• 韓国時代劇は、日本の韓ドラファンの間でも愛されているジャンルの1つだ。
  • 日本人にとってはあまり馴染みのない設定が盛り込まれているが、それにもかかわらず多くの人の心を虜にしてきた。
  • 2月17日から、日本のテレビで放送がスタートする時代劇を5つピックアップして、見どころを紹介する。

コアなファンを持つ韓国時代劇。日本の韓ドラファンの間でも愛されているジャンルの1つだ。

今年も、朝鮮時代を背景に繰り広げられる物語『オク氏夫人伝 -偽りの身分 真実の人生-』(JTBC/2024)が、本国ではもちろん日本でも好評を得たばかり。

史劇には、韓国の歴史や独特の文化、複雑な階級制度に加え、役人の聞き慣れない役職名など、日本人にとってはあまり馴染みのない設定が盛り込まれているが、それにもかかわらず多くの人から支持されてきた。

事実、韓国時代劇が日本のテレビで放送されるのは見慣れた光景。現在もいくつかの放送局のラインナップに加わり、時代劇ファンを楽しませている。

しかし、どれを視聴しようか迷っている人もいるのではないだろうか。そこで本記事では、来週2月17日から観ることのできる時代劇を5つピックアップして見どころを紹介する。作品選びの参考にしていただきたい。

BSテレ東

客主~商売の神~ (KBS/2015~2016/全52話)

『客主~商売の神~』は、チャン・ヒョクを主演に迎え、天涯孤独の行商人が“商売の神”を目指す物語。放送当時はサクセスストーリーと紹介されたが、偶然や奇縁、陰謀、殺人などの要素が多く、人間の欲やドロドロとした感情を描いた作品が好きな人におすすめ。

“ザ・ドロ沼劇”まではいかないものの、刺激的なポイントの数々が劇に活力をプラスする。全52話で非常に長いが、チャン・ヒョクの熱演に魅せられる作品だ。

●日本初回放送情報:BSテレ東/2025年2月17日(月) 午前10時55分~
●番組ページ:https://www.bs-tvtokyo.co.jp/kyakushu/

画像出典:KBS
客主~商売の神~
時代劇
KBS/2015~2016/全41話

あらすじ

19世紀後半の朝鮮を舞台に、天涯孤独の行商人チョン・ボンサムが商売の神を目指して奮闘するサクセス時代劇。

キャスト

チャン・ヒョク、ユ・オソン、キム・ミンジョン、ハン・チェア、パク・ウネ 他

最高視聴率・受賞歴など

13.0%

口コミ

「途中から面白さが失速」
「前半はすごくよかった」
「なんとか完走」

予告映像


動画出典:コンテンツセブン

KBS World

千秋太后 (KBS/2009/全78話)

『千秋太后』は、高麗時代に実在した千秋太后の半生を描いた超大作。妖婦と呼ばれた千秋太后(ファンボ・ス)を、新たな視点で捉えているのが大きな特徴だ。

人気時代劇『海神 -HESHIN-』(KBS/2004)で、悪役ジャミ夫人を演じて好評を得たチェ・シラが主演を務め、彼女だけの色で主人公を好演。激動の時代を生き抜いた悪女をどう変身させたのか、正統派時代劇を好む人なら夢中になってみてしまうだろう。

●日本初回放送情報:KBS World/2025年2月17日(月) 7時35分~8時50分
●番組ページ:https://www.kbsworld.ne.jp/program/detail?prSn=236

画像出典:KBS
千秋太后
時代劇
KBS/2009/全78話

あらすじ

高麗時代を舞台に、千秋太后の半生を描いた時代劇。

キャスト

チェ・シラ、キム・ソクフン、チェ・ジェソン、イ・ドクファ、キム・ホジン 他

最高視聴率・受賞歴など

24.3%

口コミ

「完走するのに時間がかかった」
「勉強になる」
「終わり方が残念だった」

予告映像


動画出典:コンテンツセブン

アジアドラマチックTV

コッソンビ 二花院(イファウォン)の秘密 (SBS/2023/全18話)

『コッソンビ 二花院(イファウォン)の秘密』は、ラブストーリーも史劇も同時に味わいたい人におすすめの青春ロマンス時代劇。比較的見慣れたストーリー展開や設定が並ぶが、逆に言えば安心感があり、作品選びに失敗したくないならこれだ。観る者を、しっかりとときめかせてくれる。

主演を務めるのは、『ザ・グローリー~輝かしき復讐~』シリーズ(Netflix/2022、2023)で一躍人気女優に躍り出たシン・イェウン、『赤い袖先』(MBC/2021)で視聴者を魅了したカン・フン、『ナミブ ―砂漠と海の夢―』(ENA/2024)で人気急上昇したリョウン、『偶然見つけたハル』(MBC/2019)で認知度をアップしたチョン・ゴンジュ。今後の韓ドラ界を先頭に立って支えることが予想される面々が集結している。

●日本放送情報:アジアドラマチックTV/2025年2月19日(水) 22時~(追っかけ放送)
●番組ページ: https://www.asiadramatictv.com/lineup/SO0000011171/

