- 韓国時代劇では『正統派 (大河ドラマ)』の他にも新たなジャンルが確立されてきた。
- 今の二大主流ジャンルは『ファクション』と『フュージョン』。
- 本記事では二つの特徴の違いや代表作をご紹介。

近年の人気は『ファクション』と『フュージョン』(画像出典:SBSドラマ)
韓国時代劇の中にも、いくつかのジャンルがあることをご存じでしょうか。
史実を描いた『正統派史劇(大河ドラマ)』と呼ばれる作品も根強い人気があるものの、近年の韓ドラ界では少し影が薄め。
(関連記事) NHKを真似て誕生した韓国大河ドラマ!日本で観られる本格韓国時代劇 ベスト5
現在は『ファクション時代劇』と『フュージョン時代劇』の2つが主流となっています。
『ファクション』とはファクト(事実)とフィクション(創作)を組み合わせた造語。『フュージョン』は融合を示す言葉です。
言葉では耳にすることがあっても、正直どう違うのかピンと来ていないという方も多いのでは。
そこで本記事では『ファクション時代劇』と『フュージョン時代劇』の2つについて、特徴や代表作をご紹介。
より自分好みの韓国時代劇を探すためのヒントになるかもしれません。
それぞれの起点
新しいジャンルが生まれる時には、その起点となる大きなヒット作が存在。
『正統派史劇』の次に確立したのが『ファクション時代劇』。
『ファクション時代劇』の起点とされている作品が『ホジュン-宮廷医官への道』(1999/MBC)。韓ドラ時代劇の巨匠と呼ばれるイ・ビョンフン監督の作品で、63.7%という韓国時代劇上最高の視聴率を記録しました。
その後、同じくイ・ビョンフン監督作品である『宮廷女官チャングムの誓い』(2003/MBC)が大ヒットすると一大ジャンルとして定着。

ファクション時代劇を定着させた『宮廷女官チャングムの誓い』(画像出典:MBC)
一方『フュージョン時代劇』の起点とされているのは『チェオクの剣(原題:茶母)』(2003/MBC)。アクションやロマンスなどの要素を入れた新鮮な時代劇として人気を博し、“茶母廃人(タモペイン)”と呼ばれる熱狂的なファンを生み出しました。
『快刀ホン・ギルドン』(2008/KBS)が放送されると徐々に主流になり始め、『太陽を抱く月』(2012/MBC)のヒットによりジャンルとして定着。2010年代後半以降、大幅に作品数を増やしました。
(関連記事)イ・ソジン × ハ・ジウォン主演 20年前初めて「廃人」という言葉を作った韓国ドラマ
特徴と違い
では、それぞれの作品の特徴にはどんな違いがあるのでしょうか。
『ファクション時代劇』は事実と創作の融合。登場人物は実在の人物が中心で時代背景は史実に基づきますが、歴史資料から逸脱しない程度に人間味あるエピソードや新たな解釈をプラス。より共感しやすい物語に仕立てられています。
『フュージョン時代劇』は、より創作の部分が多くなり架空の人物が主人公となることも。国や時代ごと創作してしまう場合もあり、韓国の史実に基づいているというよりはファンタジーに近い世界観になっています。現代劇と変わらない楽しみ方が出来ることも特徴のひとつ。
ファクションでは時代劇特有の硬い言葉づかいをしますが、フュージョンでは政治的なシーン以外では現代劇と変わらない話し方をすることも。

ファンタジー、ロマンス要素を取り入れてヒットしたフュージョン時代劇『太陽を抱く月』(画像出典:MBC)
これらの特徴のため時代劇を観慣れない若年層にも人気があるのはフュージョン時代劇。ロマンスを物語の主軸に置く作品も多く、女性がメインターゲット。
一方ファクション時代劇は、歴史や政治ものが好きな男性視聴者やミドル世代もターゲットとしています。
代表作品例
では、それぞれの代表作を紹介します。
【ファクション時代劇】
- ホジュン-宮廷医官への道(1999/MBC)
- 宮廷女官チャングムの誓い(2003/MBC)
- 朱蒙〈チュモン〉(2006/MBC)
- ファン・ジニ(2006/KBS)
- イ・サン(2007/MBC)
- 善徳女王(2009/MBC)
- トンイ(2010/MBC)
- 帝王の娘 スベクヒャン(2013/MBC)
- 奇皇后(2013/MBC)
- 赤い袖先(2021/MBC) ほか
【フュージョン時代劇】
- チェオクの剣(2003/MBC)
- 快刀ホン・ギルドン(2008/KBS)
- トキメキ☆成均館スキャンダル(2010/KBS2)
- 太陽を抱く月(2012/MBC)
- 雲が描いた月明り(2016/KBS2)
- 花郎〈ファラン〉(2016/KBS2)
- 100日の郎君様(2018/tvN)
- 恋慕(2021/KBS)
- シュルプ(2022/tvN)
- 還魂(2022/tvN) ほか

