• 今や世界的人気を誇る韓国ドラマが、8月のBSで続々とスタート。
  • ラブコメからサスペンスまで多彩なジャンルがそろい、自分時間にぴったりの1本が見つかるかも。
  • BS放送で、この夏は韓ドラの世界に浸ってみては?

今や世界中で愛され続ける韓国ドラマは、ジャンルを越えて人の心をとらえる力を持った“感情の物語”。

ラブコメ、時代劇、ヒューマン、サスペンスなど、多彩で奥深い物語世界が観る者を魅了してやまない。

BS放送なら、一部チャンネルを除いて無料で視聴できるのもうれしいポイントだ。

この8月、そんなBS各局で放送される韓国ドラマは、まさに“色鮮やか”のひと言に尽きるラインナップ。

そこで本記事では、8月にBSで放送開始予定の注目韓国ドラマ8選をご紹介。(2025年7月23日現在 / ※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合がございます)

BS10

2025年8月にBS10で放送開始予定の韓国ドラマは以下の通り。(※詳細は、BS10公式HPをご確認ください)

『コーヒープリンス1号店』(MBC/2007/全24話)

1作目は、2007年に韓国MBCで放送され、日本でも爆発的な人気を博したラブコメディ『コーヒープリンス1号店』をご紹介する。

主演を務めたのはコン・ユとユン・ウネ。最高視聴率27.8%を記録し、当時の“韓ドラブーム”をけん引した名作の一つだ。

男の子としてカフェで働くことになったヒロイン、ウンチャンと彼女を男性だと思い込んだまま惹かれていく御曹司ハンギョル。

性別の誤解を軸に展開する2人の恋模様は、切なさと可愛さが絶妙に絡み合い、視聴者の心を掴んで離さない。

「この作品で韓ドラにハマった!」という声も多く、夏になると無性に見返したくなる“夏ドラマ”の定番作品。

●日本初回放送情報:BS10/2025年8月1日(金) 午前9時~午前10時
●番組ページ:https://www.bs10.jp/program/korea/coffeeprince/

画像出典:MBC
コーヒープリンス1号店
ラブコメディ
MBC/2007/全17話

あらすじ

冷徹な大企業の御曹司チェ・ハンギョル(コン・ユ扮)は、ある日祖母の命令によりカフェ"コーヒープリンス1号店"の社長をすることに。一方、一家の大黒柱として働く少女コ・ウンチャン(ユン・ウネ扮)は、イケメンしか働けないコーヒープリンスで働き始めるのだが・・。

キャスト

コン・ユ、ユン・ウネ、イ・ソンギュン、チェ・ジョンアン、キム・チャンワン 他

最高視聴率・受賞歴など

27.8%

口コミ

「ツッコミどころ満載」
「名作と言われるだけあって面白かった」
「令和にはない物語」

予告映像


動画出典:KNTV

『シークレット・ガーデン』(SBS/2010~2011/全20話)

2作目は、2010年から2011年にかけて韓国SBSで放送され、最高視聴率35.2%を記録した大ヒットファンタジー・ラブコメディ『シークレット・ガーデン』。

主演は、ヒョンビン、ハ・ジウォン、ユン・サンヒョン。韓国ドラマの“王道”を代表する一本として今も語り継がれている。

物語は、アクション監督を夢見るスタントウーマンのキル・ライムと、気難しいデパートのCEOキム・ジュウォンの“魂が入れ替わる”という奇想天外な展開から始まる。

予測不能なシチュエーションの中で深まっていく2人の愛は、笑いと涙、胸キュンを絶妙に織り交ぜ、2010年代に一大シンドロームを巻き起こした。

ヒョンビンの“青のラメジャージ姿”が韓国でブームを起こしたのも、本作の名物エピソードのひとつ。

●日本初回放送情報:BS10/2025年8月4日(月) 午後2時~午後3時
●番組ページ:https://www.bs10.jp/program/korea/secretgarden/

画像出典:SBS
シークレット・ガーデン
ラブコメディ
SBS/2010~2011/全20話

あらすじ

御曹司とスタントウーマンの魂が入れ替わることから始まるラブコメディ。

キャスト

ハ・ジウォン、ヒョンビン、ユン・サンヒョン、キム・サラン、イ・フィリップ 他

最高視聴率・受賞歴など

35.2%

口コミ

「ツッコミどころが多いけど面白い」
「見応えがあった」
「物語に引き込まれる」

BS朝日

2025年8月にBS朝日で放送開始予定の韓国ドラマは以下の通り。(※詳細は、BS朝日公式HPをご確認ください)

