11月18日より韓国で放送が開始となる、ソン・ジュンギ主演ドラマ『財閥家の末息子(JTBC)』の共演者の一人に、視聴者が拒否反応を示した。ここ最近、イシューとなっている“飲酒運転”を、3度も起こしているユン・ジェムンのことのようで‥。

韓国で、間もなく放送を迎えようとしている、ソン・ジュンギ主演作『財閥家の末息子(JTBC)』に、視聴者が異議を唱えた。

『財閥家の末息子』

10/12に初公開された『財閥家の末息子』ポスター。(画像出典:JTBC)

本作はソン・ジュンギが、『ヴィンチェンツォ(2021/tvN、Netflix)』以来の本格ドラマ復帰作であり、1人2役を演じるという点でも大きな関心が寄せられた。

そして現在、“2022年最後の期待作”というキャッチコピーまでが付いている。

最近ようやくポスターが公開され、これらの人々とソン・ジュンギがどう絡まり合うのか、ますます視聴者に期待を持たせた。

しかしここに来て、一部のネットユーザーが共演俳優の過去の出来事を掘り起こし、“出演反対”の声を寄せる。

ソン・ジュンギが生まれ変わる財閥家の長男、チン・ヨンギを演じるユン・ジェムンだ。

ユン・ジェムン

過去に3度も飲酒運転で摘発されているユン・ジェムン。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

とは言え、なぜこのタイミングでの出演反対なのか、それは9月末から続く韓国有名人による飲酒運転摘発と、遠からず関係があると見られる。

ユン・ジェムンは、2010年、2013年、2016年と、3度に渡り飲酒運転で摘発されている。

名バイプレーヤーとして、精力的に俳優活動をしていたため、いずれのタイミングでもドラマや映画、出演CМに多大なる影響を及ぼした。

最も話題を集めたのは、2016年に起こした3回目で、この時彼はこともあろうに“二日酔い解消飲料”の広告モデルを務めていたのだ。もちろん、モデルは降板。

『パパと娘の7日間』

日本のドラマ『パパと娘の7日間』のリメイク映画。(画像出典:movie.naver)

そして同年、チョン・ソミンとダブル主演を務めた映画『パパと娘(邦題:パパとムスメの7日間)』が開封される予定だったが、事件を受けて公開が延期に。

翌年ようやく封切りとなり、ユン・ジェムン自身も制作発表会に登壇。事件以降の初の公の場だったため、謝罪に終始した。

しかし、翌日のプロモーション取材で再び事件を起こす。なんと泥酔状態で会場に現れ、マスコミに暴言を吐くなどの醜態をさらしたのだ。これが原因かは不明だが、『パパと娘』の興行は失敗に終わっている。

ここ一連の飲酒運転議論の影響を受けて、ユン・ジェムンの過去の不祥事に再び照明が当てられた結果、「ドラマは観たいけど、彼の出番が少ないといいな」「代替不可能な俳優ではないのに」「どうして彼にオファーしたの?」という、否定的なコメントが相次ぐという、新たな“飛び火被害者”が出てしまった。

ダンミ ニュース部

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ソン・ジュンギ

HISTORY D&C所属の俳優ソン・ジュンギ(ハングル 송중기)。1985年9月19日生まれ。

2008年ドラマ『霜花店 運命、その愛』でデビュー。

2010年に出演したドラマ『トキメキ 成均館スキャンダル』で一躍名を広め大ブレイクしたソン・ジュンギは以降、映画『私のオオカミ少年』、ドラマ『太陽の末裔』などに出演し人気を博した。

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