- SMエンターテインメントの“権力争い”が激化している。
- イ・スマン氏の最側近として知られるイ・ソンス代表が、イ・スマン氏に好意的ではないアラインとタッグを組んだのだ。
- イ・スマン氏は現在、アライン主導の“権力争い”で、事実上劣勢に立たされているようだ。
K-POP屈指のアイドルを輩出してきた、SMエンターテインメント(以下、SM)の“権力争い”が激化している。
一部からは、同社の創業者で、現在大株主であるイ・スマン氏が「最側近から背を向けられた」という情報も出ている。
SMは、K-POPのグローバル人気に大きく貢献し、現在も音楽業界で確固たる地位を持つ。
にもかかわらず、一体SМでは何が起きているのだろうか。
最側近に背を向けられたイ・スマン
1月20日、K-POP業界に衝撃が走った。
SMのイ・ソンス共同代表が、イ・スマン氏の同意を得ず、理事会の職権でアラインパートナーズ(ファンド/以下、アライン)との合意書を発表したためだ。
イ代表は、イ・スマン氏とは親せき関係。1998年にアルバイトとしてSMに入社し、インターネットの反応や動向をまとめて報告する業務を務めていた人物である。
2005年に同社の正社員となり、主にアイドルのプロデュース業務を任されていた。
そして、少女時代の『Gee』、SUPER JUNIOR(スーパージュニア)の『Sorry,Sorry』、東方神起の『MIROTIC』をヒットさせた功績が認められ、2014年から出世コースに乗り、2020年に代表理事へ昇進した。

イ・ソンス代表が手掛けた少女時代(写真提供:©TOPSTAR NEWS)
経済専門メディアの韓国経済(https://www.hankyung.com/)によると、かつてのイ代表は、イ・スマン氏の役割を支持していたという。
2022年3月には、株主総会の前に「イ・スマン氏のようなプロデューサーはいない。今後見つけられるかが正直心配だ」と発言。イ・スマン氏に全幅の信頼を寄せていた。
イ・スマン氏の意中を誰よりも理解し、代弁者であり最側近として力をつけてきたイ代表。そんな彼が、イ・スマン氏に好意的ではないアラインとタッグを組んだのだ。

現在大株主ではあるが、SMにおけるイ・スマン氏の“肩書”はない状態だ(画像出典:SMエンターテインメント)
アラインはどうやって優勢に転じたのか
アラインの持つSM株の持分は、わずか1.1%(2022年11月時点)。決して多い数字ではない。
しかし、株主を説得してイ・スマン氏が経営する外注企業であるライク企画との契約終了を導くことに成功。
現在大株主ではあるが、SMにおけるイ・スマン氏の“肩書”はない状態だ。
ライク企画の代表である彼は、SMのエンターテインメント事業において、総括プロデューサーとして多大なる影響力を行使してきた。
そんなイ・スマン氏が、アライン主導の“権力争い”で、事実上劣勢に立たされているようだ。
持分1.1%のアラインは、どのようにして優勢へと転じたのだろうか。
それは“SM理事会の民主化”を、アラインが訴えたのである。
イ・スマン氏が持つ独占的地位に反旗を掲げ、それに同調する株主が次第に増えているのだ。
そして、最側近と思われたイ代表までが、アライン側に立ったものと見られる。
こうして勢いに乗ったアラインは、現在SMの社内理事までも狙っているという。一部の韓国メディアは、これを「(アラインによる)SM掌握が始まった」と報じている。
***
アラインは、2020年に創業された新生ファンドである。
そしてSМの持分わずか1.1%の新生ファンドは、“K-POP界の巨人”と称されるイ・スマン氏に挑戦状を突き付けたのだ。
この新たな火種を知った韓国ネットでは、「黒幕がいるのでは?」という憶測が飛び交っているという。
編集部おすすめ記事
-
SS501ユニット”FIVE O ONE”、20周年公演のビハインドと未来への約束
-
AMPERS&ONE、3rdミニアルバム「LOUD & PROUD」でチャート1位&MV1,000万回再生を同時達成
-
日本のテレビ初上陸の便り!9月CSで届けるK-POP公演&韓国バラエティ5選
-
GOT7 マーク、新曲「hold still」で描く愛と別れ・・深まる音楽世界に期待高まる
-
200万回再生突破!YOUNG POSSE、新曲「FREESTYLE」で5世代K-POPの中心へ
-
Kep1er、新曲「BUBBLE GUM」で“自由奔放なガールズ”に変身!夏の歌謡界に衝撃予告
こちらも投票お願いします!
