- 放送前から話題を集めたドラマ『ドクタースランプ(JTBC/Netflix)』。
- 初回全国平均視聴率4%と、期待に及ばない数値を記録したものの、第7回を起点に起死回生。
- 実は最近、もう1つの不運に襲われている。
自他が認める演技ドル(演技が上手いアイドル)パク・ヒョンシクと、かつて韓流ブームの第一線で活躍した女優パク・シネの共演で、放送前から話題を集めたドラマ『ドクタースランプ(JTBC/Netflix)』。
2人にとって本作は、人気ドラマ『相続者たち』以来10年ぶりの共演。そして、パク・シネは結婚と出産を経て3年ぶりのドラマ復帰となる作品である。
また、2023年から週末枠で強い存在感を示してきたJTBCで放送されるため、公開前から大いに期待されていたドラマである。
が、いざ蓋を開けてみると、週末枠に『夜に咲く花(MBC)』『高麗契丹戦争(KBS)』『魅惑の人(tvN)』と、人気時代劇が勢揃い。初回全国平均視聴率4%と、期待に及ばない数値を記録した。
近年韓国ドラマ界では、一度視聴率が低迷してしまうと、中々反騰しないという傾向が著しくなっている。『ドクタースランプ』側にも不穏な空気が漂っていたはず。
また、ストーリーの転機となる第5話と6話が、韓国最大の伝統祭日であるソル(旧正月)に放送され、視聴率を大きく落としたのも痛かった。
しかし第7話を起点に起死回生を果たしてみせる。現在、第8回が終了した時点で視聴率は7%に迫る勢いを見せており、2桁視聴率達成も十分射程圏内に入っている。
強い競合作、旧正月放送という逆境を乗り越え、上昇気流に乗っている『ドクタースランプ』だが、実は最近、もう1つの不運に襲われている。
その背景には、現在韓国で起きている“医療大乱”が深く関係しているようだ。
昨年10月、韓国政府は「医科大学の定員を大幅に拡大する」という方針を発表。これに反旗を掲げた現職医師らが、今年2月19日から抗議活動を展開しているが、その一環として*専攻医が辞職するなど、集団行動に出ている模様だ。
※専攻医:初期研修を終え、専門研修プログラムを受けている医師
専攻医の辞職により、手術を受けられない患者が続出しており、韓国国内では医師らの行動に不満と反感が広まっている。
一部の医療従事者が集まるオンラインコミュニティには、集団行動を呼びかける投稿も拡散しており、これに対して「人の命を人質にする気か」「医師として最小限の良心も捨てた」と憤慨する声が相次いでいる。
このような不満は、医療関連コンテンツにも影響を及んでおり、医師の哀歓をを描いた『ドクタースランプ』も大きな打撃を受けると、韓国メディア・韓国経済(www.hankyung.com)が報じている(2月20日)。
また、今年上半期に放送予定の新作ドラマ『いつかは賢くなる専攻医生活』も風評被害を受ける可能性も台頭している。本作は、日本をはじめ、海外でも高い人気を博した『賢い医師生活』のスピンオフ作品で、韓国国内外からドラマファンから期待を寄せられている作品である。
『ドクタースランプ』に出演しているパク・ヒョンシクにとっても不運の連続である。前作の『青春ウォルダム~運命を乗り越えて~』の原作が、中国の人気小説という理由で議論に巻き込まれ、視聴率が低迷した経験を持つ彼にとって、『ドクタースランプ』も演技や演出ではない、外部要因により風評被害を受けてしまう格好になるからである。
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