• Netflix新作『野ネズミ』(原題:들쥐)は、すべてを奪われた作家と冷酷な闇金業者が、正体不明の人物を追うサスペンス。
  • “野ネズミ”という象徴的存在を軸に、現実と幻想の境界が崩れていく物語が展開される。
  • ソル・ギョング×リュ・ジュンヨルの共演で、緊張感あふれる心理ドラマに期待が高まっている。

Netflixオリジナルドラマ『野ネズミ』(原題:들쥐)で初共演を果たすソル・ギョングとリュ・ジュンヨル (画像出典:Netflix Korea公式X)

ソル・ギョングとリュ・ジュンヨルが、Netflixオリジナルドラマ『野ネズミ』(原題:들쥐)で初共演を果たす。

本作は、すべてを奪われた作家ムンジェが、冷徹な闇金業者ノジャとともに、正体不明の人物を追う物語だ。

リュ・ジュンヨルが演じるムンジェは、極端な孤立の中で身を潜めて生きていたが、突如押し寄せた混沌に立ち向かう。慎重に積み上げてきた静穏は一瞬で崩れ、その場には怒りと絶望が渦巻いていた。そして都市の雑音すら届かない部屋で想像の世界に没入していたが、“野ネズミ”と名付けられた未知の存在によりすべてが壊され、奈落へと落ちていく。

一方、ソル・ギョングが演じるノジャは「金のためなら手段を選ばない」冷笑的な闇金業者。

ムンジェの助けを受けて動き始めた彼は、損得だけで動く存在から、やがて事件の渦中へと足を踏み入れる。それぞれの内面が衝突する中で浮かび上がる信念と不安、そして犯人を追う過程で交錯する感情──。冷徹な現場感覚と野生的な生存本能、金への執念がぶつかり合い、ソル・ギョングならではの強烈な演技がドラマに緊張感を与えている。

『野ネズミ』は、「ネズミが爪を食べると人間になる」という伝承童話に着想を得たカカオウェブトゥーン原作で、現実と虚構の境界が曖昧になるミステリー色の濃い物語。

冷静な視線と心理サスペンスに定評のあるキム・ホンソン監督と、緻密な脚本力を誇るイ・ジェゴン作家のタッグは、『ペーパー・ハウス・コリア: 統一通貨を奪え』や『呑金/タングム』、『模範家族』などの過去作でも評価されており、視聴者の期待を一層高めている。

ソル・ギョングとリュ・ジュンヨルが、それぞれ内なるひび割れを抱えながら、“追う者”と“追われる者”として対峙するNetflixシリーズ『野ネズミ』は、プラットフォームならではの冷たい質感と深い闇をまといながら、彼らが最後に選ぶ一歩にどんな意味が込められるのか、注目が集まっている。

原作ウェブトゥーン、ミステリーサスペンスの緊張感、そして二人の俳優が織りなす心理ドラマが重なり合い、公開を前に世界中の視聴者の好奇心を刺激している。

(©TOPSTAR NEWS チョ・スジ記者/翻訳:Danmeeニュース部)

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