- 韓国KBS『冬のソナタ』(2002)を皮切りに、今や世界で注目を浴びる存在となった韓国ドラマ。
- 特に、幅広い年代に好まれている恋愛ドラマの中には、ヒロインをいじめる悪者が登場せず爽快で思わずキュンキュンしてしまうような作品も。
- 今回はそんな恋愛ジャンルの中から、“恋愛カロリー”が高めの「あま~い」韓国ドラマ5作品をピックアップ!
2002年に韓国KBSで放送された『冬のソナタ』を皮切りに巻き起こった”韓流ブーム”。
あれから20年が経ち、今もなお絶大な人気を誇る韓国ドラマは、今や世界で注目を浴びる存在に。
時代劇やアクションなど様々なジャンルがある中で、老若男女問わずして好まれている代表格といえば、韓国恋愛ドラマ。
三角関係などドロドロ要素が付き物だと思われがちな韓国ドラマですが、ヒロインをいじめる悪者が出演せず、観ているこちらまでもが気分爽快+胸キュンしてしまう、終始“甘い”ドラマも多く制作されています。
そこで今回、どっぷりはまってしまうと現実感を失ってしまう恐れがある「カロリー高めの韓国恋愛ドラマ」5選をご紹介します!
乾パン先生とこんぺいとう (SBS/2005)
出演:コン・ユ、コン・ヒョジン、キム・ダヒョン、チェ・ヨジン 他
配信媒体:U-NEXT、FOD、Watcha (2023年8月3日現在)
2005年に韓国SBSで放送された、水木ミニシリーズ『乾パン先生とこんぺいとう』。
熱血新米教師ナ・ボリ(コン・ヒョジン扮)が、不良学生パク・テイン(コン・ユ扮)にガチンコ勝負で挑み、やがて惹かれ合う伝説の学園ドラマです。
ヒロインのコン・ヒョジンはKBS大ヒット作『サンドゥ、学校へ行こう!』(2003)に続き、高校教師役に抜擢。そして撮影当時26歳だったコン・ユは高校生役を熱演し、多くの女性ファンを魅了しました。
放送当初、裏番組のKBS時代劇『海神-ヘシン-』(2004~2005)やMBC『新入社員 Super Rookie』(2005)と比べ、視聴率が伸び悩み苦戦しましたが、視聴者からは「明るく元気なドラマ」「気分を良くしてくれる作品」と好評だったとか。
いつも反抗的な態度を取っていたテインが、心を開き始めボリ一筋になる姿は要必見です!
乾パン先生とこんぺいとう(動画出典:KNTV)
タルジャの春 (KBS/2007)
出演:チェリム、イ・ミンギ、イ・ヒョヌ、イ・ヘヨン、コン・ヒョンジン 他
レンタル:TSUTAYA DISCAS (2023年8月3日現在)
2007年に韓国KBSで放送され、最高視聴率19.9%を記録した『タルジャの春』。
恋愛より仕事に生きてきたアラサー女性のオ・タルジャ(チェリム扮)と、年下のイケメン恋人代行人カン・テボン(イ・ミンギ扮)の恋を描いたラブコメディです。
チェリムはこの年の『2007 KBS演技大賞』で女性最優秀賞を受賞し、ドラマの人気とともに彼女の演技力を証明しました。
視聴率20%までは惜しくも届かなかったものの、視聴者からは「見れば見るほど面白い」と好評。
本作の掲示板には「久しぶりに胸キュンできる作品に出会えてうれしかった」「ユーモアにあふれ愉快な作品」「ドラマの雰囲気も爽やかで、独特な世界観を持っていて面白い」といった声が寄せられました。
1%の奇跡 (MBC/2003)
出演:カン・ドンウォン、キム・ジョンファ、ハン・ヘジン、イ・ビョンウク、キム・ジウ、キム・スンミン 他
配信媒体:U-NEXT、FOD、Hulu、Abema (2023年8月3日現在)
2003年に韓国MBCで放送されたカン・ドンウォン初主演作『1%の奇跡』。
性格は最悪なイケメン御曹司イ・ジェイン(カン・ドンウォン扮)と、心優しい中学校の国語教師キム・ダヒョン(キム・ジョンファ扮)の恋模様を描いた極上のラブコメディです。
シンデレラストーリー要素がありつつも、悪者不在の可愛らしいラブコメが続く本作は幸せな気持ちで視聴できる作品の一つ。
2016年にハ・ソクジンとチョン・ソミン主演で制作されたリメイク版『1%の奇跡~運命を変える恋~』から観た韓ドラファンも多くいるよう。
どちらの世界観が好みなのか、見比べてみるのはいかがでしょうか?
