早いもので、2024年もあと残り1週間。

年末年始の休暇は最大9連休と言われており、各メディアのニュースによると、長い休みを利用して旅行に出かける人が多いよう。

しかしなかには、家でゆっくり過ごそうと考えている人もいるのでは？そんな時におすすめなのが韓国ドラマ。

今年も良作が多かったが、せっかくの休みができるだけ有意義なものとなるよう、2024年の新作を最高視聴率でランキング化しトップ10を発表する。

韓国のドラマファンが夢中になって観たものはどれだったのか。作品選びの参考にしてはいかがだろうか。

1位 涙の女王 (tvN/2024)

堂々の1位は、最高視聴率24.85%を叩き出した『涙の女王』。テレビ離れが進む昨今、視聴率20％越えを果たすという好成績を残した作品だ。

結婚生活を送るなかですれ違い、離婚まで考えた夫婦が、再び愛を取り戻していく過程が美しい感動作。コミカル要素も適度に盛り込まれ、見応えのあるラブコメに仕上がっている。

●日本で視聴可能な動画配信サービス(2024年12月24日現在)：Netflix

2位 グッド・パートナー ～離婚のお悩み解決します～ (SBS/2024)

堂々の2位は、最高視聴率17.7%を獲得した法廷オフィスドラマ『グッド・パートナー ～離婚のお悩み解決します～』。同曜日に放送された人気俳優が出演する作品の数々を押しのけ、数字を独り占めした。

先日『2024 SBS演技大賞』で大賞に輝いた主演チャン・ナラの圧巻の演技はもちろんだが、現役の離婚弁護士が執筆したという脚本も秀逸。共感を呼ぶストーリーが多くの視聴者に愛された。

●日本で視聴可能な動画配信サービス(2024年12月24日現在)：Lemino

3位 ジョンニョン：スター誕生 (tvN/2024)

3位は、最高視聴率16.5%の『ジョンニョン：スター誕生』。主演キム・テリの熱演が大きな話題となった作品で、鳥肌の立つようなシーンの数々に多くのドラマファンが魅了された。

国劇女優になるため田舎から上京した主人公が、次第に才能を開花して成長していくというサクセスストーリーとなっており、キム・テリファンはもちろん、NHKの朝ドラやベストセラー漫画『ガラスの仮面』のような世界観が好きな人におすすめだ。

●日本で視聴可能な動画配信サービス(2024年12月24日現在)：Disney＋

4位 コネクション (SBS/2024)

4位は、最高視聴率14.2%を獲得したサスペンスドラマ『コネクション』。麻薬中毒にされた警察官という難しい役をチソンが圧巻の演技で見事に表現、物語を大いに盛り上げてドラマファンを虜にした。

また緊張感溢れるストーリー展開をはじめ、複雑に絡み合う人間関係の行方も見どころとなっており、そこに社会問題まで盛り込んで観る者に深いメッセージを投げかける。

●日本で視聴可能な動画配信サービス(2024年12月24日現在)：Amazon Prime Video、Lemino

5位 悪魔なカノジョは裁判官 (SBS/2024)

5位は、最高視聴率13.6%だった『悪魔なカノジョは裁判官』。主演パク・シネの初めてとは思えない悪女演技に称賛の声が上がった作品で、歯に衣着せぬストレートなセリフの数々が爽快感抜群。

ファンタジーに法廷もの、ロマンスまで一気に楽しめる一石三鳥なドラマとなっており、正義とは何かを観る者に問いかけるシーンも。

●日本で視聴可能な動画配信サービス(2024年12月24日現在)：Disney＋

6位 熱血司祭2 (SBS/2024)

6位は、『熱血司祭2』がランクイン。まだ1話放送が残っており、最終話で現在の自己最高記録である視聴率12.8%を超える可能性を秘めた作品だ。

2019年に大ヒットした『熱血司祭』の第2弾で、続編ものは、前作の人気を超えられないケースがしばしばみられるが、本作には全く該当しない。主演キム・ナムギルのクセのある司祭役に多くのドラマファンが夢中になっている。

●日本で視聴可能な動画配信サービス(2024年12月24日現在)：Disney＋

7位 サムダルリへようこそ (JTBC/2023)

7位は、最高視聴率12.3%を獲得したラブコメディー『サムダルリへようこそ』。2023年12月に初回放送を迎え、今年1月まで韓国で放送されていた。

幼なじみで元恋人の男女が再会してはじまる恋物語という韓ドラによくあるパターンだが、各登場人物の人生が丁寧に描かれているのが魅力。笑って泣ける内容となっており、主演チ・チャンウク＆シン・へソンの安定感抜群の演技にもご注目。

●日本で視聴可能な動画配信サービス(2024年12月24日現在)：Netflix

8位 私の夫と結婚して (tvN/2024)

8位は、最高視聴率11.9%だった『私の夫と結婚して』。2024年の年明けとともに、ドラマファンを魅了した作品で、転生×復讐×ロマンスを見事に織り交ぜた爽快感抜群なストーリーが好評を得た。

主演パク・ミニョンの演技はさることながら、悪役を熱演した役者陣の好演も見どころの1つ。憎たらしいがどこか間抜けなキャラクターや、狂気的な悪女など、一周回って笑ってしまうほど強烈な登場人物が物語を大いに盛り上げている。本作で一躍人気俳優の仲間入りを果たしたナ・イヌも忘れてはいけない。

●日本で視聴可能な動画配信サービス(2024年12月24日現在)：Amazon Prime Video

9位 Missナイト & Missデイ (JTBC/2024)

9位は、最高視聴率11.7%で『Missナイト & Missデイ』がランクイン。映画『パラサイト 半地下の家族』(2019)の家政婦役で知名度をアップしたイ・ジョンウン主演作だ。

いわゆるスターと言われる女優ではないが、昼は50代、夜は20代になる主人公をコミカルに演じ、ドラマの人気を先頭に立って牽引。ラブコメとサスペンスが調和する物語は、イ・ジョンウンというスパイスによってさらに面白さを増している。

●日本で視聴可能な動画配信サービス(2024年12月24日現在)：Netflix

10位 ワンダフルワールド (MBC/2024)

10位は、最高視聴率11.4%を獲得したヒューマンサスペンス『ワンダフルワールド』。ベテラン女優キム・ナムジュの約7年ぶりとなるドラマ復帰作として話題を集めた作品だ。

また、これまでのイメージを脱ぎ捨てたチャウヌ(ASTRO)の演技変身も熱い視線を浴び、役者としての地位をさらに強固なものにしたと言われる熱演は、彼のファンなら見逃せない。先の気になるストーリー展開も、ドラマファンを魅了した理由の1つだ。

●日本で視聴可能な動画配信サービス(2024年12月24日現在)：Disney＋

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