『御史とジョイ~朝鮮捜査ショー~』(tvN/2021/全20話)

2021年に韓国tvNで放送された『御史とジョイ~朝鮮捜査ショー~』は、史劇でありながらポップなテンポとコミカルな展開が魅力の“ラブコメ時代劇”。

主演は2PMのテギョンと、話題作への出演が続くキム・ヘユン。現代的な感性と古風な世界観が絶妙に溶け合い、新鮮な風を吹き込んだ一作だ。

美食と自由を愛するのんびりお坊ちゃまが、ひょんなことから“暗行御史(アメンオサ)”となり、不正を暴く旅へと繰り出すことに。

そんな彼とバツイチのたくましいヒロインが出会い、時にぶつかり合いながらも、事件を解決し、距離を縮めていく姿に自然と笑顔がこぼれる。

堅苦しさゼロで楽しめる、気軽に“歴史ものデビュー”したい方にもおすすめの1本。

●日本初回放送情報:BS朝日/2025年8月7日(木) ひる12時~2時
●番組ページ:https://www.bs-asahi.co.jp/osatojoi/

画像出典:tvN
御史〈オサ〉とジョイ~朝鮮捜査ショー~
ラブコメディ/時代劇
tvN/2021/全16話

あらすじ

ひょんなことから暗行御史になった美食家のラ・イオン(オク・テギョン扮)が、幸せを探すバツイチ女性キム・ジョイ(キム・ヘユン扮)の二人がドタバタ捜査を繰り広げるラブコメディ時代劇。科挙に主席合格した役人のイオンは、常に食べ物のことばかり考えていた。ある日、暗行御史として忠清道に派遣されることになったものの、仕事は二の次にして美食探訪をしようとしていた。そんな中、自身の幸せを求めて突き進むジョイと運命的な出会いを果たし・・。

キャスト

オク・テギョン(2PM)、キム・ヘユン、ミン・ジヌン、パク・ガンソプ、イ・サンヒ 他

最高視聴率・受賞歴など

5.2%

口コミ

「時代劇が苦手な私でも気軽に観ることができた」
「最後まで楽しく完走できた」
「脇役のキャラクターも面白かった」

予告映像


動画出典:TCEchannel

BS11

2025年8月にBS11で放送開始予定の韓国ドラマは以下の通り。(※詳細は、BS11公式HPをご確認ください)

『三番目の結婚』(MBC/2023~2024/全83話)

2023年から2024年にかけて韓国MBCで放送された『三番目の結婚』は、昼ドラの王道ともいえる愛と憎しみが交錯する本格愛憎劇。

主演を務めたのは、“悪女演技”に定評のあるオ・スンア。これまでのイメージを覆すように、本作では純粋で芯のあるヒロイン役を熱演し、話題を集めた。

物語は、親友からの誤解と裏切りによって人生を狂わされた主人公が、復讐を誓いながらも葛藤と愛に揺れ動く姿を描いている。

共演には、ユン・ソヌ、ユン・ヘヨン、チョン・ノミン、オ・セヨンなど、実力派俳優たちが名を連ね、濃密な人間模様にリアリティと重みを加えた。

オ・スンアはこの演技で『2024 MBC演技大賞』イルイル・単幕ドラマ部門 女性最優秀演技賞を受賞し、その存在感を再び強く印象づけた。

●日本初回放送情報:BS11/2025年8月11日(月) 午後2時29分~午後3時30分
●番組ページ:https://www.bs11.jp/drama/thirdmarriage/

画像出典:MBC
三番目の結婚
愛憎劇
MBC/2023~2024/全132話

あらすじ

偽りの人生を生きる女性と、嘘を暴き報復しようとする女性の愛と結婚を描いた愛憎劇。

キャスト

オ・スンア、ユン・ソヌ、ユン・ヘヨン、チョン・ノミン、オ・セヨン 他

最高視聴率・受賞歴など

7.8%

口コミ

-

予告映像


動画出典:KNTV

BSテレ東

2025年8月にBSテレ東で放送開始予定の韓国ドラマは以下の通り。(※詳細は、BSテレ東公式HPをご確認ください)

