- 視聴率は、ドラマに対する視聴者の信頼や評価を知ることのできる指標の1つ。
- 時代とともに、高視聴率といわれる基準は変化しているが、作品選びの参考にしている人は多いのではないだろうか。
- 来週CSまたはローカル局で放送される予定の韓国ドラマで、本国で高視聴率を獲得した作品を5つ紹介する。
視聴率は、ドラマに対する視聴者の信頼や評価に直結すると言っても過言ではない指標の1つ。
韓国では、テレビで視聴する人が減少し、過去の作品と近年の作品では獲得できる数字が異なっているが、各時代において高視聴率作品と言われたドラマは、リアルタイムで観たいほど楽しみにしていた人が多い証拠。
それだけ愛されていたのであれば面白いに違いないと、作品選びの参考にしている人は多いのではないだろうか。
そこで本記事では、来週CS・ローカル局で放送される予定のラインナップのなかから、本国で高い数字を叩き出した韓国ドラマを5つピックアップして紹介する。
20%台~9%台まで大きな開きはあるが、いずれも韓国放送当時にドラマファンを魅了した作品ばかりだ。
赤い袖先 (MBC/2021)
『赤い袖先』は、最高視聴率17.4%を記録した大ヒットロマンス時代劇。朝鮮第22代国王イ・サンと、彼に仕えた宮女の切ない愛を描いて視聴者を虜にした作品だ。
ジュノ(2PM)が描き出した威厳と色気溢れる王、イ・セヨンが熱演した強い信念を持ったヒロインが愛する人を前に、何を選択しどう生きるのかが見どころ。韓国の伝統的な色彩をベースにした感嘆せずにはいられない映像美と相まって、美しいラブストーリーに仕上がっている。
●日本初回放送情報:アジアドラマチックTV/2025年6月10日(火) 6:00 (追っかけ放送)
●番組ページ:https://www.asiadramatictv.com/lineup/SO0000011158/
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。
画像出典:MBC
赤い袖先
ロマンス/時代劇
MBC/2021/全17話
あらすじ
粛清により一族が没落し、宮中で宮女として仕えることとなったソン・ドクイム(イ・ソラ/イ・セヨン扮)。同じく朝鮮王朝21代国王英祖の孫、イ・サン(イ・ジュウォン/ジュノ扮)は悲劇的な出来事で父を失い、宮中で孤独な時間を過ごしていた。ある夜、サンはドクイムの巧妙な計らいによって窮地を脱する。その時の出会いが、サンの心に淡い感情を芽生えさせるが、運命は2人を再び引き裂いてしまう。数年後、成長したドクイムは聡明さを発揮し、尚宮たちから注目を浴びながらも、自らの生き方を模索していた。ある日、彼女は走っている最中に足を踏み外し、近くにいた世孫を巻き込んで池に転落する。ドクイムは反省文を書くよう命じられるが、中へ入ってきた世孫を司書と勘違いし、無礼な態度で彼を追い返してしまう。怒り心頭の世孫は何度も書き直しを要求し、その過程で2人は徐々に心を通わせていき・・。
イ・ジュノ、イ・セヨン、カン・フン、イ・ドクファ、パク・ジヨン 他
17.4%
「思ったより難しくない時代劇」
「宮女の人生にもフォーカスを当てていて新鮮だった」
「とにかく泣ける」
予告映像
動画出典:KNTV
雲が描いた月明り (KBS/2016)
『雲が描いた月明り』は、最高視聴率23.3%を叩き出した青春ロマンス時代劇。世子と内官の予測不可能な恋をトキメキたっぷりに描いて好評を得た作品だ。
特に主演を務めたパク・ボゴムのツンデレ演技が大きな話題となったことで知られており、本作を観て彼のファンになったという人も。身分差のある恋や三角関係、男装女子などドラマチックな要素とともに、物語をより一層盛り上げている。「パク・ボゴムの右に出る者はいない」とまで一部視聴者に言わしめた彼の韓服姿にもご注目。
●日本初回放送情報:テレ玉/2025年6月10日(火) 10:30
●番組ページ:https://www.teletama.jp/drama/
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。
画像出典:KBS
雲が描いた月明り
時代劇/ラブコメディ
KBS/2016/全18話
あらすじ
ツンデレ王のイ・ヨン(パク・ボゴム扮)と、恋愛相談家のホン・ラオン(キム・ユジョン扮)が繰り広げる時代劇ラブコメディ。幼少期から男装をして生きているラオン。彼女は恋愛相談家として生計を立てている。ある日、代筆を頼まれ恋文を送っていた相手と会うことに。しかしその人物は、この国の世子ヨンで・・。
パク・ボゴム、キム・ユジョン、ジニョン、チェ・スビン、クァク・ドンヨン 他
最高視聴率23.3%を記録した本作。主演のパク・ボゴムは「第5回アジア太平洋スターアワード」で男性新人賞、「第1回アジアアーティストアワード」でAAAアジアスター賞、AAAベストスター賞(俳優部門)、「2016KBS演技大賞」で男性最優秀賞、ベストカップル賞、ネチズン賞、「第53回百想芸術大賞」でTV部門男性人気賞、「第12回ソウルドラマアワード」で韓流ドラマ男性演技者賞を獲得した。
