イ・ジョンソクが、除隊後に復帰作として出演したMBCドラマ『ビッグマウス』が、好評のうちに幕を閉じた。悪に立ち向かうタフな姿を披露し、演技幅を広げたイ・ジョンソクは、まさに俳優としての円熟期に入ったと言えそうだ。そこで今回は、イ・ジョンソクが過去に出演した作品の中から、ぜひ押さえておきたい史劇映画『観相師 -かんそうし-(原題:観相/2013)』を紹介したい。
イ・ジョンソクの除隊後に初主演を務めたMBCドラマ『ビッグマウス』が好評のうちに幕を閉じた。
本作は、三流弁護士パク・チャンホ(イ・ジョンソク扮)が、ある殺人事件の弁護を引き受けたことから、天才詐欺師“ビッグマウス”にでっち上げられ、その真相を暴くため巨大な悪に迫っていくノワールサスペンスだ。
悪に立ち向かうタフな姿を披露し、演技幅を広げたイ・ジョンソクは、まさに俳優としての円熟期に入ったと言える。
そこで今回は、イ・ジョンソクが過去に出演した作品の中から、ぜひ押さえておきたい史劇映画『観相師 -かんそうし-(原題:観相/2013)』を紹介したい。
『観相師 -かんそうし-』は、ハングルを生み出したことで有名な、第4代国王・世宗(セジョン)の二男として生まれた首陽大君(スヤンテグン)が起こした、クーデター事件をベースに、王朝との関わりで運命が揺れ動く1人の観相師(人相でその人の運命を読む占い師)の激動を描いたサスペンス史劇大作。
それまでの史劇映画では、クローズアップされなかった“易学”というミステリアスな要素を取り入れ、さらには豪華キャストが集結して大きな話題に。
観客動員数900万人超えのメガヒットを記録するなど、韓国史劇映画の根強い魅力を見せつけた。
天才観相師のネギョン(ソン・ガンホ扮)は、貧しい生活から脱する夢を抱いていた。そんな時、都の芸妓ヨノ(キム・ヘス扮)に招かれ、観相業を始めることに。
その眼力は、人々の運勢のみならず、殺人事件の真犯人をも暴くなど、評判はたちまち宮廷にまで知れ渡る。やがてネギョンは、念願叶って宮中の要職に抜擢されるのだが、王の弟・首陽大君(イ・ジョンジェ扮)に、冷酷な“逆賊”の相を読み取ったことから、国家の運命と自らの人生を左右する謀反へと巻き込まれていく‥。
主演を務めたのは『パラサイト 半地下の家族(2019)』『ベイビーブローカー(2022)』の主演で知られるソン・ガンホ。顔を見るだけで、全てを見抜く天才観相師ネギョンを演じている。
そしてクーデターを目論む“時の暴君”、首陽大君役には、Netflixドラマ『イカゲーム(2021)』の主人公として、一躍世界的知名度を上げたイ・ジョンジェが怪演。
さらに、主人公ネギョンの相棒である義弟のペンホン役には、tvN(Netflix)ドラマ『賢い医師生活』シリーズのチョ・ジョンソク、ネギョンの成功を導く妓生小屋の女主人ヨノ役には、Netflixドラマ『未成年裁判(2022)』のキム・ヘスといった、そうそうたる人気俳優が肩を並べている。
本作はイ・ジョンソクにとって、本格的な史劇映画初出演となった。演じたのは、主人公ネギョンの息子、ジニョン役だ。
田舎の貧しい環境で生活していたネギョン、ジニョン親子。ジニョンは、持ち前の向学心で見事官吏となり、朝廷で父と再会を果たすことに。しかし、父の心中は複雑だった。
なぜなら、ジニョンの顔の相から“官吏になれば災いを招く”という、運命を読んでいたからである。
主要キャストの中で最年少のイ・ジョンソクだったが、端役の一人ではなく、物語後半の鍵となる重要な役割を担い、作品に見事な爪痕を残すことに成功。
名優ソン・ガンホの代表作として語られることの多い『観相師 -かんそうし-』だが、イ・ジョンソクの熱演も胸に響く一作として、注目価値の高い作品だ。
そのドラマティックなストーリーと、豪華キャスト陣の競演は、史劇が苦手な人でも一見の価値あり。
イ・ジョンソクの史劇映画、初出演作の『観相師 -かんそうし-』は、U-NEXT、Hulu、WATCHAで配信中。
(投稿:島田元)
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