『還魂』は架空の国を創作した新しい時代劇(画像出典:tvN)
今やグローバルな人気を獲得している韓国時代劇。
その人気の秘訣は、時代に合わせて大衆に受け入れられやすいよう柔軟に変化してきたことかもしれません。
編集部おすすめ記事
-
来週(3月30日~)日本のテレビで放送開始「ファンタジー × ロマンス」韓国ドラマ5選
-
MBC「21世紀の大君夫人」IU&ビョン・ウソクらキャストが語る見どころ
-
イ・ジュノ「2028世界デザイン首都 釜山」広報大使に就任!
-
ENA新韓ドラ「かかし」パク・ヘス&イ・ヒジュン、因縁の再会・・緊張のバディ捜査劇
-
【韓国時代劇】イ・ジュンギとチャン・ヒョクが演じた高麗王朝の「狂いの王」とは
-
「トッケビ」10周年特集決定!キム・ゴウンら主要キャストが再会
こちらも投票お願いします!
この記事と関連度が高いトピック
現在読まれています!
最新記事
-
【韓国映画】日本人に馴染み深い物語も「時代劇」歴代興行ランキングTOP5
-
【単独インタビュー】青春を体現してきたK-POPボーイズグループ EPEXが語る「歩んでいく道」
-
MBC「21世紀の大君夫人」IU&ビョン・ウソクらキャストが語る見どころ
-
イ・ジュノ「2028世界デザイン首都 釜山」広報大使に就任!
-
ENA新韓ドラ「かかし」パク・ヘス&イ・ヒジュン、因縁の再会・・緊張のバディ捜査劇
-
RIIZE ウンソク、ブランド「TOM FORD BEAUTY」のイベントに出席!(PHOTO10枚)
-
ALLDAY PROJECT BAILEY&WOOCHAN、ブランド「TOM FORD BEAUTY」のイベントに出席!(PHOTO13枚)
-
ウィ・ハジュン、ブランド「TOM FORD BEAUTY」のイベントに出席!(PHOTO5枚)
-
イ・スヒョク、ブランド「TOM FORD BEAUTY」のイベントに出席!(PHOTO11枚)
-
【月韓スケジュール】TWICEファン必見!26年4月BS・CS放送 韓国映画 (全77選)
-
【韓国時代劇】イ・ジュンギとチャン・ヒョクが演じた高麗王朝の「狂いの王」とは
-
来週(3月30日~)日本のテレビで放送開始「ファンタジー × ロマンス」韓国ドラマ5選
-
「トッケビ」10周年特集決定!キム・ゴウンら主要キャストが再会
-
Baby DONT Cry、SBSパワーFM「ウェンディのヤングストリート」の生放送に出演!(PHOTO7枚)
-
パク・ソンウン主演「都会の部長 田舎へ行く ~異動先はシムウミョン ヨンリリ~」3月26日U-NEXT配信開始
-
韓国映画「王と生きる男」公開50日で1500万人突破!歴代3作目の快挙
-
ペ・スジ、時計ブランド「Longines®」のイベントに出席!(PHOTO9枚)
-
パク・ソンウンら、KBS新ドラマ「都会の部長 田舎へ行く ~異動先はシムウミョン ヨンリリ~」制作発表会に出席!(PHOTO31枚)
-
Red Velvet ジョイ、SBSバラエティ「TV動物農場」の収録に参加!(PHOTO3枚)
-
ムン・サンミン、繊細な表現で魅了!グラビア撮影現場ビハインド公開
-
チョン・ジヒョン、韓国映画「群体」スチール公開!11年ぶりスクリーン復帰
-
キム・ナムギル、歌手として本格始動!3月26日「君のもとへ向かっている」リリース
-
Kep1er、「CRACK CODE」ハイライトメドレー公開!強化されたコンセプト
-
パク・ジフン、待望のカムバック決定!1stシングルアルバム「RE:FLECT」で新たな一面
RECENT TOPICs
COMEBACK & DEBUT
-
NCT ドヨン&キム・ミンハ ‘Fallin” MVU-KISS スヒョン ‘The Soju Fairy’ choleograph movieTWICE ‘Talk that Talk’ Choreography Video (Moving Ver.)miss A出身 Min ‘Hit Me Up (ft. JMIN)’ MVWanna One出身 キム・ジェファン ‘BACK THEN’ MVONEUS ‘Same Scent’ MVDUSTIN ‘CRAZY’ MVNU’EST ベクホ ‘Savior’ MV



ご意見を自由にコメントしてください!
記事に関するご意見や情報提供はこちらのフォームをご利用ください。