11月4日に43歳の誕生日を迎えた俳優のソ・ジソブ。今年は人生の伴侶となった元アナウンサー、チョ・ウンジョンとの結婚を発表し、幸せに包まれた1年となった。彼の誕生日を記念してこれまでの半生を振り返ってみよう。

本日、11月4日に43歳の誕生日を迎えた俳優のソ・ジソブ。

俳優 ソ・ジソブ

俳優 ソ・ジソブ(画像出典:51K公式Instagram)

40代とは思えない若々しいビジュアルとナチュラルな雰囲気、そして大人の色気と多彩な魅力を持ち合わせた彼は、デビューから25年が経った現在でも多くの女性たちをときめかせている。

信念を貫くかのように粘り強い善行を続け、優しさとともに幸せを届けている人格者でもあるソ・ジソブ。彼の誕生日を記念して半生を振り返ってみよう。

1995年 18歳、芸能界デビュー

ソ・ジソブ

90年代韓国のファッション界を先導したブランド『292513=STORM』(画像出典:cafe.daum)

韓国の有望水泳・水球選手として活躍していたソ・ジソブが、デニムブランド『292513=STORM』第1期専属モデルとして芸能界デビューを果たす。

これまでのメインモデルは韓国のHIP HOPグループDEUX(デュース)のキム・ソンジェだった。ソ・ジソブは彼のファンであり、彼に会えるとの理由でオーディションに参加したそうだ。ところが、その間にキム・ソンジェがこの世を後にしてしまい、その代役としてソ・ジソブが選ばれたという。当時、輝くスターとの別れが新たなスターを誕生させたと話題を集めていた。

(関連記事)3人の韓国スターをオーディションに集めた90年代ブランドとは‥矢野志保も?

2004年 27歳、『ごめん、愛してる』でトップスターへ

ドラマ『バリでの出来事』のカン・イヌク役を通じて、高い演技力が認められる俳優に成長したソ・ジソブ。本作は日本でも放送され、”冬ソナ”から起きた韓流ブームをさらに加熱させた人気作だ。

彼の人気を決定的なものにしたのが、この後に放送されたドラマ『ごめん、愛してる』だ。

『ごめん、愛してる』

ドラマ『ごめん、愛してる』(画像出典:KBS)

ソ・ジソブが演じたムヒョクは、生みの母親への復讐心と情熱的な愛を同時に抱いた寡黙な人物。彼の持つミステリアスな雰囲気も相まって、キャラクターに猛烈なリアリティーを吹き込んだ。

主演キャラクターのファッションやセリフを真似る熱狂的なファンや、ドラマが頭から離れず何も手につかなくなってしまう”ミサ(※)廃人”を生み出すなど、シンドロームを起こすほど高い人気を得た。この作品をきっかけに、ソ・ジソブは名実ともに韓国のトップスターに仲間入りすることになった。

※ミサ廃人:韓国タイトル名『미안하다 사랑한다(ミアナダ、サランハンダ)』の頭文字をとって”미사(ミサ)”。

(関連記事)万年’ナンバー2’からトップ俳優へと成長したソ・ジソブの’2004年の出来高’

2005年 28歳、兵役

人気を博した『ごめん、愛してる』の放送終了後、2005年3月から2007年4月まで公益勤務要員として配属された。

2008年 31歳、代表作となる映画が誕生

ドラマを中心にフィルモグラフィーを重ねていたソ・ジソブがスクリーンで大きく飛躍を遂げたのが、チャン・フン監督作『映画は映画だ』だ。

『映画は映画だ』ポスター

『映画は映画だ』ポスター(画像出典:movie.naver)

映画俳優と俳優志望のヤクザが繰り広げる男の熱きドラマで、ソ・ジソブは劇中でヤクザのガンペ役に扮し、さまざまな映画祭の新人賞はもちろん、映評賞や主演男優賞まで獲得する快挙を成し遂げている。

2009年 32歳、所属事務所から独立し、会社を設立

現在の所属事務所である”51K”は、ソ・ジソブをはじめ、2PMのテギョンや元MYTEENのメンバー、シン・ジュンソプなど、若手実力派俳優らが所属している。

芸能事務所としてだけでなく、映画や公演などの文化コンテンツに多くの投資をしていることでも有名だ。作品性は高いが認知度の低い海外作品の輸入に自費をかけて投資することで知られるソ・ジソブらしい一面が反映されている会社である。

2013年 36歳、ロコキングへと変身

『主君の太陽』

『主君の太陽』ポスター(画像出典:SBS)

これまで重厚感のあるキャラクターを主に演じていたソ・ジソブだが、新ジャンルであるロコミックホラー(ロマンチック+コメディー+ホラー)ドラマ『主君の太陽』で、気難しい財閥青年に扮し、多様なアドリブと表情演技を披露。

この好演により”ロコキング”との称号を手に入れると同時に、ロコドラマで完璧な演技変身を果たしたと評価されている。

2018年 41歳、念願の演技大賞を受賞

数多くの出演作を経て演技の幅も広げたソ・ジソブは、韓国ドラマ界になくてはならない存在としてアジア全域にその名を知らせていた。

『私の愛したテリウス』

『私の愛したテリウス』(画像出典:MBC)

そんな中、俳優としてさらに存在感を増したのが、ドラマ『私の愛したテリウス』だ。ワントップ主人公として出演した本作で、ついにMBC演技大賞にて念願の大賞に輝いている。

2020年 43歳 “結婚”

女優のソン・イェジンと主演を務めた映画『Be With You ~いま、会いにゆきます』(2018)。

(関連記事)‘愛の不時着’ ソン・イェジン、過去ソ・ジソブと共演した日本原作の映画とは

公開当時、映画のPRのためにSBS芸能番組『本格芸能真夜中』に出演したソ・ジソブであるが、ここで運命のお相手となったチョ・ウンジョンと出会うことになる。

『本格芸能真夜中』(写真提供:©スポーツ韓国 画像出典:SBS)

その後、知人を介して再会し、交際へと発展。17歳という年の差を越え、2020年4月に晴れて夫婦となった。彼らは昨今の時局を懸念して結婚式は挙げず、その代わりにグッドネーバーズに5000万ウォンを寄付する善行を行ったという。

(関連記事)隣にソン・イェジンがいるのに‥’17歳差婚’ ソ・ジソブが恋に落ちるその瞬間

どこまでも深い慈愛を持ち合わせたソ・ジソブらしい行動に、国内外のファンから祝福とともに感心する声が寄せられている。

****

韓国を代表する水泳選手と期待されていたソ・ジソブは、25年を経て韓国を代表する俳優となった。
いくつもの転機やチャンスを活かし着実に自身の目指す人生をつくり上げてきた彼は、今後も豊かで多彩な人生を歩んで行くことだろう。








ご意見を自由にコメントしてください!

記事に関するご意見や情報提供はこちらのフォームをご利用ください。

編集部おすすめ記事blank

サイトの広告について

Danmee(ダンミ)は、収益化の一環としてオンライン広告を展開しております。広告の内容(公序良俗を害するもの)や、可読性の低下につながる広告に関するご意見はこちらのフォームをご利用ください。

この記事と関連度が高いトピック

現在読まれています!

最新記事

RECENT TOPICs