- 韓国ドラマを観たいが忙しい人にとって、空いた時間に楽しむことのできる動画配信サービスは強い味方だ。
- 最近は、平日ではなくゆっくりできる休日に一気見する人が増えているという。
- 本記事では、韓ドラライフをより一層充実させてくれるNetflixとAmazon Prime Videoに注目し、それぞれの料金体制やサービス、ラインアップの特徴を紹介する。
![Amazon Prime配信中の『アイランド』(左)、Netflixオリジナルシリーズ『ザ・グローリー 〜輝かしき復讐〜』(左)](https://danmee.jp/wp-content/uploads/2023/08/kordra0804.jpg)
Amazon Prime配信中の『アイランド』(左)、Netflixオリジナルシリーズ『ザ・グローリー 〜輝かしき復讐〜』(左)(画像出典:TVING、Netfix Korea)
韓国ドラマはいまや日本のメジャーカルチャーの1つとなり、多くのドラマファンによって楽しまれている。
しかし中には多忙で、なかなか観ることができずにいる人もいるのではないだろうか。
そんな韓ドラ難民の強い味方が、動画配信サービスだ。見逃すこともあるテレビとは違い、自分の都合の良い時に好きな作品をピックアップして視聴可能なため、忙しい現代人のライフスタイルにぴったり。事実、平日は仕事や勉強で時間を作ることができなくても、週末など休みの日にまとめて観るという人が増えているのだとか。
そこで本記事では、コロナ禍で起こった第4次韓流ブームに大きく貢献し、韓ドラファンに重宝されている王道の”Netflix(ネットフリックス)”と、料金設定やラインアップなどがNetflixに比べると無難な” Amazon Prime Video”を取り上げ両者を天秤に掛けながら、一韓ドラファンとして私が利用した感想を踏まえ、それぞれの特徴や違いを紹介する。
料金体制
まずなんといっても気になるのは、”利用料金”ではないだろうか。
Netflixは広告の有無や画質によって、月額790円~1980円まで4つの料金体制で構成されており、自分の好きなプランを選択可能な幅広さがポイント。定額制のため、月額料金さえ支払えば見放題だ。
一方Amazon Prime Videoは、月額500円というプラン一択。ワンコインで楽しめる手軽さが最大の特徴で、1年分まとめて支払う場合、年会費は4900円に。月額で考えると100円程度お得になる。
しかしNetflixとは異なり、月額料金を払っても完全見放題ではないのが少々ネック。作品によっては追加料金を支払う必要が。
(関連記事)うっとうしい別途料金なしで視聴できる、Amazon 超名作 韓国ドラマ 10選
サービス
料金が分かれば、”それに見合ったサービスが受けられるのか”が気になるところだろう。
Netflixは、同一世帯に住んでいる人であればアカウント共有が可能なため、1つのアカウントで複数人が利用可能だ。(※プランにより接続可能なデバイスの数が異なる)
Amazon Prime Videoは特別な追加料金なしに同時に視聴可能な端末が3台まで許されている点や、いきなり加入するのに抵抗がある人にとっては、まずは30日間無料で試すことができるサービスがありお得感が。
ちなみに韓国ドラマとは関係がないが、電子書籍読み放題や音楽聞き放題、Amazonでお買い物した際の配送サービスなどその他の特典が充実しているのも魅力の1つとなっている。
そして両者に共通するのが、オフラインでも視聴可能なダウンロード機能と、対応デバイスが豊富であるという点だ。
ラインナップ
料金やサービスがある程度分かれば次に気になるのは、”どんな作品を観ることができるのか”だろう。
まずNetflixは、最新作をはじめ最近本国で話題となったドラマや、絶大なる人気を得た作品が多いのが特徴。韓国同時配信されているものもあり、旬を味わいたい人におすすめだ。
もちろん旧作もあるがそのほとんどがかつてヒットした作品揃い、新しいものから古いものまで豪華ラインナップとなっている。
また”Netflixオリジナルシリーズ”という、Netflixが作成、制作した作品と独占配信している作品があり、同配信サービスでしか楽しめないドラマが。オリジナルシリーズ見たさに加入する人もいるほど人気だ。
![『イカゲーム』は、Netflixオリジナルで世界的大ヒットをした](https://danmee.jp/wp-content/uploads/2023/08/compare-netflix-to-amazon-2.jpg)
Netflixオリジナルで世界的大ヒットをした『イカゲーム』(画像出典:Netflix Korea)
一方Amazon Prime Videoは、新作はもちろんあるがNetflixと比較すると少々華やかさにかける印象。しかしその分ラインナップが幅広いのがメリットで旧作まで充実しており、中にはコアな作品も。
このため、Netflixで人気沸騰中のドラマに出演している役者の過去の出演作が観たいなら、Amazon Prime Videoで探してみると出てくることもしばしば。
加えて時代劇の取扱数が圧倒的に多く、時代劇ファンなら加入したくなること間違いなし。
また、日本の昼ドラのようなドロドロ系が好きな人のニーズにも応えられるのが特徴で、長編ものならではの復讐や愛憎劇をじっくり観てドラマの世界観に浸りたいなら外せない。
独占配信作品もあり、話題作・人気作をほぼ網羅しているNetflixのラインナップにない韓国ヒット作に出会えることもある。あまり宣伝しないため知られていないが、実は名作が隠れている。
****
それぞれ異なる魅力をもつNetflixとAmazon Prime Video。ご自身に合ったのはどちらかを見極め、利用してみてはいかがだろうか。
料金やサービス体制など、本記事に記載の内容は2023年8月4日現在のもので、かつすべての情報を包括したものではない。このため加入される際には、各サービスの利用規約をご確認いただきたい。
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