韓国ドラマでよく目にするあの俳優も、実は端役からのスタートだった? 今回は、韓国メディアのインサイト(insight.co.kr)が紹介した、デビュー後、長い無名時代を過ごしたが、今は華やかなスポットライトを浴びるアラフォー俳優5人をご紹介する。

韓国には優れた演技力をもつ俳優がたくさんいるが、デビュー作で大ブレイクをしてスターとなった俳優もいれば、長い無名時代を経た末に脚光を浴びた俳優もいる。

今でこそドラマでよく目にし、ファンから愛されている俳優も、必ずしも最初から人気があったというわけではないのだ。

そこで今回は、韓国メディアのインサイト(insight.co.kr)が紹介した、デビュー後、長い無名時代を過ごしたが、夢を諦めず努力を惜しまなかった結果、今は華やかなスポットライトを浴びるようになったアラフォー俳優5人をご紹介する。

たとえ小さな役でも自分の役割を一生懸命果たし、ドラマや映画など、今や多くのラブコールを受けている俳優とは?

※以下、()内の年齢は日本年齢

ク・ギョファン(39歳)

俳優ク・ギョファン、映画『なまず』7月29日より日本公開決定

俳優ク・ギョファン、出演映画『なまず』は7月29日より日本公開決定(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

個性的な声と独歩的な魅力で女性の心を掴んだク・ギョファンは、デビュー13年のベテランだ。

2008年に独立映画『子どもたち』でデビューした彼は、これまで様々な作品に出演し演技力を育ててきた。

2019年には自身の恋人であるイ・オクソプ監督の映画『なまず』でその名を知らせ、2020年公開映画『新感染半島 ファイナル・ステージ』にて認知度を上げた。

以降、映画『モガディシュ 脱出までの14日間(2021)』、Netflixドラマ『D.P.-脱走兵追跡官-(2021)』を通じ、人気俳優の仲間入りを果たしている。

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チョ・ジョンソク(41歳)

俳優チョ・ジョンソク、tvN(Netflix)ドラマ『賢い医師生活』は日本でも大好評

俳優チョ・ジョンソク、tvN(Netflix)ドラマ『賢い医師生活』は日本でも大好評(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

日本でも大人気のtvN(Netflix)ドラマ『賢い医師生活』で主演を務めたチョ・ジョンソク。

2004年ミュージカル『くるみ割り人形』でデビューした彼は、その後8年もの無名時代を過ごす。

そして、2012年に公開した映画『建築学概論』で演じたナプトゥク役が大きな話題となり、韓国でシンドロームを巻き起こした。

現在は多くのドラマや映画で主演の座を手にするスター俳優だ。

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ユ・テオ(41歳)

人気作品への出演が続いている俳優ユ・テオ

人気作品への出演が続いている俳優ユ・テオ(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

大きな身長と彫刻のような目鼻立ち、魅力的な声で女性ファンを魅了するユ・テオは、2009年の映画『女優たち』でデビュー。

しかしデビュー以降は長い無名時代を経験し、2018年にロシアの伝説的ロックバンドを描いた映画『Leto』で主演に抜擢され、『カンヌ国際映画祭』に招待されたことで、韓国で一躍脚光を浴びる。

以降は立て続けに人気ドラマに出演し、2019年にtvN人気時代劇ドラマ『アスダル年代記』、SBSドラマ『バガボンド』、2020年にはtvN(Netflix)『マネーゲーム』、Netflixオリジナルシリーズ『保健教師アン・ウニョン』ではマッケンジー役を務め、世間に存在感をアピールした。

ホ・ソンテ(44歳)

Netflixオリジナルシリーズ『イカゲーム』で人気を得た、俳優のホ・ソンテ

Netflixオリジナルシリーズ『イカゲーム』で人気を得た、俳優のホ・ソンテ(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

2021年、世界的に大ヒットしたNetflixオリジナルシリーズ『イカゲーム』でドクス役を演じ、その名を広めたホ・ソンテ。

2012年にデビュー後、無名時代に数々の作品の端役を演じ、時間をかけてコツコツと実力を積んできた。

いつも最善を尽くして演技するホ・ソンテの努力が実を結び、今や数多くのラブコールを受けるスター俳優となった。

2022年現在は、カン・ハヌル主演のJTBCドラマ『インサイダー』、KBS2ドラマ『赤い丹心』に出演、この後も数本の映画公開が控えている。

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チョンウ(41歳)

tvNドラマ『応答せよ1994』での演技が大好評だった俳優チョンウ

tvNドラマ『応答せよ1994』での演技が大好評だった俳優チョンウ(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

2001年の映画『7人の夜明け』の端役でデビュー。

デビュー以降、数多くの作品の端役を演じるが、MBCドラマ『悲しき恋歌(2005)』、KBSドラマ『BADLOVE~愛に溺れて~(2007)』、MBCドラマ『シンデレラマン(2009)』など、クォン・サンウ主演作品に続けて出演し、存在感をアピール。

ついに2013年、日本でも有名な”応答せよシリーズ”のtvNドラマ『応答せよ1994』で男性主人公を演じ、ブレイクを果たす。

劇中では、”スレギ”(韓国語でゴミの意味)というニックネームながらも、成績優秀な天才医学生を演じ、視聴者にときめきと楽しさを与え、愛されるキャラクターを誕生させた。

2022年3月に韓国で公開された映画『熱い血』では主演を務めている。

(構成:酒井知亜)




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