「軽い気持ちで観られる」
「主演のパク・ボゴムに合った役柄」
「ストーリーが分かりやすい」
予告映像
動画出典:NBCユニバーサル アジア
オクニョ 運命の女 (ひと) (MBC/2016)
『オクニョ 運命の女 (ひと)』は、放送期間中全話2桁台で推移し、最高視聴率22.6%を記録したチン・セヨン&コ・ス主演のフュージョン時代劇。朝鮮時代に監獄で生まれ育った主人公の苦悩や成長、愛と人生を描いた作品だ。
社会的弱者を救うヒーロー的要素に、権力闘争と陰謀、出生の秘密、アクションにコメディー、人間ドラマやロマンスまで様々なジャンルがミックスされ、取っ散らかることなく1つにまとまっているクオリティーの高さが特徴。話数は多いが、一度観はじめると完走せずにはいられない面白さを持っている。
●日本初回放送情報:チャンネル銀河/2025年6月13日(金) 21:30~23:00
●番組ページ:https://www.ch-ginga.jp/detail/okunyo/
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。
画像出典:MBC
オクニョ 運命の女
時代劇
MBC/2016/全51話
あらすじ
16世紀半ばの朝鮮王朝時代を舞台に、監獄で生まれ育った女性オクニョが数々の困難に立ち向かいながら愛と人生を取り戻す時代劇。
チン・セヨン、コ・ス、キム・ミスク、チョン・ジュノ、パク・ジュミ 他
22.6%
「かなり見応えがある」
「何度も観たくなる」
「悪人がなかなか成敗されないのはもどかしい」
予告映像
動画出典:ポニーキャニオン WE LOVE K
テプンの花嫁~愛と復讐の羅針盤~ (KBS/2022)
『テプンの花嫁~愛と復讐の羅針盤~』は、2022年度下半期視聴率No.1のドロ沼劇。全話通して大きな変動なく安定した数字を獲得し、最高視聴率15.7%という好成績を残した作品だ。
実の父を殺された主人公が、その犯人で育ての親に復讐を誓い、愛と憎しみの間で運命を切り拓こうとする愛憎劇。悪役に扮した役者陣の演技が物語への没入度を高めたとの評価で、複雑な家族関係や秘密、愛が絡み合う韓ドラの鉄板要素とともに、多くの視聴者の関心を刺激した。
●日本初回放送情報:テレビ神奈川/2025年6月9日(月) 13:30
●番組ページ:https://www.tvk-yokohama.com/annai/#drama
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。
画像出典:KBS
テプンの花嫁~愛と復讐の羅針盤
愛憎復讐劇
KBS/2022~2023/全102話
あらすじ
父親を殺された女性が全てをかけた復讐を繰り広げる愛憎復讐劇。
パク・ハナ、カン・ジソプ、パク・ユンジェ、オ・スンア、ソン・チャンミン 他
15.7%
「だんだんと面白くなっていく」
「ド定番があふれた作品だったけど面白かった」
「韓ドラらしい物語」
予告映像
動画出典:MAXAM 株式会社マクザム
こんなに親密な裏切り者 (MBC/2024)
『こんなに親密な裏切り者』は、口コミでファンを増やし、自己最高記録である視聴率9.6%で最終話を迎えた犯罪スリラー。韓国最高のプロファイラーが、殺人事件に関わる我が子の秘密と向き合い、信頼と疑心の間で葛藤する姿を描いたハン・ソッキュ主演作だ。
家族だからこその複雑な心理や、真犯人の予測を困難にするどんでん返し、徐々に明らかになっていくミステリー的展開、そして、新たな手掛かりと関連する登場人物など、様々な要素が絡み合った構成で最後まで目が離せない。手に汗握るストーリーとその結末が、深い余韻を残すだろう。
●日本初回放送情報:KNTV/2025年6月14日(土) 前7:00~11:55 ※4話連続
●番組ページ:https://kntv.jp/program/kn250203/
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。
画像出典:MBC
こんなに親密な裏切り者
犯罪/ミステリー
MBC/2024/全10話
あらすじ
韓国最高のプロファイラーが捜査している殺人事件と関連した娘の秘密を知ることから始まる心理ミステリー。
ハン・ソッキュ、チェ・ウォンビン、ハン・イェリ、オ・ヨンス、ノ・ジェウォン 他
9.6%
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予告映像
動画出典:MBCdrama
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