この記事と関連度が高いトピック
現在読まれています!
最新記事
-
まるで塩キャラメル!9月CS放送で堪能する「大人のロマンス」韓国ドラマ5選
-
アン・ボヒョン、少年のような笑顔!ギルグの魅力あふれるセルカ公開
-
ウ・ドファン、デニム姿で見せた透明な日常!夏夜の静かなときめき
-
“可愛い息子と” CNBLUE イ・ジョンシン、愛犬シンバくんとの日常ショットにファンほっこり
-
「100番の思い出」キム・ジョンヒョン、優しさと余裕を兼ね備えた“あしながおじさん”役で胸キュン予告
-
SS501ユニット”FIVE O ONE”、20周年公演のビハインドと未来への約束
-
GOT7 マーク、新曲「hold still」で描く愛と別れ・・深まる音楽世界に期待高まる
-
idntt初ユニット”unevermet”、「M COUNTDOWN」で鮮烈デビュー!初ステージで観客を魅了
-
BTOB イ・ミンヒョク、圧倒的カリスマ!ソロコンサート「HOOK – WHO : KING」ポスター公開
-
第4次韓流ブームから5年!「韓国ドラマ=Netflixで観る」方程式の誕生に一役買った作品10選
-
AMPERS&ONE、3rdミニアルバム「LOUD & PROUD」でチャート1位&MV1,000万回再生を同時達成
-
200万回再生突破!YOUNG POSSE、新曲「FREESTYLE」で5世代K-POPの中心へ
-
tvN「巫女と彦星」チュ・ヨンウが1位!「25年8月 韓国ドラマ俳優 ブランド評判」ベスト5
-
あの日の感動が再び甦る!9月CSで楽しめる韓国俳優 過去来日イベント3選
-
今年の秋トレンドは大物俳優のテレビ復帰!韓国で話題沸騰 秋の新作ドラマ5選
-
最新作も続々!25年9月に日本の劇場で出会える注目の韓国映画6選
-
日本のテレビ初上陸の便り!9月CSで届けるK-POP公演&韓国バラエティ5選
-
TOMORROW X TOGETHER、Danmeeアンケート「25年7月 K-POPボーイズグループ人気決定戦」1位に
-
イ・ドンウク、JTBC「優しい男の物語」の裏側を公開!淡く染まる静かな午後
-
ハン・ジミン、夏の真昼に咲く笑顔!デイジーのように輝く日常ショット公開
-
YOUNG POSSE、4th EP「Growing Pain pt.1 : FREE」カムバックショーケースに出席!(PHOTO20枚)
-
パク・ミニョン、新ドラマ「コンフィデンスマンKR」で知性×美貌×財力を兼ね備えた“天才詐欺師”に!
-
KBS「トクスリ5兄弟をお願い!」最終回視聴率20.4%!アン・ジェウクが見せた圧倒的存在感
-
母は連続殺人犯、息子は刑事・・コ・ヒョンジョン主演SBSドラマ「カマキリ -殺人者の外出」が描く禁断の心理戦
RECENT TOPICs
COMEBACK & DEBUT
-
BTS JIN ‘The Astronaut’ MVALICE ‘DANCE ON’ MVATBO ‘ATTITUDE’ MVEPEX ‘恋歌’ MVグループ名がT1419からTFNに! ‘AMAZON’ MVNCTテン ‘Birthday’ MVCLASS:y ‘ZEALOUS’ MVCLASS:y ‘Tick Tick Boom’ MV
ご意見を自由にコメントしてください!
記事に関するご意見や情報提供はこちらのフォームをご利用ください。