• 韓国ドラマは、観る者を共感させ物語に没入させるのが得意だ。
  • 例え、感動作だと分かって観ていても、予想外に心を揺さぶられ号泣した経験はないだろうか。
  • BS・CSで今観られる作品に限定して、涙もろい人には要注意な泣ける韓国ドラマを5つ紹介する。

観る者の共感を呼び、瞬く間に物語の世界に引き込むのが得意な韓国ドラマ。

韓ドラファンなら一度くらいは、気付いたら号泣していたなど、予期せずして泣かされた経験があるのではないだろうか。

例え予め感動作だと分かっていても、予想外に心を揺さぶられたという声は多い。そういった作品は、いつまでも人々の心に残り続けるものだ。

そこで本記事では、涙もろい人には要注意な泣ける韓国ドラマを5つピックアップして紹介する。BSまたはCSで今観られるラインナップだ。

各番組の放送情報に加え、映画やドラマなどのレビューサービスFilmarks(フィルマークス)に寄せられたれ評価も併せてお届けする。

霊魂修繕工 (KBS/2020)

『霊魂修繕工』は、トラウマを抱えた精神科医と、怒りを抑えることのできない女優が繰り広げるヒーリングラブロマンス。ベテラン俳優シン・ハギュンと、ロマンス演技はもちろんジャンルを問わず活躍するチョン・ソミン主演作だ。

両者が徐々に惹かれていく過程が見どころの1つだが、病院に訪れた患者たちを演技療法によって助けていくストーリーは感動的。それぞれが抱える心の傷にフォーカスした物語に、涙が頬を伝う。

●Filmarks評価/レビュー数:★3.6/88件
●日本初回放送情報:ホームドラマチャンネル/2025年1月23日(木) 午前7時~
●番組ページ:https://www.homedrama-ch.com/series/17549

画像出典:KBS
霊魂修繕工
ヒーリング/ロマンス
KBS/2020/全32(16)話

あらすじ

間欠性爆発性障害により怒りを抑えられないミュージカル女優と、心に傷を抱えた精神科医が繰り広げるヒーリング・ロマンス。

キャスト

シン・ハギュン、チョン・ソミン、テ・インホ、パク・イェジン、チュ・ミンギョン 他

最高視聴率・受賞歴など

-

口コミ

「だいぶ重めのテーマ」
「心温まる作品」
「心に余裕がある時に観るのがおすすめ」

予告映像


動画出典:KNTV

赤い袖先 (MBC/2021)

『赤い袖先』は、若かりし日の朝鮮王朝第22代王イ・サンと、宮女との宮廷ロマンス時代劇。イ・ジュノとイ・セヨンを主演に迎え、本国はもちろん日本でも爆発的支持を得た韓ドラ史に残る名作の1つだ。

互いを想い合う2人の選択や決断、余白を残した予想外のラストに号泣したという視聴者が多く、美しい世界観の中で極上のラブストーリーが繰り広げられている。切ない恋物語を観たい人にぴったりだ。

●Filmarks評価/レビュー数:★4.0/772件
●日本初回放送情報:アジアドラマチックTV/2025年1月9日(木) 11時30分~(レギュラー放送)、2025年1月16日(木) 24時~(追っかけ放送)
●番組ページ:https://www.asiadramatictv.com/lineup/SO0000011158/

画像出典:MBC
赤い袖先
ロマンス/時代劇
MBC/2021/全17話

あらすじ

粛清により一族が没落し、宮中で宮女として仕えることとなったソン・ドクイム(イ・ソラ/イ・セヨン扮)。同じく朝鮮王朝21代国王英祖の孫、イ・サン(イ・ジュウォン/ジュノ扮)は悲劇的な出来事で父を失い、宮中で孤独な時間を過ごしていた。ある夜、サンはドクイムの巧妙な計らいによって窮地を脱する。その時の出会いが、サンの心に淡い感情を芽生えさせるが、運命は2人を再び引き裂いてしまう。数年後、成長したドクイムは聡明さを発揮し、尚宮たちから注目を浴びながらも、自らの生き方を模索していた。ある日、彼女は走っている最中に足を踏み外し、近くにいた世孫を巻き込んで池に転落する。ドクイムは反省文を書くよう命じられるが、中へ入ってきた世孫を司書と勘違いし、無礼な態度で彼を追い返してしまう。怒り心頭の世孫は何度も書き直しを要求し、その過程で2人は徐々に心を通わせていき・・。

キャスト

イ・ジュノ、イ・セヨン、カン・フン、イ・ドクファ、パク・ジヨン 他

最高視聴率・受賞歴など

17.4%

口コミ

「思ったより難しくない時代劇」
「宮女の人生にもフォーカスを当てていて新鮮だった」
「とにかく泣ける」

予告映像


動画出典:KNTV

カーテンコール (KBS/2022)

『カーテンコール』は、余命宣告を受けたおばあさんのために、願いを叶えるべく大芝居を打つ男性と彼に関わる人々のヒューマンドラマ。大物女優ハ・ジウォンと、安定感のある演技力を持つカン・ハヌルの熱演によって感動作に仕上がっている。

家族愛が描かれたついホロっとしてしまう冒頭にはじまり、ラストまで観る者の心を掴んで離さないストーリーが目白押し。戦争の混乱の中で、変わらぬ愛を守り続ける人々の姿が印象的な作品だ。

