- イ・ジョンソクが11月7日、新作映画『デシベル』のマスコミ向け試写会と記者懇談会に出席した。
- 11月16日の公開を控えファンの期待は高まっているが、同月といえば彼にとっては良くない出来事を思い出す人もいるだろう。
- ファンを驚かせた、4年前の騒動を紹介する。
イ・ジョンソクが11月7日、新作映画『デシベル』のマスコミ向け試写会と記者懇談会に出席しました。

11月7日、映画『デシベル』のマスコミ向け試写会と記者懇談会に出席したイ・ジョンソク。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
自身の役柄について言及した彼は、「思ったよりも出演量が多くて驚きました」と発言。11月16日の封切りを前に、ファンの期待をより一層盛り上げました。
つい最近までは、MBCドラマ『ビッグマウス』でお茶の間を楽しませていたイ・ジョンソク。11月は、スクリーンで観客を魅了する予定です。
ところで“イ・ジョンソクの11月”といえば、過去のある出来事を思い出す人もいるのではないでしょうか。
実は約4年前の2018年11月5日、彼はファンミーティングのために訪れていたインドネシアのジャカルタで抑留され、帰国できないというトラブルに巻き込まれてしまったのです。
その際彼は自身のインスタグラムに、「ファンミーティングを無事に終え感謝していますが、スタッフを含めた全員が足止めされている状況にあります。昨日から抑留されてるみたいなんです」という文章を投稿。
詳細を、「ジャカルタの現地プロモーター(YES24)が、自分たちの公益収益金を当局税務署に過少申告していて、それが原因で全く関係のない僕と僕のスタッフのパスポートを持って行かれ、返してもらえないんです」と説明しました。

イ・ジョンソクが抑留されていた際に投稿したインスタグラム (画像出典:イ・ジョンソクInstagarm)
そして彼の所属事務所A-man projectも、プロモーター側のトラブルによりパスポートを没収され、現地大使館に助けを要請中である旨を公表します。
ところが、その数時後、インドネシアのあるメディアが、抑留に関する現地法務部の発表を報道。
それによると、イ・ジョンソクと彼に同行したスタッフ全員に、短期の労働許可証がなかったというのです。
つまり、YES24の過小申告は作り話で、公演目的で海外を訪れる場合に必要なビザの発給がされていなかったため抑留されてしまったわけです。
ビザは、主催者側であるYES24が手配する予定だったのですが、申請すらしていなかったことがこの報道により明るみに。
その事実を隠すためYES24は、イ・ジョンソク側に嘘をつき、その場をなんとかしのごうとしていたのでした。
ちなみにA-man projectはファンミーティング開催前にエージェントを介して、YES24がビザの発給を終えている旨の確認をとっていたとのこと。まさか、申請すらしていなかったとは夢にも思っていなかったことでしょう。

抑留時、イ・ジョンソクがインスタグラムに投稿した現地の空港写真。(画像出典:イ・ジョンソクInstagram)
最終的には大使館のサポートにより、イ・ジョンソクとスタッフは11月6日に帰国できましたが、当時彼はドラマの撮影期間中で、現場の進行に問題が生じたそうです。
また一部韓国メディアは、この一件によりイ・ジョンソクはブラックリスト入りしてしまい、この先インドネシアには渡航できず、他の国への入国時審査は非常に厳しくなるだろうと報じました。
約4年前の11月には散々な体験をしたイ・ジョンソクですが、今年は『デシベル』の公開により、ヒットを喜ぶ彼の笑顔が見られそうですね。
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