ソン・ガンとハン・ソヒが共演している韓国ドラマ、JTBC(Netflix)『わかっていても』。今月7日に第8話が放送されたが、その視聴率は放送前の話題性とは程遠い数字となってしまった。視聴率が低迷している理由とは。
次世代スター、ソン・ガンとハン・ソヒが共演している韓国ドラマ、JTBC(Netflix)『わかっていても』。

ドラマ『わかっていても』 が視聴率低迷中‥(画像出典:JTBC DRAMA公式Instagram)
若者たちのイマドキでリアルな恋愛模様を描いているだけに、恋に落ちるまでの駆け引きや恋に落ちた後のウキウキ感が鮮明だ。
さらに、見惚れるようなラブシーンが随所に散りばめられていることもあり、視聴者から多くの共感と支持を獲得している。
韓国の放送局に加え、Netflix(ネットフリックス)でも配信されており、そこでは各国ランキングの上位に輝くという驚異的な人気を見せている。
しかし、今月7日に放送された第8話では視聴率が0.9%になってしまい、いきなりの急降下を見せた。その理由とは一体何だろうか。
チャンネル権は”お母さん”にあり!?

若者の恋愛を描いた作品は、お茶の間でウケにくい!?(画像出典:JTBC DRAMA公式Instagram)
韓国では、日本と比にならないほど数多くのドラマが放送されている。同時間帯に人気作がかぶることも多く、放送局は熾烈な視聴率合戦を強いられている。
視聴率のカギを握るのは、放送時間にお茶の間にいる人々だ。
ドラマ放映時間にテレビの前にいるのは中高年女性、つまり”お母さん”たちが多いと言われている。
彼女たちがテレビでドラマを見るのに対し、若者はいつでも手軽に視聴できるOTT(オンライン動画サービス)で見ているそうだ。
つまり、OTTでいくら高い人気を得ていたとしても、肝心のターゲット層である若者がテレビで視聴しないため、その人気は視聴率に反映されない。このことから、”視聴率の低迷”という悲劇を招いてしまった。
主演俳優の演技力問題

ソン・ガンの演技力に対して、厳しい声が寄せられてしまった(画像出典:namooactors)
視聴率苦戦の理由に、俳優陣の演技力不足も囁かれている。
ソン・ガンとハン・ソヒという新鮮な組み合わせに、放送前から視聴者の期待値は高かった。しかしいざ放送が始まると、韓国のネット上ではソン・ガンに対する”演技力不足”の指摘で溢れてしまった。
そこには「彼の演技が全く心に響いてこない」、「不正確な発音、ぎこちない表情で失望した」、「ソン・ガンの登場とともに没入度が減ってしまった」など手厳しい意見が多く見られている。
(関連記事)‘わかっていても’ ソン・ガン、演技力不足という弱点を突かれたシンデレラボーイ
連続ドラマに適していないストーリー展開

脚本に対しても、内容が薄いとの声が寄せられている(画像出典:JTBC)
『わかっていても』は、愛は信じていないが恋愛はしたい女、ユ・ナビ(ハン・ソヒ)と、恋愛は面倒だが、友達以上恋人未満ではいたい男、パク・ジェオン(ソン・ガン)の、悪いとわかっていながらも恋愛の駆け引きはしたい、そんな青春真っ最中の主人公たちのリアルな恋愛を描いている。
これまでの放送では、ヒロインのユ・ナビが、ソン・ガン演じるパク・ジェオンに本気の恋心を見せてはいるももの、その関係は友達以上恋人未満のままだ。
繊細な描写からか、彼らの関係はなかなか両想いに発展せず、そこにまどろっこしさに感じてしまう視聴者も多いという。
このような内容は連続ドラマで見せるよりも、短編である映画の方が適していたのではという意見も聞かれている。
*****
原作コミックや俳優のファン、若者の間では話題性が高いと言われる『わかっていても』。だがそれはドラマの本質よりも、際どい恋愛模様やラブシーンが理由であったよう。
これに加え、テレビの前の視聴者層、主演俳優の演技力議論、ストーリー性と、いくつもの要因が重なり、視聴率低迷を見せてしまったようだ。
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