●Filmarks評価/レビュー数:★3.9/287件
●日本初回放送情報:アジアドラマチックTV/2025年1月11日(土) 9時30分~(レギュラー放送)、2025年2月17日(月)13時半~(追っかけ放送)
●番組ページ:https://www.asiadramatictv.com/lineup/SO0000011117/

画像出典:KBS
カーテンコール
ヒューマン/ファミリー
KBS/2022/全16話

あらすじ

ホテル「楽園」の総支配人を務めるパク・セヨン(ハ・ジウォン扮)は、新しいホテルのオープンパーティ中に突然、兄のセジュン(チ・スンヒョン扮)が緊急理事会を開くと聞き、急いで駆けつける。セジュンはホテルの売却を発表し、一気にパーティーの雰囲気は一変。しかし、そこへ入院中だったはずのセヨンの祖母で、ホテルの創業者であるグムスン(コ・ドゥシム扮)が現れ、理事会は中断に。一方、売れない舞台俳優で、その日暮らしの生活を送っていたユ・ジェホン(カン・ハヌル扮)。そこへグムスンの側近であるチョン・サンチョル(ソン・ドンイル扮)が現れ「死ぬ前に生き別れてしまった孫息子ムンソンに会いたい」というグムスンの願いを叶えるため、ムンソンの身代わりとなる演技を依頼されることに・・。

キャスト

カン・ハヌル、ハ・ジウォン、コ・ドゥシム、クォン・サンウ、ソン・ドンイル 他

最高視聴率・受賞歴など

7.2%

口コミ

「映画のような迫力」
「時代が進む場面も不自然ではなく、観やすかった」
「ゆったりと観られる作品」

予告映像


動画出典:KNTV

奇皇后 ふたつの愛 涙の誓い (MBC/2013)

『奇皇后 ふたつの愛 涙の誓い』は、“鉄の女”と呼ばれた奇皇后の生涯をベースに、愛と野望を描いた歴史ドラマ。度重なる困難と窮地に見舞われるが、強く生きる奇皇后をハ・ジウォンが見事に描き出している。

権力争いと愛が複雑に絡み合い、そこに三角関係まで生まれるラブストーリーの行方が切なすぎる物語で、低い身分だった女性が懸命に生きる姿も観る者に感動をプレゼントする。

●Filmarks評価/レビュー数:★4.2/443件
●日本初回放送情報:アジアドラマチックTV/2025年1月13日(月) 11時30分~(レギュラー放送)、2025年1月20日(月) 24時~(追っかけ放送)
●番組ページ:https://www.asiadramatictv.com/lineup/SO0000011167/

画像出典:MBC
奇皇后 ふたつの愛 涙の誓い
時代劇/ロマンス
MBC/2013/全51話

あらすじ

元への貢女として母と連れ去られた少女ヤンは、高麗の世子ワン・ユ(チュ・ジンモ扮)に助けられ逃亡することに成功。逃げ切ったヤンは身を隠すために少年スンニャン(チョン・ジス/ハ・ジウォン扮)に姿を変え、ワン・ユの叔父であるワン・ゴ(イ・ジェヨン扮)に仕えることに。時が経ち、成長したスンニャンは弓の名手となっていた。一方、ヤンを助けたワン・ユは調査中に出会ったスンニャンになぜか魅かれるものを感じ・・。

キャスト

ハ・ジウォン、チュ・ジンモ、チ・チャンウク、ペク・ジニ、イ・ムンシク 他

最高視聴率・受賞歴など

29.2%

口コミ

「長編だけど、つまらない場面が1つもない」
「第1話から引き込まれる」
「何度も観たくなる」

予告映像


動画出典:kikougou_video

マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~(tvN/2018)

『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』は、理不尽な社会に翻弄され疲れてしまった若い女性と中年男性が出会って、互いに心を癒していくヒーリングドラマ。故イ・ソンギュンさんの代表作の1つとして、ドラマファンの心に深く残り続けている。

ハラハラする展開や豪華な演出はないが、登場人物の日常生活が淡々と描かれていることで、各キャラクターの心情が痛いほど理解でき、彼ら彼女らの苦悩に共感せずにはいられない。観れば観るほど押し寄せる波のように、視聴者を感動させる作品だ。

●Filmarks評価/レビュー数:★4.4/2789件
●日本初回放送情報:BS10/2025年2月2日(日) 11時~
●番組ページ:https://www.bs10.jp/program/movie_drama/korea/mydearmister/

画像出典:tvN
マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~
ヒューマン
tvN/2018/全16話

あらすじ

ある日、差出人不明の5000万ウォンの商品券を受け取ってしまったパク・ドンフン(イ・ソンギュン扮)は、匿名の告発を受け監査部から調査を受ける羽目に。しかし商品券は彼の机から忽然と姿を消していた。すると、ビルのごみ置き場から商品券を発見。ここに捨てたのは、契約社員のイ・ジアン(IU扮)で‥。

キャスト

イ・ソンギュン、IU、パク・ホサン、ソン・セビョク、コ・ドゥシム 他

最高視聴率・受賞歴など

7.3%

口コミ

「人におすすめしたくなる作品」
「すごく温かい作品」
「名作を越えて神作」

予告映像


動画出典:コンテンツセブン

西谷瀬里

韓国ドラマが大好きな西谷です。現在はK-POP関連の記事を主に投稿しておりますが、韓ドラの魅力や、俳優&女優さんの活躍も随時紹介していきたいと思います。あらゆる年代の読者の方に、楽しんでいただける記事が届けられたらなという思いです。

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