• 近年、タイパ(タイムパフォーマンス)を重視した考え方などが、熱い視線を浴びている。
  • ドラマは実際に視聴してみるまで面白いか分からず、タイパとは程遠い結果を招くことも。
  • タイパ重視の韓ドラファンに、輝かしい受賞歴を持つ韓国ドラマを6つ紹介する。

近年、タイパ(タイムパフォーマンス)を重視した考え方やアイテム、手法などが熱い視線を浴びている。

韓ドラファンのなかにも、時間を有効に使い高い満足度を得たいと考えている人は多いのではないだろうか。

しかしドラマは、実際に観てみるまで面白いかどうか分からないのがネック。期待して観はじめたものの、自分の好みに合わず途中で離脱したという経験が誰しも一度くらいはあるだろう。

一度失敗すると、作品選びは慎重になりがちなもの。悩んでいる間に思ったよりも時間が過ぎていたということも起きかねない。タイパとは程遠い状況になってしまう。

そこで本記事では、タイパ重視の韓ドラファンに、輝かしい受賞歴を持つ韓国ドラマをご紹介。高評価を得た作品は、高確率で万人受けすることが多く、無駄な時間を要することなく面白い作品に出会えるだろう。

なぜオ・スジェなのか (SBS/2022)

『なぜオ・スジェなのか』は、『2022 SBS演技大賞』で主演のソ・ヒョンジンが最優秀演技賞を、相手役のファン・イニョプが新人賞に輝き、その他2つの部門で各俳優が称えられ、合計4つのトロフィーを獲得した法廷ミステリー。

クオリティーの高い演出と脚本はさることながら、受賞歴からも分かるようにキャストの演技が光った1作。特にソ・ヒョンジンが、欲望と葛藤の間で揺れる主人公の複雑な感情を見事に表現したとの評価で、彼女の演技が視聴者を物語に没入させるのに大きく寄与したと言われている。

●日本初回放送情報:フジテレビTWO/2025年9月20日(土)11:00~12:20
●番組ページ:https://otn.fujitv.co.jp/b_hp/925200079.html
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。

画像出典:SBS
なぜオ・スジェなのか
ロマンス/サスペンス
SBS/2022/全16話

あらすじ

敏腕弁護士のオ・スジェ(ソ・ヒョンジン扮)は、勝利のためなら手段を選ばない人物。ある日、最年少で代表弁護士就任が内定するも、とある女性の転落死事件に巻き込まれ、ソジュン大学のロースクールに左遷されてしまう・・。

キャスト

ソ・ヒョンジン、ファン・イニョプ、ホ・ジュノ、ペ・イニョク、チ・スンヒョン 他

最高視聴率・受賞歴など

10.7%

口コミ

「後半になるにつれて面白くなってくる」
「展開が早くてよかった」
「意外と面白かった」

予告映像


動画出典:PLAN Kエンタテインメント

タリミファミリー~恋もお金もクリーンに! (KBS/2024)

『タリミファミリー~恋もお金もクリーンに!』は、『2024 KBS演技大賞』で作家賞をはじめ、主演のキム・ジョンヒョンとパク・ジヨンが、それぞれ最優秀賞を獲得するなど、合計8個の賞を受賞したホームドラマ系ロマンチックコメディー。

コメディーと感動の融合が最大の魅力と言われており、家庭内での葛藤を描きながら、個性あふれる登場人物らが視聴者をクスっと笑わせ、重すぎず軽すぎないのが程よい作品。ホームドラマにしては、テンポのよいストーリー展開も愛された理由の1つだ。

●日本初回放送情報:WOWOW プライム/2025年9月16日(火)午前8:30
●番組ページ:https://www.wowow.co.jp/detail/204273/001/01
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。

