秋夕(チュソク)を前に、名節を温かく過ごせるようにと1億ウォンを寄付した俳優のソ・ジソブ。彼の粘り強い善行は多くの人々に幸せを届けている。言葉ではなく行動で愛を表すソ・ジソブの姿に多くの称賛が届いた。

数多くのドラマと映画に出演した日本の女優・故竹内結子さんの訃報を受け、女優のソン・イェジンが追悼の意を表すコメントを述べた。

竹内結子さんが主演を務めた映画『いま、会いにゆきます』が韓国で人気を博したことを受け、2018年に制作された韓国リメイク版の映画『Be With You~いま、会いにゆきます』でヒロインを演じたソン・イェジン。2人は直接的な関りはないものの、ひとつの作品を通じて同じキャラクターに扮した縁によりコメントを届けたものと見られる。

『Be With You ~いま、会いにゆきます』

2018年公開『Be With You ~いま、会いにゆきます』(画像出典:ロッテシネマ公式HP)

また、同作品で同じく主演を務めた俳優のソ・ジソブからもコメントが届くのではないかと、大衆の一部から関心が寄せられているようだ。

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しかしその一方で、今回の訃報を受け、ソ・ジソブの心に過去の辛い記憶が甦ったのではないかと心配する声も届けられている。

韓国においても過去、素晴らしい俳優たちが極端な選択をしたという悲しいニュースが報じられていた。
特に、日本でも多くの人気を得た俳優であり、ソ・ジソブの無二の親友であるパク・ヨンハさんの訃報は、韓国国内だけでなくアジアまでをも悲しみに包んだ。
当時、悲しみに打ちひしがれ涙を流すソ・ジソブの憔悴しきった姿は、見るに忍びないほどの痛ましさがあったことは人々の記憶に残っているだろう。

ソ・ジソブ

俳優 ソ・ジソブ(画像出典:51K公式Instagram)

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このような悲しい記憶を持つソ・ジソブ。彼は言葉で表すよりは、行動で自身の想いを届けるタイプであるように思う。

現に、ソ・ジソブは先月末、秋夕(チュソク)を控え、人々が名節(ミョンジョル:伝統的な節日)を穏やかに過ごせるようにと約1億ウォンを寄付している。

また、新型コロナウイルスで世界が混乱し始めた当時から、支援活動を行っているグッドネーバーズに寄付を続けており、寄付総額は4億5000万ウォンにも達する。

さらに今年3月には、低所得家庭の児童2000人に生活必需品キット、大邱(テグ)医療スタッフに防護服を5820枚ほど支援し、4月には教育疎外階層の児童145人にスマート機器をプレゼントした。

グッドネーバーズはソ・ジソブの善行について「豊かで温かくなければならない秋夕。新型コロナウイルスにより厳しい環境に置かれている社会的弱者層に届けてくれた、温かい分かち合いに感謝する」と述べている。

喪失した痛みを愛で表現する、それも言葉ではなく粘り強い慈善活動を通じて自身の想いや温もりを届けているソ・ジソブ。彼から注がれる思いやりと温もり、そして愛は、私たちが想像するよりもさらに深いものだと実感させられる。








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