ソウルの自宅から大企業に通うキム部長の物語』(原題:서울 자가에 대기업 다니는 김부장 이야기)をご紹介する。

リュ・スンリョン主演『ソウルの自宅から大企業に通うキム部長の物語』(原題:서울 자가에 대기업 다니는 김부장 이야기) (画像出典:JTBC)
10月25日よりJTBCで放送が始まる本作は、リュ・スンリョンを筆頭に、ミョン・セビン、チャ・ガンユン、チョン・ウンチェといった実力派が出演する注目のヒューマンドラマである。派手な設定やスピード感で魅せる作品が多い中、本作はひとりの中年男性の人生を丁寧に描き出し、深い余韻を残すことを目指しているという。
リュ・スンリョン扮する主人公キム・ナクスは、入社25年目を迎える営業部長。卓越したスキルと努力で出世街道を歩み、念願のソウル一等地の自宅マンションを手に入れ、妻と息子に囲まれた家庭を築いてきた。誰もが羨む「勝ち組」の人生を送っていたはずの彼だが、時の流れとともに会社でも家庭でも次第に居場所を失い、思い描いてきた自分の価値が崩れ去っていく・・。
ドラマは、そんな彼がすべてを失った先で長い葛藤と模索を経て、大企業の部長という肩書きではなく、ひとりの人間としての「本当の姿」を見つけ出していく過程を描く。社会の荒波に揉まれる中年世代の現実と再生をリアルに映し出しながらも、視聴者に“自分にとって本当に大切なものは何か”を問いかける作品となっている。
リュ・スンリョンの圧倒的な演技力が物語に説得力を与え、JTBCが送り出す2025年秋の看板ドラマとして注目を集めることは間違いない。
●キャスト:リュ・スンリョン、ミョン・セビン、チャ・ガンユン、チョン・ウンチェ 他
●韓国放送期間:2025年10月25日~2025年11月30日予定
『この川には月が流れる』(MBC/2025/全14話)
5作目にご紹介する作品は、『この川には月が流れる』(原題:이 강에는 달이 흐른다)。

カン・テオ×キム・セジョン主演『この川には月が流れる』(原題:이 강에는 달이 흐른다) (画像出典:MBC)
本作は、MBCが10月31日より放送する新作時代劇。笑顔を失った世子と記憶をなくした富商の娘が魂を入れ替えることで繰り広げられる、“易地思之”のロマンティックな物語であり、主演はカン・テオとキム・セジョンが勤める。
二人の運命的な出会いと心の交錯が視聴者を惹きつける。
キム・セジョンは俳優デビュー以来、初のMBCドラマ出演にして初の時代劇挑戦であり、カン・テオにとっても2019年の『ノクドゥ伝~花に降る月明り~』以来、2度目の時代劇出演である。
幻想的な設定の中で描かれる切なくも美しい恋愛模様は、視聴者に時代劇ならではの情緒と感動を届ける作品であり、秋の韓国ドラマ市場における注目作のひとつである。
●キャスト:カン・テオ、キム・セジョン、イ・シニョン、ホン・スジュ、チン・グ 他
●韓国放送期間:2025年10月31日~2025年12月13日予定
『魔法のランプにお願い』(Netflix/2025/全12話)
最後は、Netflixオリジナルドラマとして10月3日より配信開始される話題作『魔法のランプにお願い』。

