- あらゆるジャンルで、優れた才覚を発揮していたことから“魔王”と呼ばれた、韓国音楽史を代表する伝説的な人物、故シン・ヘチョルさんが8周忌を迎えた。
- 彼は2014年10月27日、医療事故によりこの世を去っている。
- 裁判の結果、2021年5月に事実上医療過失による死亡であることが認められた。
“魔王”と呼ばれ、韓国音楽史を代表する伝説的な人物、故シン・ヘチョルさんが8周忌を迎えた。46歳(日本年齢)という若さだった。

医療事故により8年前に他界した故シン・ヘチョルさん(写真提供:©スポーツ韓国)
シン・ヘチョルさんは2014年10月27日、医療事故によりこの世を去っている。
彼は亡くなる前、ソウル松坡(ソンパ)区のある病院で*腸狭窄症の手術を受けたが、退院後に激しい痛みを訴えたという。
*腸狭窄症:腸の一部が詰まったりする疾患で、一部が狭くなってしまう症状
そして病院に搬送されるも心停止に。心肺蘇生術を受けたが意識不明の状態になり、そのまま帰らぬ人に。
その後、故人の遺族が手術を執刀した医師を相手取り、医療過失致死訴訟を起こす。2021年5月、最高裁は手術を執刀したK院長に、懲役1年を言い渡した原審を確定し、事実上医療過失による死亡であることを認めた。
これに先立ち、シン・ヘチョルさんは1988年にMBC『大学歌謡祭』を通じて、無限軌道というバンドでデビュー。
以後ソロに転身し、ロックバンドのN.EX.T(ネクスト)で活動。『君に』『悲しい表情をしないで』『遠い将来 いつか』など、数多くのヒット曲を発表した。
2001年から2012年までは、MBC FM4U『シン・ヘチョルのゴーストステーション』のDJとして活躍。
あらゆるジャンルで才覚に優れていたことから、“魔王”と呼ばれていた。
(TOPSTAR NEWS ユ・ヘジ記者 / 翻訳:長谷川朗子)
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