画像出典:SBS
コッソンビ 二花院 (イファウォン)の秘密
ロマンス/時代劇
SBS/2023/全18話

あらすじ

両班の令嬢、ユン・ダノ(シン・イェウン扮)は両親を失い、自身の屋敷でソンビ向けの下宿屋「二花院(イファウォン)」を運営していた。科挙を受けに都にやって来る若者たち、常連のチョン・ユハ(チョン・ゴンジュ扮)、偶然下宿することになったカン・サン(リョウン扮)、そして持ち金がなく賭博に明け暮れるキム・シヨル(カン・フン扮)の3人が彼女のもとに宿泊することになった。一方、13年前、かつての世継ぎを殺し、王座を奪った国王イ・チャン(ヒョヌ扮)は、兄の息子でありながら王位を剥奪された廃世孫イ・ソル(リョウン扮)を追い詰めていた。王の命令を受けた漢城府のチャン・テファ(オ・マンソク扮)は、イ・ソルの捜索を開始するのだが・・。

キャスト

シン・イェウン、リョウン、カン・フン、チョン・ゴンジュ、チョ・ヘジュ 他

最高視聴率・受賞歴など

5.0%

口コミ

「思ったより面白かった」
「軽めで見やすい時代劇」
「若手俳優の演技もよかった」

予告映像


動画出典:SBS NOW / SBS 公式チャンネル

禁婚令 ー朝鮮婚姻禁止令ー (MBC/2022~2023/全12話)

『禁婚令 ー朝鮮婚姻禁止令ー』は、韓ドラの人気ジャンルであるラブコメと史劇が見事に融合した満足感ある1作。特にコミカル要素が高く評価されており、重くなりがちな時代劇が軽快なタッチで描かれている。全12話構成で、現代劇を観るように気軽に視聴できるのも、忙しい人にとってはうれしいポイントだろう。

また胸キュンシーンはもちろん、恋の行方が気になる三角関係も見どころの1つ。王役に扮したキム・ヨンデのロマンス演技にときめいた人も多い。
●日本初回放送情報:アジアドラマチックTV/2025年2月19日(水) 6時~(追っかけ放送)
●番組ページ:https://www.asiadramatictv.com/lineup/SO0000011115/

画像出典:MBC
禁婚令 ー朝鮮婚姻禁止令ー
ロマンス/時代劇
MBC/2022/全12話

あらすじ

王イ・ホン(キム・ヨンデ扮)は世子時代、妻である世子嬪(キム・ミンジュ扮)を亡くし、国全体に「禁婚令」を下してから既に7年が経過していた。一方、茶屋「愛達党」の主人であるソラン(パク・ジュヒョン扮)は、禁婚令によって結婚や恋愛が禁じられてしまった男女の相性占いを行い、詐欺師として巧妙に活動していた。しかしある日、その現場がばれ、捕まってしまう・・。

キャスト

キム・ヨンデ、パク・ジュヒョン、キム・ウソク、チェ・ドクムン、チョン・ボミン 他

最高視聴率・受賞歴など

4.9%

口コミ

「時代劇というよりは、漫画の世界みたい」
「コメディ色が強い」
「キム・ヨンデがキャラクターに合っていてよかった」

予告映像


動画出典:U-NEXT韓流・アジア公式

TOKYO MX

皇后の品格 (SBS/2018~2019/全26話)

『皇后の品格』は、現代にもし皇室があったら? という観点から描かれた現代劇。時代劇ではないが、宮中での人間模様などが描かれている作品で、史劇初心者でも抵抗なく楽しめる1作。

韓国が誇る実力派人気女優チャン・ナラの抜群の演技力をはじめ、悪役を演じさせたら右に出る者はいないほど憎たらしいキャラクターを描き出すシン・ソンロクの熱演が光る。放映終了時、多くのドラマファンからシーズン2の制作を望む声が上がった作品だ。

●日本放送情報:TOKYO MX/2025年2月18日(火) 13時4分~14時
●番組ページ:https://s.mxtv.jp/drama/kougou-hinkaku/

画像出典:SBS
皇后の品格
ロマンス/サスペンス
SBS/2018~2019/全26(52)話

あらすじ

架空の王室を舞台に、ある日皇后となった女性をめぐるロマンス・サスペンス。

キャスト

チャン・ナラ、シン・ソンロク、チェ・ジニョク、シン・ウンギョン、イ・エリヤ 他

最高視聴率・受賞歴など

17.9%

口コミ

「観るのに時間がかかった」
「めちゃくちゃ面白かった」
「ありえない展開ばかりだけど面白い」

予告映像


動画出典:PLAN Kエンタテインメント

西谷瀬里

韓国ドラマが大好きな西谷です。現在はK-POP関連の記事を主に投稿しておりますが、韓ドラの魅力や、俳優&女優さんの活躍も随時紹介していきたいと思います。あらゆる年代の読者の方に、楽しんでいただける記事が届けられたらなという思いです。

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