『赤い袖先』(MBC/2021~2022)

2021年から2022年にかけて韓国MBCで放送され、多くの賞を受賞した名作ロマンス時代劇『赤い袖先』をご紹介する。

主演は2PMのジュノとイ・セヨン。実在した第22代王・正祖(イ・サン)と、宮廷で働く女官との切なくも凛とした愛の物語を、品格ある映像美と繊細な演出で紡ぎ出す。

王としての責務と一人の人間としての感情、その狭間で揺れるサンの姿と、自らの人生を守りながらも惹かれていく女官ドクイムの対照的な想いが胸を打つ。

全国最高視聴率17.4%を記録し、韓国では“傑作時代劇”と称されるなど高い評価を獲得。

本作および出演者たちは各授賞式で多数の賞を受賞し、その完成度の高さをあらためて証明している。

●日本初回放送情報:BSテレ東/2025年8月22日(金) 10時55分~

画像出典:MBC
赤い袖先
ロマンス/時代劇
MBC/2021/全17話

あらすじ

粛清により一族が没落し、宮中で宮女として仕えることとなったソン・ドクイム(イ・ソラ/イ・セヨン扮)。同じく朝鮮王朝21代国王英祖の孫、イ・サン(イ・ジュウォン/ジュノ扮)は悲劇的な出来事で父を失い、宮中で孤独な時間を過ごしていた。ある夜、サンはドクイムの巧妙な計らいによって窮地を脱する。その時の出会いが、サンの心に淡い感情を芽生えさせるが、運命は2人を再び引き裂いてしまう。数年後、成長したドクイムは聡明さを発揮し、尚宮たちから注目を浴びながらも、自らの生き方を模索していた。ある日、彼女は走っている最中に足を踏み外し、近くにいた世孫を巻き込んで池に転落する。ドクイムは反省文を書くよう命じられるが、中へ入ってきた世孫を司書と勘違いし、無礼な態度で彼を追い返してしまう。怒り心頭の世孫は何度も書き直しを要求し、その過程で2人は徐々に心を通わせていき・・。

キャスト

イ・ジュノ、イ・セヨン、カン・フン、イ・ドクファ、パク・ジヨン 他

最高視聴率・受賞歴など

17.4%

口コミ

「思ったより難しくない時代劇」
「宮女の人生にもフォーカスを当てていて新鮮だった」
「とにかく泣ける」

予告映像


動画出典:KNTV

WOWOW

2025年8月にWOWOWで放送開始予定の韓国ドラマは以下の通り。(※詳細は、WOWOW公式HPをご確認ください)

『コネクション』(SBS/2024/全14話)

1作目にご紹介するのは『コネクション』。

2024年に韓国SBSの金土ドラマ枠で放送された本作は、最終回で全国最高視聴率14.2%を記録した緊迫のサスペンスドラマ。

この“金土ドラマ枠”といえば、これまでに数々の話題作・ヒット作を送り出してきた名物枠。今作もまた、その期待を裏切らない完成度で注目を集めた。

主演を務めたのは、演技派俳優チソン、チョン・ミド、クォン・ユル。

目を覚ますと“薬物中毒者”にされていた敏腕刑事が、自身を陥れた犯人を追う一方、高校時代の友人の不可解な死とその背後にある複雑な人間関係にも迫っていく。

陰謀、裏切り、友情。絡まりあう過去と現在の“コネクション”が少しずつ明らかになっていく展開に、息をのむ視聴者が続出した話題作。

●日本初回放送情報:WOWOW プライム/2025年8月1日(金) 午前8時30分~
●番組ページ:https://www.wowow.co.jp/detail/203595/001/01

画像出典:SBS
コネクション
サスペンス
SBS/2024/全16話

あらすじ

ある人物により、強制的に麻薬中毒にされた麻薬チームのエース刑事が友人の死を手がかりに20年間続いた異質な友情、そのコネクションの顛末を明らかにするサスペンスドラマ。

キャスト

チソン、チョン・ミド、クォン・ユル、キム・ギョンナム、チョン・スンウォン 他

最高視聴率・受賞歴など

14.2%

口コミ

-

予告映像


動画出典:SBS Catch

『悪魔判事』(tvN/2021/全16話)