画像出典:KBS
タリミファミリー~恋もお金もクリーンに!
ラブコメディ
KBS/2024~2025/全36話

あらすじ

"清廉クリーニング"を営むダリム家が洋服の代わりにお金にアイロンをかけることで繰り広げられるラブコメディ。

キャスト

キム・ジョンヒョン、クム・セロク、シン・ヒョンジュン、パク・ジヨン、キム・ヘウン 他

最高視聴率・受賞歴など

19.7%

口コミ

「結構面白い」
「キャストが豪華」
「色々な話が混ざってて面白い」

予告映像


動画出典:KBS Drama

7人の脱出 (SBS/2023)

『7人の脱出』は、『2023 SBS演技大賞』で、イ・ジュンとイ・ユビがミニシリーズ部門とアクション部門においてそれぞれ優秀演技賞を受賞、キム・ドフンが新人演技賞に輝いた。その他、『FUNdexアワード2023』では、TVドラマ検索反応部門賞を獲得している。

またトロフィーを手にすることはなかったものの主演をメインで務めたオム・ギジュンやファン・ジョンウムの活躍は、一線を画すものが。どのシーンを切り取っても完璧で、ドロ沼劇に疲労感を覚えるという声が上がるほど、視聴者を物語へ没入させる。

●日本初回放送情報:アジアドラマチックTV/2025年9月16日(火)22:00
●番組ページ:https://www.asiadramatictv.com/lineup/SO0000011253/
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。

画像出典:SBS
7人の脱出
サスペンス
SBS/2023/全17話

あらすじ

優しい養父母に育てられたパン・ダミ(チョン・ラエル扮)。彼女は、実母のクム・ラヒ(ファン・ジョンウム扮)と一緒に暮らすことに。しかしラヒは、大富豪パン会長(イ・ドクファ扮)の孫にあたるダミを遺産目当てで引き取り・・。

キャスト

オム・ギジュン、ファン・ジョンウム、イ・ジュン、イ・ユビ、シン・ウンギョン 他

最高視聴率・受賞歴など

7.7%

口コミ

「ペントハウスみたい」
「展開が斜め上をいく」
「ものすごく面白かった」

予告映像


動画出典:PLAN Kエンタテインメント

白雪姫には死を~BLACK OUT (MBC/2024)

『白雪姫には死を~BLACK OUT』は、『2024 MBC演技大賞』で、主演ピョン・ヨハンがベストアクター賞を、キム・ミギョンとチョ・ジェユンが助演賞を、イ・ガソプが新人賞を、クォン・へヒョがベストキャラクター賞を獲得し、主役から助演までキャストの演技力が称えられたミステリースリラー。

特に、濡れ衣を着せられ10年もの間服役したキャラクターの苦痛を繊細に表現したピョン・ヨハンに称賛の声が集まった。緻密な伏線が魅力のストーリーと彼の演技が見事に調和し、人の記憶に残る作品の1つに。口コミで支持を集めた深みのあるストーリーテリングにもご注目。

●日本初回放送情報:WOWOW プライム/2025年9月19日(金)午後1:00
●番組ページ:https://www.wowow.co.jp/detail/203430/001/02
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。

画像出典:MBC
白雪姫には死を~BLACK OUT
ミステリー/スリラー
MBC/2024/全14話

あらすじ

遺体が発見されていないミステリアスな殺人事件の犯人として名指しされ、前科者となった青年が10年後に真相を明らかにするミステリー・スリラー。

キャスト

ピョン・ヨハン、コ・ボギョル、コ・ジュン、キム・ボラ、ペ・ジョンオク 他

最高視聴率・受賞歴など

8.8%

口コミ

「定番のミステリーだけど面白い」
「今年1番かも」
「見応え十分」

ミセン -未生- (tvN/2014)

『ミセン -未生-』は、韓国のゴールデングローブ賞と言われる『百想芸術大賞』で、3冠王を達成した作品。イ・ソンミンが最優秀演技賞に、イム・シワンが新人演技賞に、キム・ウォンソクPDがTV演出賞に輝いた。

その他の授賞式でも栄誉ある賞を手にしているが、2015年には日本で開催された『国際ドラマフェスティバル』で海外作品特別賞を獲得しており、本国のみならず日本でも高い評価を受けている。

