- 新作ドラマ『あいつは黒炎竜』(tvN/2025)が、韓国で注目を浴びている。
- 昨年の人気作『ソンジェ背負って走れ』(tvN/2024)を超える話題性を獲得した作品だ。
- 悪条件を乗り越え、ドラマファンの関心をさらっている『あいつは黒炎竜』を紹介する。
2月17日にスタートした新作ドラマ『あいつは黒炎竜』(tvN/2025)が、韓国で注目を浴びている。
同作の放送局であるtvNの調査によると、初回放送前までにYouTube(ユーチューブ)や、TikTok(ティックトック)、Facebook(フェイスブック)などオンライン上での再生回数が、合計6,260万再生を突破したとのこと。(1月6日~2月16日基準)
同局の月・火ドラマとしては歴代1位の記録で、なんと2024年にブームを巻き起こした『ソンジェ背負って走れ』(tvN/2024)の5,883万再生を大きく上回っている。平日ドラマは週末ドラマに比べて、スポットがあたりにくい傾向にあるが、悪条件を乗り越え見事に話題性を獲得した。
また、同時間帯に放送されているドラマのなかでも、7週連続で視聴率トップの座を守るなど、放送がスタートしてからも変わらず支持されており、前評判だけでなく、内容もドラマファンの期待を裏切らないものであったよう。
日本ではまだ韓国ほど脚光を浴びていないが、これから反響が寄せられるかもしれない話題の新作『あいつは黒炎竜』を紹介する。
あらすじと出演者
『あいつは黒炎竜』は、同名のウェブ漫画が原作のドラマで、学生時代にオンラインゲームを介して知り合った初恋相手の男女の再会ラブコメディー。
それぞれ“黒炎竜”と“イチゴ”というIDを使い、ゲーム上で心を通わせていったのだが、オフ会をすることになって忘れもしない黒歴史が誕生することに。
そしてそれから16年後、同じ会社の本部長と企画チーム長として再び接点を持つことになる2人。互いの存在に気づかない両者が、どのような過程を経て恋へと発展していくのか、関心をそそられるストーリーだ。

『あいつは黒炎竜』(画像出典:tvN)
主演を務めるのは、これまで学生役を演じ、本作で初めて制服を脱いだチェ・ヒョヌク。本部長役で財閥3世、オタクであるのを隠して生きる主人公ジュヨンを演じている。
また彼の相手役で企画チーム長のスジョンに扮したのは、『女神降臨』(tvN/2020)や、『愛と、利と』(JTBC/2020)など、ロマンスドラマはじめ子役時代から演技力を磨いてきたムン・ガヨン。
役者としての実力はもちろん、ビジュアルまで申し分のない2人。放送開始前から、ドラマファンの関心を集めていた大きな理由だ。
物語に引き込まれる仕掛けの数々
しかし実は、本作の魅力はそこだけではない。視聴者の心を鷲掴みにする演出にまんまとハマってしまい、「もう1話、いやもう1話だけ」と、観てしまう仕掛けが隠されている。
例えば、第1話のゲームの世界を取り入れた構成は斬新で、オンラインゲームを楽しむ人なら、知り合った人と徐々に親しくなっていく過程に共感を覚えるはず。顔が見えない状況下で、言葉だけでやりとりする楽しさにも、つい頷いてしまうことだろう。
しかも物語のなかに自然と溶け込んでおり、全く違和感がないのが秀逸。さすが韓国ドラマとしかいいようのないクオリティーの高さを感じさせ、今後どのように現実と繋がっていくのか先を見届けたくなる。

ゲームの世界が描かれた斬新な演出が光る『あいつは黒炎竜』(画像出典:tvN)
またそれ以外にも、オフ会での初対面シーンは昔からのK-POPファンなら、ついニヤッとしてしまう場面が。
ネタバレになるため本記事ではこれ以上は触れないが、全てのピースが揃った時、「あ~!だからか」と、声に出してしまう面白さを含んでいる。分かる人だけが分かる仕掛けが、この後にも出てくるのではないかと期待し、もっと観たいと思わせてくれる遊び心溢れる一幕だ。
間違いなくときめくクラシカルな設定
もちろん本題のロマンスも視聴者の好奇心を刺激する。上で触れたとおり、一部斬新なポイントが盛り込まれているが、財閥や、秘密、初恋相手との再会など、韓国ドラマで昔から使われてきたクラシカルな手法もうまく共存しているのが本作の特徴。
すでに数々のロマンス作品で、ベタな設定がトキメキをプレゼントしてくれることを学習している韓ドラファンにとっては、うれしい1作と言えるだろう。

クラシカルな設定にときめく『あいつは黒炎竜』(画像出典:tvN)
まだ第4話までしか放送されておらず今後の展開は分からないが、優れた演出に、過去のノウハウを生かした設定、高い演技力を持つ役者まで三拍子揃った『あいつは黒炎竜』。
韓国のドラマファンからは、「ロマンチックコメディーは好きじゃないけど、これには引き込まれる。久しぶりに面白いドラマが登場した」、「私が望んでいたラブコメ! 主演の2人のやり取りがもっと観たい」、「すでにハマりすぎてる」、「演出が抜群。オーバー過ぎずセンスがある」など、絶賛する声が上がっている。
日本ではU-NEXTで独占配信中。『ソンジェ背負って走れ』を超えるほどの話題性を獲得した本作が、気になった人はご覧になってはいかがだろうか。
あいつは黒炎竜/U-NEXT韓流・アジア公式
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