- 女優のソ・ジヘが主演を務めるTV朝鮮『赤い風船』が最終回を迎えた。
- 最終回では自己最高記録となる視聴率11.6%を更新。好視聴率を記録した一方、ハッピーエンドのストーリー展開に対し、憤りを感じている視聴者も少なくないという。
- 今回はそんな『赤い風船』の結末と、視聴者の厳しい反応をご紹介する。

女優のソ・ジヘが主演を務めるTV朝鮮『赤い風船』(画像出典:TV朝鮮)
女優のソ・ジヘが主演を務める、TV朝鮮『赤い風船』が最終回を迎えた。
18話から視聴率2桁を記録し、最終回でも視聴率11.6%(ニールセンコリア調べ)と自己記録を更新した『赤い風船』。
好視聴率を更新し、最後まで底力を見せつけたドラマとして評価される一方、ハッピーエンドで幕を閉じた結末に対し、憤りを感じている視聴者も少なくないという。
今回はそんな『赤い風船』の結末と、視聴者の厳しい反応をご紹介する。
※この記事にはネタバレが含まれます。
TV朝鮮『赤い風船』とは?
TV朝鮮『赤い風船』は、人々が感じる相対的な剥奪感や欲望をテーマにした作品だ。

ソ・ジヘとイ・サンウは劇中で不倫カップルを演じている(画像出典:TV朝鮮)
劇中では自身の抱いている欲望を解消するため、もがき続ける主人公の姿が描かれており、ハラハラドキドキとした手に汗握るストーリー展開が見どころとなっている。
主演を務めるのはtvN『愛の不時着(2019)』でお馴染みのソ・ジヘと、イ・サンウ。2人は劇中で不倫カップルを演じており、予測不可能な彼らの愛の結末にも、視聴者からは大きな注目が寄せられていた。
他にもイ・ソンジェやチョン・ユミン、ホン・スヒョンなどが主演俳優として名を連ねており、彼らの演技力の高さも話題となっている。
不倫の末にハッピーエンド?
2月26日に放送された『赤い風船』の最終回では、チョ・ウンガン(ソ・ジヘ扮)とコ・チャウォン(イ・サンウ)の不倫恋愛の結末が描かれた。

2月26日に『赤い風船』の最終回が放送された(画像出典:TVCHOSUN – TV조선 YouTube キャプチャー)
家庭教師をしているチョ・ウンガンは、宝石デザイナーをしている友人ハン・バダ(ホン・スヒョン扮)の夫である皮膚科医のコ・チャウォンと不倫。
さらに、チョ・ウンガンは不倫で友人の家庭を崩壊させることに留まらず、デザイン流出や家族を偽装就業させるなど、友人の会社や家族にも大きな被害を与えている。
物語の主人公でありながら自身の欲望により、周囲を混乱に巻き込んできたチョ・ウンガン。

ハッピーエンドで幕を閉じた『赤い風船』(画像出典:TVCHOSUN – TV조선 YouTube キャプチャー)
最終回では、そんな彼女が1番の被害者である親友のハン・バダから許しをもらい、不倫相手のコ・チャウォンと再会。
2人が再会を果たし、お互いを見つめ合いながら微笑む様子からは、明るい未来の訪れを感じさせる。
不倫カップルの2人だけではなく、登場人物の全てが幸せを手にするハッピーエンドの結末で幕を閉じた『赤い風船』。
しかし、周囲を振り回した主人公に対する、痛快な復讐を期待していた視聴者からは納得を得ることができず、気が抜けた結果となってしまったようだ。
結末に対する世間の反応は?
不倫をしていたカップルが幸せなハッピーエンドを迎える結末に対し、世間からは怒りや呆れを感じさせる否定的な意見が寄せられている。

視聴者からは結末に対する怒りの声も登場(画像出典:TV朝鮮 公式Instagram)
「主人公の家庭環境が悪かったから、不倫をしても大丈夫という結論なの?」
「不倫による家庭破綻と離婚を巧妙に美化したんだね」
「ドラマ内で一番成功したのが、不倫相手のチョ・ウンガンなのね」
「不倫女が幸せに終わる結末は理解できない」
「不倫が良いものだと連想させる結末を、甘んじて取り入れるべきじゃない」
このような反応が数多く上がる理由には、視聴者層が大きく関係していると考えられている。
今回の『赤い風船』のターゲット層とされているのは、30〜50代の主婦層だ。
家庭を持っている彼女たちにとって、不倫は敏感なイシューであり、感情移入がしやすい話題でもある。
もちろん、ドラマと現実問題を分けて考えるべきではあるが、不倫を美化し、不倫相手の笑顔で幕を閉じる展開に対しては、怒りをぶつけたくなる視聴者も多いようだ。
今回のドラマで脚本を担当した作家のムン・ヨンナムは、泥沼劇を得意としており、これまでにも数多くの作品を手掛けている。
『赤い風船』では彼女の持つ特有の演出と、親友と夫の不倫という刺激的な素材が人気を牽引。最終回では視聴率11.6%と自己記録を更新したものの、結末に対する評価は厳しいものとなってしまったようだ。
『赤い風船』
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