- パク・ソジュンが、“ナPD”で知られる有名プロデューサー演出の新番組に出演する。
- 2人は、日本でも人気の番組『ユン食堂2』『ユンステイ』でタッグを組んできた仲。
- なぜナPDは彼を抜擢したのか、それはバラエティー番組で見せた、彼のある姿が決め手になったという。
俳優パク・ソジュンが、韓国で有名なナ・ヨンソクPD(プロデューサー)が演出を務める、tvN新バラエティー『ソジンの家』の撮影に参加したと報じられた。
今や世界中にファンを持つ、マーベル・スタジオからラブコールを受けるほどの人気俳優となった彼だが、ナPD演出の人気バラエティー『ユン食堂』シリーズには欠かせないメンバーの一人。
報道によると、『ソジンの家』は『ユン食堂』『ユン食堂2』『ユンステイ』に続く、スピンオフ番組。今回は新たなフランチャイズ食堂として、これまでは“理事”として活躍してきた俳優のイ・ソジンが、“社長”に昇進して運営するという。
従業員は、パク・ソジュンの他に、番組シリーズ皆勤のチョン・ユミ、『ユンステイ』から加入のチェ・ウシクがいる。
また今回は、パク・ソジュン、チェ・ウシクとプライベートで仲の良いBTS(防弾少年団)のVの出演もあるよう。
SNSには、Vと思われる男性が、彼らとお揃いの服を着た姿をキャッチした映像が投稿されており、ファンの間では「Vも、ナPDファミリーの一員になった?」と注目を集めている。
パク・ソジュンがシリーズに加入したのは『ユン食堂2』から。前作『ユン食堂』に出演した俳優シン・グが、スケジュールの都合上、出演できなくなった代わりにキャスティングされたのだ。
では、なぜ彼が抜擢されたのだろうか?
その気になる理由について、ナPDは「誰かが僕にこの子に必ず会ってみろと言ってから一年が過ぎた頃だと思う。『1泊2日』のゲストとして出演したのを見て、“あの子良いな”と思った。番組の作家と親しいので、会って聞いてみたら、本当に良い子だと言いながら、“ちょっかいだすなよ”と言った」と明かした。
ナPDの言う『1泊2日』とは、KBS2の人気バラエティー番組のことで、パク・ソジュンは2016年12月に、同局ドラマ『花郎<ファラン>(2016)』の共演者と一緒にゲスト出演している。
人気バラエティー『1泊2日』に出演したパク・ソジュン (画像出典:YouTube KBS Entertain 動画キャプチャー)
彼は、番組レギュラー陣と共に様々なゲームに挑戦するが、勝敗や順位によって、その後の食事内容や寝る場所が決まるため、実はとても過酷な番組。中には、ただの運試しのようなゲームも‥。
その中でパク・ソジュンは、野外で極寒にもかかわらず、じゃんけんに負け続けて川に落ちたり、川に浮かべられた、いかだの上にテントを立てて1泊するなど、見事なまでの不運っぷりを披露。彼は1泊2日、まともな食事にもありつけなかった。
その姿は本当に気の毒だが、「またダメか~」と終始笑いを提供してくれた憎めないキャラクターと、「次こそ頑張れ!」と応援したくなる、気取らない自然体の姿がとても魅力的に映っている。
番組レギュラーのチャ・テヒョンは、撮影当時、彼の所属事務所の代表が友人だったことから、実際に電話をかけ「彼を番組に合流させたい」と正式にキャスティング提案までしたそう。
まさにナPDが彼をキャスティングした理由も同様で、終始不運に見舞われ続けた彼の“残念”な姿に、好感を持ったようだ。
ナPDによると、もともとは『三食ごはん』のゲストとして呼ぼうとしたが実現せず、『ユン食堂2』で共にすることになったのだという。結果、彼が出演した『ユン食堂2』は大きな話題となり、日本でも人気を得た。
俳優デビュー前にレストランでのアルバイト経験があった彼は、ユン食堂でウェイターとして見事な活躍を見せる。
また撮影はスペインで行われたが、ナPDは、彼が飛行機の中でも熱心にスペイン語を勉強していたことから「スペイン人が英語ができない場合が多く、パク・ソジュンのおかげでうまく商売ができた」と感謝を伝え、「何でも熱心で、学びが早い」と彼を称賛している。
その後ナPDは、彼のファンミーティングにサプライズゲストで登場するなど、2人は親しい仲に。
“残念キャラ”がきっかけとなって繋がった2人は、新番組『ソジンの家』を通して、再びお茶の間を楽しませてくれるだろう。
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