- K-POPアイドルの”マッチュムポプ”の間違いに対し、ネット上では辛辣な意見が寄せられている。
- ”マッチュムポプ(맞춤법)”とは、韓国語で”スペル”を示す単語だ。
- 芸能人のスペルミスは時に、本人を嘲笑するネタとして取り上げられることもあるという。
韓国ネットを中心にK-POPアイドルの”マッチュムポプ”に関する話題が、注目を浴びている。さらにその話題の多くが、アイドルに対する厳しい指摘や嘲笑へと繋がっているという。
”マッチュムポプ(맞춤법)”とは、韓国語で”スペル”や”綴り”を示す言葉だ。韓国ではそんな”マッチュムポプ”のミスはあまり珍しいことではない。
その中でも特に、韓国語に登場する2つ目の子音”パッチム(받침)”を間違うケースが多いという。
6月某日、韓国オンラインコミュニティーに、とある人気アイドルが投稿したSNSのスクリーンショットが掲載された。
そこには室内でダンスを踊るアイドルの姿が映し出されており、動画のキャプションには「짖은 농도(吠える濃度)」と文字が書かれている。しかし、彼は本来「짙은 농도(濃い濃度)」と書きたかったようだ。
アイドルのスペルミスに対し、オンラインコミュニティーのコメント欄には「外国人メンバーでもこのレベルは間違えないと思う・・生粋の韓国人なのに」「深刻なのを超えて面白い」と辛辣なコメントが数多く残されている。
しかし、中には「芸能界でしっかり結果を残している人が、数回のスペルミスで非難されてかわいそう」「公式アカウントだし、アーティストじゃなくてスタッフが投稿した可能性もある」と擁護の声も。
このように韓国では芸能人による少しのスペルミスが、”マッチュムポプ”議論を巻き起こし、度々ネット上で話題となっている。
そもそも韓国の成人を対象とした調査によると、自分の”マッチュムポプ”について自信を持っている国民は、全体の半分にも満たないという結果が出ているという。
韓国就職ポータルサイトのインクルートが行った、”2019年ハングルの日”アンケートの調査結果を見てみると、「ハングルに誇りを持っていますか?」という質問に対し、成人男女10人のうち8人が「はい」と回答。
その理由については「民族固有の言語だから」「読み書きがしやすい」「芸術的に美しい」などが挙げられている。
国民の多くが自国の言語に誇りを感じている一方、ハングルの表記に自信を持っている人を調査するアンケートでは、「非常に自信がある」が6.9%、「自信がある」と答えた人は34.7%という結果に。
合計41.6%の成人男女が表記に自信があると肯定的に答えているが、逆の視点から見てみると、国民の10人中6人がハングル表記に、あまり自信がないと考えているようだ。
韓国人が最も難しいと感じる部分の調査では、1位に”マッチュムポプ”が登場しており、その割合は全体の31.4%。ネイティブである韓国人がスペルに苦手意識を感じていることは、この統計からも伝わってくる。
このように”マッチュムポプ”は、一般的な韓国人でも難しい領域とされている、間違いやすいポイントの一つだ。
しかし、過去にはアイドルがファンの”マッチュムポプ”を指摘し、議論となったことも。
2019年、ある新人韓国グループのメンバーは、公式ファンカフェに寄せられた「〇〇お兄さんが好きすぎてどうしよう(어떡하지)・・」というファンのコメントに返信を残している。
その内容は「”어떡하지”ではなくて、”어떻하지”だよ!書き取り100回(しなさい)!」と、言葉のスペルを指摘するもの。
だが、彼の投稿した指摘は間違いであり、ファンの書いたスペルが正しかったのだ。
その後、ファンの反応により自分のミスに気がついた彼は「皆さん今日はここまでにします。ごめんなさい。時間がもう12時です〜、さっきの綴りを間違ったのはミスです。分かりますよね?」と弁明。
しかし、この文章にもスペルミスが含まれており、ネット上では「いくら年齢が幼くても、こんなに基本的なことを間違えるんだね」「練習生をずっとやってたら仕方ないのかな?」とさまざまな意見が飛び交う結果となった。
もちろん、スペルミスの中には本人が間違ったわけではなく、キーボード入力の際に誤変換されるなど、無意識的な打ち間違いによるものも少なくない。
しかし、芸能人は露出度が高く、世間から大きな注目を浴びる仕事であることから、単純なスペルミスでも批判や嘲笑の対象になりやすいようだ。
そんな現状に対し、一部の韓国ファンからは「誰でもあるミスで嘲笑されるのは、本当にかわいそうだし残念」という声も寄せられている。
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