キツネちゃん、何しているの? (MBC/2006)
出演:コ・ヒョンジョン、チョン・ジョンミョン、チョ・ヨヌ、ソン・ヒョンジュ、コ・ジュニ 他
配信媒体:U-NEXT (2023年8月3日現在)
MBC『私の名前はキム・サムスン』を手掛けたキム・ドウ作家の後続作。
三流雑誌の記者で恋愛未経験のアラサー、コ・ビョンヒ(コ・ヒョンジョン扮)と、親友の弟で自分より9歳年下のパク・チョルス(チョン・ジョンミョン扮)が恋に落ちる年下男子ブームの火付け役です。
涙あり笑いありの”ラブコメディのプロ”キム・ドウ作家の色が濃い内容に、視聴者からは「大満足」という声が。
放送終了後の掲示板には「無理強いをせず、飾っていない現実的な結末。やはりキム作家」「深い余韻が残る大満足の作品でした」といった肯定的なコメントが多く見られました。
ずる賢いバツイチの恋 (MBC/2014)
出演:イ・ミンジョン、チュ・サンウク、キム・ギュリ、ソ・ガンジュン 他
配信媒体:U-NEXT、FOD (2023年8月3日現在)
2014年に韓国MBCで放送された『ずる賢いバツイチの恋』。
視聴率は第3話以外、1桁台でしたが悪者が出ず気分爽快に観ることができるということで日本でも大人気となりました。
バツイチのナ・エラ(イ・ミンジョン扮)が、元夫で事業に成功したチャ・ジョンウ(チュ・サンウク扮)と復縁を狙う人生大逆転のラブコメディ。
笑いの要素が濃い本作は、ドロドロ系など他の雰囲気が重い作品に比べて、明るく気軽に観ることができる作品のため、固定の視聴者獲得に成功しました。
ずる賢いバツイチの恋(動画出典:NBCユニバーサル アジア)
真心が届く~僕とスターのオフィス・ラブ!?~ (tvN/2019)
出演:イ・ドンウク、ユ・インナ、オ・ジョンセ、シム・ヒョンタク 他
配信媒体:Netflix、U-NEXT、FOD、Hulu、Abema、Watcha (2023年8月3日現在)
2019年に韓国tvNで放送された『真心が届く~僕とスターのオフィス・ラブ!?~』。
恋愛オンチな敏腕弁護士のクォン・ジョンロク(イ・ドンウク扮)と、韓国を代表するトップ女優のオ・ユンソ(ユ・インナ扮)が繰り広げるオフィスラブコメディです。
韓国で社会現象を巻き起こしたtvN『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』(2016)でカップル役を演じたイ・ドンウクとユ・インナの共演は、放送前から大きく話題に。
最高視聴率4.7%と数字的には苦戦したものの視聴者からは「未だに忘れられないドラマの一つで本当に面白い」「イ・ドンウクとユ・インナのケミは最高!」「放送から1年経つがずっと頭から離れない作品」など、称賛の声が多く聞こえてきました。
真心が届く~僕とスターのオフィス・ラブ(動画出典:NETFLIX)
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