BTS(防弾少年団)が公式YouTubeチャンネルを通じ、約3カ月前に行われた『グラミー賞』のビハインドシーンを公開した。久々に7人完全体の姿を見ることができたファンは大喜び。自主コンテンツの多いBTSは、今後も7人揃った姿を配信し続けてくれるだろうか。
BTS(防弾少年団)が、3カ月前に披露したステージのビハインド映像を公開した。
公開された映像は約30分ほどの長さで、4月に米ラスベガスで開催された『第64回グラミー賞』の授賞式当日のエピソードと、パフォーマンスの事前練習や授賞式会場でのリハーサルなどが盛り込まれている。
7月4日、BTS公式YouTube(ユーチューブ)チャンネル『BANGTANTV』にて、『[EPISODE] BTS (방탄소년단) @ 64th GRAMMY Awards』というタイトルのビハインド映像が公開された。
久々に7人完全体の姿が見られた貴重な映像にファンは大きな反応を見せた。それもそのはず、最近のBTSの周辺は、何かと騒がしかったからだ。
ビハインド映像は約3カ月前のものではあったが、それはまるで昨日撮られた映像かのように感じられた。
『BANGTANTV』で公開される映像は、”時系列”を意識していない。公開順番にルールはなく、最近のエピソードが公開された後に、数年前の懐かしいエピソードが公開されることがある。
しかし彼らの姿は、それがいつの映像であっても、ファンをいとも簡単にその”当時”へとタイムスリップさせてくれるパワーを持っている。
これは自主コンテンツが多いBTSだから成せることであり、BTSには”異なる時刻系”が存在していると言える。
“時刻系”とは、時刻の基準となるものだが、同一時刻でも、用いる”時刻系”によって異なる表現になるという。
“時刻系”には、国際単位系の1秒を単位に進んでいく”地球時”、地球の自転に基づく”世界時”、太陽の日周運動に基づく”太陽時”、恒星の日周運動に基づく”恒星時”などがある。
私たちの生活では、何時何分と時計が指す時間を時刻と捉えるが、地球上や宇宙上には、”異なる時刻系”が存在しているようだ。
BTS側が意図したのかは不明だが、これは彼らの”世界観”に相通ずるものがあるのではないだろうか。
BTSの曲には、宇宙を連想させる世界観で書かれた歌詞があり、BTSとARMYの存在を宇宙にたとえて歌っている曲もあるからだ。
宇宙空間をイメージしやすいのは『DNA』のMVだが、『소우주(小宇宙/Mikrokosmos)』では「すべてがひとつの宇宙、君もひとつの小さな宇宙」という世界観が盛り込まれており、『134340』のタイトルの由来は、冥王星の名前だと言われている。
また、JINのソロ曲『moon』では、ARMYを地球、自身を地球の周りを回る月にたとえ、「僕はそばでずっと君(ARMY)を見守っているよ」というメッセージを伝えた。
コンサート会場でARMYがBTSに向けて照らすライトは、無数の星の光であり、まさにその場はひとつの宇宙になっている。
“月と星”、”地球と月”の共存のように、”BTSとARMY”には、”異なる時刻系”の宇宙が存在していると言えるのではないだろうか。
BTSは、去る6月に今後はグループ活動と並行し、ソロ活動にも力を入れるという発表をした。
ファンの間では、メンバーの入隊時期や、ソロ活動と並行するとは言ってもいまだ具体的なグループ活動の近況が聞こえて来ないため、懸念の声が上がっている。
しかし思い返すと、去る3月に突如として、BTSの公式Facebookで、『BANGTAN.zip』というコンテンツが生まれ、過去のエピソードの投稿が始まった。
そこには『BTS moments you can always keep with you!(いつもあなたと一緒にいる防弾少年団の瞬間)』のメッセージが添えられている。
BTSとARMYが共存する、新たな空間が作られていたのだ。
ARMYは『BANGTANTV』『BANGTAN.zip』などを通して、”異なる時刻系”にいるBTSの完全体を永遠に見ることができるだろう。
(構成:酒井知亜)
BTS
BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。
HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。
デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。
ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。
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