スマートスピーカー、AI自動改札機、車の遠隔操作‥。車は空を走ってはいないが、ずっと先のことだと思っていた近未来がすぐそこまで来ている。2020年に発表された映画の中に、いくつかSF要素の作品があるので紹介したい。

新型コロナウイルスの影響で映画館が休業している中、待機作品が公開を今か今かと待っている。
その中には、SF世界を描いた作品がいくつか挙げられる。

まずはコン・ユとパク・ボゴム、2大スターの共演が発表されて大きな話題を呼んだ映画‘徐福’。

人類初のクローン人間’徐福’が開発され、彼を手に入れようとするさまざまな勢力から徐福を守る元国家情報院エージェント・キホンをコン・ユが演じ、パク・ボゴムはクローン人間に変身する。撮影はすでに終了しているようだが、イメージ映像はじめプロモーション素材がまだ一度も公開されていないため、どんな世界観が描かれているのかは未知数だ。しかし、韓国映画でクローン人間を扱うのは初の試みなだけに、期待をもって1日も早い公開が待たれる。

余命短い男を演じる

’徐福’では余命わずかな男を演じているコン・ユ。(画像出典:SOOPエンターテインメント公式サイト、画像提供:BAZAAR)

永遠の命を持つ

パク・ボゴムは永遠の命を持つクローン人間に扮する。(画像出典:blossomエンターテインメント 公式サイト)

そして世界各国で話題を席巻した映画’新感染 ファイナルエクスプレス(原題:釜山行)’が、装いを新たに’半島’というタイトルでスクリーンにカムバック。

カンドンウォンが出演する映画半島

映画’新感染 ファイナルエクスプレス’から4年後..(画像出典:NEW)

時は‘新感染~’から4年後、廃墟になった広大な都市を舞台に死闘を繰り広げる。主演はコン・ユに代わりカン・ドンウォンが務め、より一層のスピード感を持ったアクションを披露する予定だ。音と光に敏感になり、反応も早くなったゾンビと、人間の理性を失った人々が生き残りをかけて死に物狂いでスクリーンの中を暴れまわる。’半島’は今夏、韓国と海外の主要国で公開が予定されている(R15指定)。

大迫力のアクションシーンに期待

バイオハザードさながら銃でゾンビと死闘を繰り広げる。(写真提供:©スポーツ韓国)


’半島’ 一次 予告編(動画出典:YouTubeチャンネル MOVIE&NEW)

先月、映画‘ボゴダ’の海外撮影中に新型コロナウイルスの影響で、南米から緊急帰国した俳優のソン・ジュンギ。ドラマ’アスダル年代記’終了後に撮影に入ったのが映画‘勝利号’だ。本作は、韓国発の宇宙を背景にしたSF超大作で、ソン・ジュンギのほかにチン・ソンギュ、キム・テリ、ユ・ヘジンらが出演する。ソン・ジュンギはお金になるなら何でもやるというトラブルメーカーのパイロット テホを演じる。映画’私のオオカミ少年’のチョ・ソンヒ監督が10年かけて構想を練ったという作品で、およそ10年ぶりにタッグを組んだ2人の作品に関心が寄せられている。

初共演の2人のケミにも期待

ソン・ジュンギとキム・テリの初顔合わせにも期待。(写真提供:©スポーツ韓国)

囚人女性(キム・タン)と’エスコートサービス’をしている男性(ヒョンビン)が、短くも濃密な愛を育んだ名作映画‘レイトオータム’のメガホンを取ったキム・テヨン監督の最新作‘ワンダーランド’は、仮想世界がテーマだ。二度と会えない人に、仮想世界で会えるという近未来的な物語が描かれる。キム監督の妻であり女優のキム・タン、チョン・ユミ、チェ・ウシク、パク・ボゴム、miss A出身のスジが出演予定であると発表され、後日コン・ユが出演検討中であると報じられている。

仮想世界の調整を担う

チョン・ユミは仮想世界の調整を担う役を演じる。(画像出典:チョン・ユミ Instagram)

パク・ボゴムとパートナー役に挑む。

パク・ボゴムとパートナー役に挑むスジ。(画像出典:ペ・スジ Instagram)

いずれの作品も、現実世界から離れた世界観を見せてくれることは間違いない。ぜひとも大きなスクリーンで、たくさんの観客と共に堪能したいものである。

コン・ユ

マネジメントSOOP所属の俳優コン・ユ(ハングル 공유)。1979年7月10日生まれ。

“コン・ユ”という芸名は両親の苗字から付けられたもので、本名は、コン・ジチョル。

2000年、Mnet VJ 7期として芸能界にデビューしたコン・ユは、2001年KBSドラマ『学校4』を通じて演技者としてデビュー。

2007年、日本でも人気を博したドラマ『コーヒープリンス1号店』が大ヒットし、この年MBC演技大賞で優秀賞を受賞。当ドラマは、コン・ユの出世作となった。

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