歌手活動のみならず、ハイブランドのアンバサダーや女優としても活躍し、世界中のファンから熱い支持を得ているBLACKPINK(ブラックピンク)のジス。

世界のファンから熱い支持を受けるBLACKPINKのジス(画像出典：ジス 公式Instagram)

2021年にはJTBC『スノードロップ』で主演を務め、俳優チョン・ヘインとの共演が話題となった。

そんな中、韓国オンラインコミュニティーには、ジスが写る数枚の写真が登場。ジスが口にした演技に対する発言が、ネットユーザーの批判の対象となり、ジスを中傷する声が寄せられている。

今回はジスがインタビューで言及した、今後挑戦したい演技や、ネット上で彼女に対する中傷が起きる理由についてご紹介する。

ジスの発言にアンチが反応

ジスの写真が韓国オンラインコミュニティーに登場(画像出典：韓国オンラインコミュニティー)

韓国オンラインコミュニティーに、BLACKPINKのジスの写真が掲載された。

写真に写るジスはインタビューに答えており、どうやら演技について言及しているようだ。

字幕を見てみると、「新たに挑戦してみたい演技ジャンルは？」という質問に対しジスは「アクションスクールにいらっしゃる武術の監督が、アクションの素質があるように見えるとおっしゃっていて…」「自信あります…！」と、回答。

アクション演技に自信を覗かせ、今後の演技活動にも期待が寄せられるジスの発言であるが、一部の韓国ネットユーザーは彼女の回答を嘲笑い、中傷とも取れるコメントを残している。

今回、韓国オンラインコミュニティーに登場した写真は、2月3日にYouTube(ユーチューブ)チャンネル『GQ KOREA』に、ジスが登場した時のものだ。

『GQ KOREA』の動画に出演しバランスゲームに挑戦したジス(画像出典：GQ KOREA YouTube キャプチャー)

ジスは動画内で提示された2択の質問に答え、トークを行うバランスゲームに挑戦。

仕事や生活、性格などに関連した様々な質問に回答しながら、ジスは笑顔でゲームを進行した。

話題となった演技に関する質問では、今後新しく挑戦したい演技として「A：反転魅力 コミカル物」「B：超絶頂 アクションヒーロー物」の選択肢が提示され、彼女はBを選択。

ジスはアクション監督に素質を指摘された以外にも、テコンドーの経験を語り、白帯の実力を持っていることを明かしている。

トークを盛り上げようと過去の経験を踏まえながら、提示された質問に答えたジス。

しかし、その回答が悪意的に切り取られ、「アクション演技に自信がある？身の程をわきまえて」「演技の自信はあるだろうけど、実力はないね」と、アンチから厳しい反応が寄せられる結果となってしまった。

演技に関するこじつけのような中傷が巻き起こったジスだが、その背景には以前出演したドラマ『スノードロップ』での演技が関連している。

ジスの演技に批評が起きる理由

チョン・へインとジスが主演を務めたJTBC『スノードロップ(2021)』(画像出典：JTBCドラマ)

ジスは以前『スノードロップ』に出演し、北朝鮮のスパイと許されぬ恋に落ちる女子大生役を演じた。

チョン・ヘインとの共演ということもあり、作品は注目を浴びたものの、韓国国内ではジスの演技に対し、厳しい評価が寄せられる結果に。

その中でも視聴者は、ジスの韓国語の”発声”に厳しい評価を下している。

韓国で俳優の演技と共に重要視されるのが、”発声”だ。発声はセリフをしっかりと視聴者に届けるだけではなく、感情を伝え、共感を引き出す役割を担っている。

海外視聴者は字幕や吹き替えでの視聴が主流であるが、国内では字幕なしでドラマを楽しむことが一般的であるため、特に発声は重要視されているという。

劇中で女子大生のウン・ヨンロ役を演じたジス(画像出典：ジス 公式Instagram)

ジスの表情演技などは比較的評価されていた一方、発声の弱さが露呈。そのため、ドラマの世界観からキャラクターが浮き、演技力について厳しく指摘をされてしまったようだ。

当時の彼女の演技力に関する議論は現在でも続いており、ジスの演技に関連したスレッドには『スノードロップ』の演技を引き合いに出すコメントも少なくない。

しかし、バランスゲームの一部を切り取った画像による演技批判には、反論するファンも多く、「『スノードロップ』は初めての演技。これからもチャンスを上げる必要がある」「インタビューを都合よく切り取って、こじつけみたいに誹謗中傷するのはおかしい」「またドラマで輝くジスを見たい！」と擁護や応援の声が上がっている。

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