会社員の悲哀を、リアリティーたっぷりに描き出した作品で、多くの人の共感と感動を誘った韓ドラ史に残る1作だ。

●日本初回放送情報:日テレプラス/2025年9月17日(水)12:30
●番組ページ:https://www.nitteleplus.com/program/misen/
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。

画像出典:tvN
ミセン-未生-
ヒューマン
tvN/2014/全20話

あらすじ

幼少期から棋士を目指していたチャン・グレ(イム・シワン扮)。父の死を機にその夢を諦め、就職はせずアルバイトに明け暮れていた。ある日、母の伝手により大手総合商社にインターンとして働くことに。しかし社会人経験がないグレは、同期から遅れをとっていて・・。

キャスト

イム・シワン、イ・ソンミン、カン・ソラ、カン・ハヌル、キム・デミョン 他

最高視聴率・受賞歴など

10.3%

口コミ

「とてもリアルに現実社会と今を生きる若者の悩みを描いててよかった」
「社会人の心にささる作品」
「社会人なら共感できる場面が多い」

予告映像


動画出典:CinemartChannel

ストーブリーグ (SBS/2019)

『ストーブリーグ』は、本記事で紹介するドラマのなかで、最も数多くの賞を獲得した韓ドラ史が誇る名作。『第56回 百想芸術大賞』で作品賞に輝いたのをはじめ、合計12の授賞式で20のトロフィーを手にしたスポーツヒューマンドラマだ。

ナムグン・ミンやパク・ウンビン、オ・ジョンセなど、錚々たる役者陣の演技が称えられたのはもちろん、美術賞や照明賞など、技術面においても高く評価されているのが特徴。演出や役者の演技、しっかりとした脚本はもちろん、それ以外も含めてトータルで完璧な1作だ。

“スポーツドラマはコケる”という、韓ドラ界のジンクスを破った本作は一見の価値あり。大衆性も作品性も兼ね備えた内容になっている。

●日本初回放送情報:アジアドラマチックTV/2025年9月18日(木)27:30
●番組ページ:https://www.asiadramatictv.com/lineup/SO0000011195/
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。

画像出典:SBS
ストーブリーグ
ヒューマン
SBS/2019/全16話

あらすじ

万年最下位のプロ野球チーム「ドリームズ」は、今回も最下位でシーズンを終えることに。ある日、責任を取って辞任したゼネラルマネージャーの代わりに、野球未経験者のペク・スンス(ナムグン・ミン扮)が就任する。初めは、スンスの指導に不満を抱いていたスタッフたちだが、次第に信頼を寄せるようになる。しかし、オーナー会社の常務クォン・ギョンミン(オ・ジョンセ扮)は、チーム解散を企んでいて・・。

キャスト

ナムグン・ミン、パク・ウンビン、オ・ジョンセ、チョ・ビョンギュ、ソン・ジョンハク 他

最高視聴率・受賞歴など

19.1%

口コミ

「野球に詳しくない人でも楽しめる作品」
「観ていて前向きな気持ちになれる」
「応援したくなってしまう」

予告映像


動画出典:PLAN Kエンタテインメント

西谷瀬里

韓国ドラマが大好きな西谷です。現在はK-POP関連の記事を主に投稿しておりますが、韓ドラの魅力や、俳優&女優さんの活躍も随時紹介していきたいと思います。あらゆる年代の読者の方に、楽しんでいただける記事が届けられたらなという思いです。

記事一覧を見る(1332件)




ご意見を自由にコメントしてください!

記事に関するご意見や情報提供はこちらのフォームをご利用ください。

編集部おすすめ記事blank

サイトの広告について

Danmee(ダンミ)は、収益化の一環としてオンライン広告を展開しております。広告の内容(公序良俗を害するもの)や、可読性の低下につながる広告に関するご意見はこちらのフォームをご利用ください。

この記事と関連度が高いトピック

現在読まれています!

最新記事

RECENT TOPICs