2作目は『悪魔判事』をご紹介する。

2021年に韓国tvNで放送された『悪魔判事』は、ディストピアと化した架空の韓国を舞台に、“国民公開裁判”という斬新な設定で社会の正義を問う法廷サスペンスドラマ。

主演は、圧倒的なカリスマ性で物語を牽引するチソン。『医師ヨハン』(SBS/2019)以来、2年ぶりとなるドラマ復帰作としても大きな注目を集めた。

共演にはキム・ミンジョン、パク・ギュヨンらが名を連ね、重厚な人間関係と信念がぶつかり合う緊張感ある展開を彩っている。

富裕層や権力者たちが罪を犯しても裁かれない社会。

そんな現実を変えるため、全国民の前で“裁判ショー”を行うダークヒーロー、カン・ヨハンが制度の矛盾と真の正義に鋭く切り込んでいく。

●日本初回放送情報:WOWOW プライム/2025年8月4日(月) 午前9時45分~
●番組ページ:https://www.wowow.co.jp/detail/174446/001/01

画像出典:tvN
悪魔判事
サスペンス
tvN/2021/全16話

あらすじ

2年の歳月を経て、正体不明の疾病が収束した後、政府は国民が直接審判を下す「公開裁判」の準備を進めていた。ライブ形式で行われるこの裁判で、裁判官を務めることになったカン・ヨハン(チソン扮)。彼は、公正な判決を下すことを宣言するも、最初の裁判が迫る中で怪しい動きを見せ始め・・。

キャスト

チソン、キム・ミンジョン、パク・ジニョン、パク・ギュヨン、アン・ネサン 他

最高視聴率・受賞歴など

7.9%

口コミ

「ツッコミどころ満載だけど、最後まで面白く観ることができた」
「話の流れがゆっくりだった」
「THE韓国ドラマという感じ」

予告映像


動画出典:U-NEXT韓流・アジア公式

『LOST 人間失格』(JTBC/2021/全16話)

最後にご紹介するのは『LOST 人間失格』。

2021年に韓国JTBCで放送された本作は、人生の“影”を見つめながら、静かに心を揺さぶるヒューマンドラマ。

主演は『イルタ・スキャンダル 〜恋は特訓コースで〜』(tvN/2023)のチョン・ドヨンと、『恋のスケッチ〜応答せよ1988〜』(tvN/2015~2016)のリュ・ジュンヨル。

年齢も境遇も異なる2人が偶然出会い、壊れかけた心と心が少しずつ交差していく過程を、繊細かつ詩的に描いていく。

かつては作家を夢見ていたが今は日雇い家政婦として働くブジョンと、かつてホストだった過去を持ち、現在は“代行サービス”で生計を立てるガンジェ。どこにも居場所を見つけられず、“何者にもなれなかった”と感じている彼らの姿に、多くの人が共鳴した。

本作は、韓国ラブストーリーの名作『八月のクリスマス』(1998)や『四月の雪』(2005)を手がけた名匠ホ・ジノ監督が、自身初のTVドラマ演出を務めたことでも話題となり、まるで映画のような完成度を誇る一作だ。

●日本初回放送情報:WOWOW プライム/2025年8月21日(木) 午前8時30分~
●番組ページ:https://www.wowow.co.jp/detail/204132/001/01

画像出典:JTBC
LOST 人間失格
ヒューマン
JTBC/2021/全16話

あらすじ

人生の下り坂で"何もできなかったこと"に気が付き、光に向かって最善を尽くして歩んできた平凡な人々の物語を描いたヒューマンドラマ。夢だった作家になれず、日雇いの家事代行として働くイ・ブジョン(チョン・ドヨン扮)。一方、家族や恋人の役割代行サービスをしているホスト出身のイ・ガンジェ(リュ・ジュンヨル扮)のもとに友人であるジョンウ(ナ・ヒョヌ扮)が自殺したという連絡が入る。何も共通点のない二人だが、偶然にも同じバスに乗り合わせ・・。

キャスト

チョン・ドヨン、リュ・ジュンヨル、パク・ビョンウン、キム・ヒョジン、パク・イナン 他

最高視聴率・受賞歴など

4.1%

口コミ

「登場人物を丁寧に描いていてよかった」
「とても奥深く、素敵なドラマ」
「小説で映画のような世界観」

予告映像


動画出典:KNTV

ダンミ 編集部

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