キム・ウビン×スジ主演『魔法のランプにお願い』(画像出典:Netflix)
主演はキム・ウビンとスジが努め、2016年放送のKBS『むやみに切なく』以来、約9年ぶりの共演作として、ファンの期待が非常に高い一作である。
物語は、千年以上の時を経て人間界に戻ってきたキャリア中断中のランプの精霊ジーニーと、感情の欠如した人間ガヨンの出会いから始まる。
本作は、二人にとってそれぞれ2本目のNetflixオリジナル作品であり、これまでの演技経験を生かしながらも新しい世界観に挑戦する試みでもある。
●キャスト:キム・ウビン、スジ、アン・ウンジン、ノ・サンヒョン、コ・ギュピル 他
●日本配信情報:Netflix/2025年10月3日(金)
編集部おすすめ記事
-
【韓ドラの鉄板】スカッと保証!韓ドラお家芸「弁護士もの」おすすめ作品4選
-
キム・ウビン×スジ主演 Netflix「魔法のランプにお願い」の公式予告編が公開!
-
IU×パク・ボゴム主演 Netflix「おつかれさま」、ニューメディアコンテンツ大賞を受賞!
-
ハン・ジミン主演作も!来週(9月22日~)CS放送開始「近作・新作」韓国ドラマ5選
-
【韓国時代劇】朝鮮王朝の国王は「夫婦の床入り」を臣下に指示された?その真相とは (元敬~欲望の王妃~)
-
「友情と愛、そして人生」女性ドラマブーム再来に期待!9月スタートの韓国ドラマ3選
こちらも投票お願いします!
この記事と関連度が高いトピック
現在読まれています!
最新記事
-
「友情と愛、そして人生」女性ドラマブーム再来に期待!9月スタートの韓国ドラマ3選
-
話題性は抜群だったのに‥2025年「思わぬ成績表」韓国ドラマ7選
-
チョン・ソミン、イ・ジュノらスターが飾る!25年10月本国放送&配信開始予定 韓国ドラマ6選
-
【韓国時代劇】朝鮮王朝の国王は「夫婦の床入り」を臣下に指示された?その真相とは (元敬~欲望の王妃~)
-
感傷の秋に寄り添う物語が勢ぞろい!2025年10月「本国公開予定」韓国映画7選
-
5時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
クォン・ウンビ、コンサートのため台湾へ出国!(PHOTO5枚)
-
「B:MY BOYZ」から誕生の8人組YUHZ、日本初ファンコン「YUHZ Fan-Con in Japan 2025 : YoUr HertZ」 開催決定!!
-
9時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
NCT ジャニー、「ジョニーウォーカー ブルー」のイベントに出席!(PHOTO7枚)
-
9時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
チョ・インソン、「ジョニーウォーカー ブルー」のイベントに出席!(PHOTO5枚)
-
キム・ウビン×スジ主演 Netflix「魔法のランプにお願い」の公式予告編が公開!
-
IU×パク・ボゴム主演 Netflix「おつかれさま」、ニューメディアコンテンツ大賞を受賞!
-
ハン・ソッキュ主演「シン社長プロジェクト」、第2話で7.4%記録!tvN月火ドラマ歴代9位
-
LE SSERAFIMが見せた“グローバル力”!米7都市ツアー全公演ソールドアウト
-
韓流の名作から最新作まで!25年10月より放送開始 韓国ドラマ11選 (BSチャンネル別まとめ)
-
少女時代 ユナ、4週連続No.1!25年9月第2週 韓ドラ出演者話題性ランキング トップ5
-
BLACKPINKとIVEの頂上対決!25年9月 K-POPガールズグループ ブランド評判 ベスト5
-
【韓ドラの鉄板】スカッと保証!韓ドラお家芸「弁護士もの」おすすめ作品4選
-
1位の座は譲れない!TXT「8月K-POPボーイズグループ人気No.1決定戦」アンケートでトップゴール!
-
KARA パク・ギュリ、前夜祭の舞台に立つ女神!秋の夜を飾った美しさに注目集まる
-
ハン・ジミン主演作も!来週(9月22日~)CS放送開始「近作・新作」韓国ドラマ5選
-
キム・ジウォン、シックなブラックドレスで魅せる!秋空の下で放たれたオーラ
-
SEVENTEEN スングァン、音に込めた集中力!映画のようなピアノステージ
-
THE BOYZ ニュー、光と影が描く秋午後の肖像!ファンを魅了する自然体
-
イ・ジュノ主演「台風商社」事前試写イベント開催!初回放送への期待最高潮
RECENT TOPICs
COMEBACK & DEBUT
-
BTS JIN ‘The Astronaut’ MVALICE ‘DANCE ON’ MVATBO ‘ATTITUDE’ MVEPEX ‘恋歌’ MVグループ名がT1419からTFNに! ‘AMAZON’ MVNCTテン ‘Birthday’ MVCLASS:y ‘ZEALOUS’ MVCLASS:y ‘Tick Tick Boom’ MV
ご意見を自由にコメントしてください!
記事に関するご意見や情報提供はこちらのフォームをご利用ください。